森の幼稚園

イースター休暇、幼稚園・小学校の新学期、娘の誕生会、息子の日本語補習校スタート、そして仕事でのあれこれなどで、バタバタが続き、気づいたらもう新緑の季節です。ブログの更新が、またまた滞ってしまいました。。。

イースター休暇で、義父母の住むハノーファー郊外に滞在中、前から興味を持っていた「森の幼稚園」を、家族で森のお散歩がてら、訪ねてきました。

木漏れ日が気持ちよく、若々しい草木の香りを楽しみ、森林浴をしながら歩いていくと、左手に森の幼稚園が、見えて来ました↓
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この日は日曜日で幼稚園は閉まっていて、辺りは静かでしたが、近くでは女の子2人が、高い木に吊るされたブランコで遊んでいます。
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幼稚園正面。緑色の木文字看板で、幼稚園の名前が「DEISTER ZWERG/ダイスターの小人(こびと)」とあります。
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ダイスターとは、この辺りを囲んでる山の名前で、オーガニックコスメブランドの「ラヴェーラ」の本社も、このダイスター山のふもとにあり、「美味しい空気と自然環境が、コスメの製造に最適!」とPRされているほど、確かに空気は澄んでいて、景色も美しくのどかな土地です。
幼稚園左側側面↓写真左側の、昔の電話ボックスのようなものは、トイレです。
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反対側には、雨水を溜めるタンク↓
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ガラス越しに教室を覗いてみると・・・。こじんまりと小さい部屋に小さい机と椅子が並び、テーブルは、イースターのデコレーションがされていました↓
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部屋もとても小さいし、きっと8~10人位のかなりの小規模な幼稚園なのだろうな・・・と思ったのですが、掲示板のところに貼ってある子供たちの写真や様子を見ると、最低15人くらいの子どもたちはいそうな感じです↓
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食堂&様々なアクティビティーのための、野外教室。椅子は丸太↓
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調理場(キッチン)↓「これ、一体何~?」と、都会&モンテッソーリ学校の息子は???顔。
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晴れの日も雨の日も、春の日も、夏の日も、秋の日も、冬の日も、毎日森の中に通ってくる子供たちは、取り囲まれている木々や空、鳥、小動物たちの活動や変化、自然のリズムを、敏感に、5感と全身で感じ取り、そして感性を研ぎ澄ましていくことでしょう。是非を問う議論はもちろんありますが、毎日、鉄筋・石造りの室内幼稚園に通っている子どもたちと、感性やその後の人間形成・世界観に大きな違いが出てくることは、まず確かだと思います。

シュタイナーや、モンテッソーリもそうですが、この「森の幼稚園」も、ドイツでは、いわゆる「オルタナティブ系の教育メソッド・施設」という理解がされていますが、全く普通の人と考えが違ったり、変わり者の家庭の子どもたちだけ・・・ということはありません。現に聞いてみると、この森の幼稚園にも、家がこの山から近い、ごく普通の家庭の子達が通っているとのこと。掲示板などの写真を見ても分かるように、ドイツの他の幼稚園もですが、親たちが、かなりアクティブに、幼稚園の活動内容や運営にかかわっている印象でした。

場所も、山の中にあるといっても、辺鄙なところに、孤立している・・・というわけではなく、、、、、

幼稚園正面から、まっすぐなだらかな斜面を150m位、下りていくと、賑やかなドイツ料理レストランと沢山の車を発見。「おなか空いたー」と、駆けつける子どもたち↓
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年配の方が目立っていましたが・・・。近隣の人や、ハノーファーや他の都市からも、森の散策やリラックスに来ている訪問客で、ちょっとした観光地のような感じでした。緑と初夏の太陽の光に包まれて飲むドイツビールは、とっても美味しい♪のです。
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by mikiogatawestberg | 2009-04-30 07:51 | 教育・Edu・Erziehung
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