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ラディカル・コンセプチュアル

フランクフルトモダン美術館の、ラディカル・コンセプチュアル(Radical Conceputural)展に行ってきました。
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アンディー・ウォーホールやヨゼフ・ボーイスなどをはじめ、世界的に有名なアーティストだけでなく、ドイツ生まれでアートの中心のベルリンやケルンで活躍している現役のアーティスト作品を集めていたのが、とても新鮮で面白かったです。ラディカルなモダンアートであっても、やはりドイツに住んでいるドイツ人のアートって、ドイツっぽいのです。例えば、木材やブリキなどの素材が素材自体の良さを失わずに取り入れられていたり、ドイツ語の言葉遊びをアートに取り入れていたりと、在独10年の私は、アーティスト名を見なくても、そしてそのアーティストを知らなくても、「この人はドイツ人ね!」と、大抵当てられます。・・・・・ですが、ドイツ人アーティストということを当てることが出来ても、男性か女性かを当てるのが、今回以外にも難しかったのです!すごいドイツ人男性的なテイストだなあ」と思ってみると、ドイツ人女性だったり、その逆も然り。ラディカル・コンセプチュアルという、アートのカテゴリー自体が、男性的、女性的というくくりを、あまり打ち出さないものなのかもしれません。

愛知県出身で、現在NY在住の、On Kawaraさんの、日付アートもありました。彼の作品は、同美術館でも常時展示になっています。
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美術館へ行く道、街の中心ど真ん中にある公園で、野生のキュートなうさぎちゃんたちを発見して、思わずワンショット。猛暑の夏の午後ですが、元気そうでした。
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帰りは、夕暮れのマイン川沿いをお散歩。この後、またまた大雨・嵐・雷が数十分続きました。今日はそのせいか、少し連日の暑さが和らぎ、過ごしやすい一日になりそうです。

もうすぐ日本も梅雨明けだそうですね。皆様も夏ばてしないよう、体力つけて、夏を乗り切れますように♪
by mikiogatawestberg | 2010-07-15 18:28 | 芸術・Art・Kunst
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