最も影響力のあるドイツ人100人

ドイツの雑誌FOCUSで、「最も影響力のあるドイツ人100人」を取り上げる特集記事がありました。(以下、同雑誌ページより抜粋)
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色々な業界ごとに10数人ずつをノミネートして、全部の合計で100人を出しているのですが、ドイツ人らしく、トップバッター業界は、「Denker(考える人)」というカテゴリーで、現在92歳の元政治家ヘルムート・シュミットや、現ローマ教皇、「Politiker(政治家)」では、メルケルさん等など。

・・・でも、カジュアルな文化やスポーツ、芸能などの方が、やっぱり興味を惹かれます。ドイツ人って、世界的にはもちろん、国内であっても、エンターテイメント業界が地味なので(笑)、意識して自分でアップデートしたりしていないと、一体誰が流行っているのか?も分からなかったり、その外見と名前、流暢な英語から、イギリス人やアメリカ人だと思い込んでいた世界的な有名人が、実はドイツ人だったりと、へえ~と思うことも多いのです。

以下、100人のうちから、私が気になった“最も影響力のあるドイツ人”を幾人かご紹介します。

トップバッターは、ドイツのイケメン新人映画スターの、アレクサンダー・フェーリング。ドイツの男優は、世界基準のハンサムとは路線の異なる個性派が多い中、彼は、グローバルに受けそうな正統派として、今、ヨーロッパで注目を集めているそう。確かにかっこいい。
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もう、HugoBossの時代は終わり?!ジルサンダーぐらいしか、女性用のシックなブランドがなく、ファッション・モードとは程遠いイメージのドイツですが、男性のファッションブランドは、割と素敵なブランドが多いのです。このまだ20代のDamirDoma氏も、NYデビューしていて、男性のトップおしゃれ層では、Damirのレザージャケット、タンクトップ、スカーフが、定番・・・となっている人も増えてるとのこと。今後注目株です。
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個人的にとっても気になった彼女。今、ドイツトップの広告代理店の経営者で、彼女が戦略とプランをほぼ担当。顧客は、メルセデスベンツなどの、大手一流企業がずらり。
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こちらも↓
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最近私が気になるドイツ語「Machtpaar(e)」。訳すると、「パワーカップル」といって、どちらも社会的影響力が強い同士で、カップルでいることによって、ますますパワフル化しているカップルのこと。代表的な例として、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの、ブランジェリーナという言葉に集約されたイメージに近いです。

私の憧れ♪・・・ドイツのZDF放送(日本のNHKに相当)スターTVキャスターのMaybrit Illnerさんと、ドイツテレコム(日本のNTTに相当)の経営者Rene Obermann氏のスーパーカップル。実は、Obermann氏は、Illnerさんと一緒になるため、奥さん(子供も)と離婚したという、略奪愛だったので、結構スキャンダルでした・・・。
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去年のWM杯で、日本でも有名になった、トルコ系ファミリー出身のサッカープレーヤー・エジル。婚約したドイツ人の女性は、イスラム教に改宗しました。
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エジルと同年代でも、私的にもっと注目してるのが、F1の新星・Sebastian Vettel。この若さで、既にすごい成績を修めていて、ミヒャエル・シューマッハーの後釜候補です。
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日本のプロゴルファー、石川遼君みたいな存在で、「若い世代のお手本」と云われているのは、実力以上に、彼の人間性。F1レーサーという純粋な勝ち負けの勝負の世界にいながら、自らの目的を、人や社会の共感を呼ぶ形で実現している・・・という優しい人間性と新しい形としてのヒーロー性が、彼を特別な存在にしています。ドイツ社会は、基本的に、スポーツでも、会社でも、大学でも、、、どこでも、Ellbogenmentalitaet(肘・メンタリティー)といって、競争が激しいところには、汚い手を使ってものし上がったり、いじめ(Mobbing)などがはびこっていたり、いばらの様なのです。これは私自身も身を持って経験しているので、日本の比でないことは確か、そしてアングロサクソン系の競争社会とも異なる陰湿さがあって、ドイツのとても嫌なところなのですが・・・これが、変ってきているのです!!!感動♪

実際、ドイツ人だって、それで孤独になり、苦しんでいる人も多く、何より、Ellbogenmentalitaetは、個人主義という強い言葉に隠されてはいますが、チームとしての生産力が発揮できない・・・という致命的な欠点を抱えているので、本当に競争の厳しい、ドイツを越えたグローバル市場では、大きな痛手になる・・・そんな背景から、未来のドイツ世代には、共感や、チームプレーの発想が必須となってきていて、社会も、一部の意識の高い層も、それを察知し始めている。・・・そこに、このSebastianのような、その新しい理想の形を体現するようなヒーローが出てきたら、ジャストタイミング。大スターになることは間違いなしです。人々の潜在意識を、目に見える意識として現す存在となるわけです。・・・彼はいつも、「両親から、Putzfrau(掃除婦)であっても、Prominenter(セレブ)であっても、同じリスペクトを持って、人生を進むように」と育てられたと、語っています。「職業に貴賎なし」・・・日本人の私たちにとっては、ストンと来ますが、家族、学歴、職業の差別、階級がはっきりしているドイツ社会では、これは、とっても新しい、オープンな概念なのです。何せ、小学校で、子供たちは自分で教室を掃除することはなく(掃除係、掃除の時間というものが一切ありません!)、幼稚園から大学まで、掃除婦が掃除をする国なのです。
長くなりましたが、、、こちら↓Joachim Loewe(ドイツサッカーナショナルチームのトレーナー)も、50歳ですが、その新しいドイツ人のリーダー像。トレーナーとしての実力以上に、人の気持ちやモチベーションのつぼが分かる、ハイレベルなEQ(Emotional Intelligence)を持ち、人間的魅力に優れた逸材。ファッションセンスも素敵だし、セクシー。私も大ファン♪
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最後に、音楽家のHans Zimmer。この人、人気ハリウッドの映画の殆どの音楽を担当していて、今までオスカーノミネート回数は7回。ずっとアメリカ人だと思い込んでいた、隠れドイツ人の一人です。なんとフランクフルトの出身だということも今回分かりました。右上は、ドイツ人女性が一番セクシーだと思う男性のナンバーワンに選ばれた、歌手のHerbert Groenemeyer。ドイツ語の本当に素敵なラブソングを歌う実力派で、もう一人のドイツの人気歌手Zavier Naidooも、彼を目標にしている・・・という存在。詩の内容も、声も、人間性も本当に素敵。私が、ドイツ語を、本格的に魅力的だと初めて感じたのは、彼ら2人のドイツ語の歌に出会ってからなので、特別な感があります。
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by mikiogatawestberg | 2011-01-24 22:54 | ドイツ的価値観・German Value
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