上杉隆氏・フランクフルト講演会、YouTube動画遂にアップ!
4月に開催された、上杉隆氏のドイツ巡回公演ツアーのフランクフルト講演会のビデオが、遂にYouTube動画にアップされました!講演会にいらっしゃれなかった方、もちろん、講演会を是非視聴してみたいと思っていた方々、ぜひぜひご覧下さい!そして、ドイツ、日本、世界中に住んでいるご家族やご友人・知人に、どんどんリンクを転送してくださいね!
下記、前半が主に上杉氏の講演、後半は参加者との質疑応答という感じで分かれています。全体で2時間強ですが、ぜひお時間と体力、気力の余地のある時にご視聴下さい。 上杉隆フランクフルト講演(2012/04/15)【1時間15分26秒】 上杉隆フランクフルト講演(質疑応答)2012/4/15【1時間07分45秒】 日々、川の流れの中で、時々流れに自然に身を任せながら、時々急流に反発しながら、時々川底の動植物をじっと観察しながら・・・ 食事をつくったり、洗濯をしたりの日常生活、仕事、夢(白昼夢+夜みる夢+未来への夢)、過去への回想、読書(フィクション+ノンフィクション:今はちょうど桐野夏生さんという作家さんの作品を多く読んでいます)、ツイッター、友人、知人、仕事関係の人々とのリアルなコミュニケーション、子供たちと一緒に勉強したり、遊んだり、1人でジョギングしたり、お風呂の中で瞑想したり ・・・生活と人間関係、人生そのものの全方向から、一斉にほとばしるような思いと想い、現れては消えていく一瞬のひらめき、何百何千もの考えで、氾濫が起こりそうになりながら、「どうしよう・・・」と不安になり、どうにか抑えて一晩寝ると、次の日は、同じ川が、今度はあと数センチで干からびそうになっている完全水不足の川になっていて、「大変だ!」と思っていると、また水量がちょうど良い感じに落ち着いていて、穏やかな流れとなっていて、その脳に浮かぶ光景に、心身を癒されたり・・・・・ 3.11以降、以前に比べて更に顕著にはなりましたが、「死ぬまでこの繰り返し」が人生なんだなあと、川の中で前に進むこと、時々外側から眺めてみることを、せいぜい目一杯楽しもう!---訳分かりませんが、最近はそんな感じです。 子供も私も大ファン、大尊敬、やなせたかしさんの、6月のごあいさつ。正義の味方、あんぱんまんもビックリな、大変な世界となってしまいました。。。 息子と一緒に日本語(国語)の勉強をしていると、今日の教材内容のテーマは、「戦争(第2次世界大戦)」。 「空しゅうけいほう」「ぼうくうごう」などの言葉の意味を説明するのですが、地面に穴を掘って、そこに隠れて、自分の身を守った・・・というイメージが、「戦争」という言葉は理解していても、やはり子供たちには想像が出来ないようです。そろそろ、年齢的にも戦争関連のお話や映画をみせても良い頃かなあと、その方法、説明の仕方を考えています。子供たちにどうやって人間の戦争について説明するのか・・・。そして私たちは、人間と人間が直接戦う戦争だけでなく、見えない敵「放射能」との戦争、共存についても、これから先、ずっと考え、伝え、学び、教育していかなくてはならない十字架を負ったのです。 これに対して、100%自信の持てる回答を持っている大人はいないのではないでしょうか?4号機が日本だけでなく世界にもたらしうる壊滅的な可能性、誰も分からない海洋汚染とそれがもたらす食物連鎖・生命存在への影響、もちろん放射能の人間の健康や命に与える影響・・・etc。自分は「100%自信がある」と言い切れる大人は、「原発の安全性に全責任を負う」と宣言した野田首相同様、逆に「責任を全く負うつもりはない」無責任の露呈をしていることになります。物理学を修めたメルケル首相は、原発は人類の手に余る技術で、責任を負うことが不可能だからと認め「責任を放棄」し、脱原発、となったのです。責任を取る、責任を取らない・・・これも一体何なのでしょうね。言葉は言霊ともいわれ、大きな力を持つ可能性がある分、私たちは美しく響く言葉の「詭弁性」、それを上手に操ることには才能を持っている権力者たちの放つ言葉には本当に注意しなくてはなりません。面倒くさい時代です。でも同時に、こんなに物事や言葉や命の根本に近づいて、真剣に考えて生きること、それこそ、表面的な経済成長や平和が続いた長い時間眠っていた、人間の持つ本来の力を呼び起こす、良いチャンスだともいえると思います。向き合うか、逃げるか、無視するか、、、、、人間が大きく2極化されてもいくでしょう。 話が逸れていきましたが、子供たちとはこの夏「火垂の墓」と「風の谷のナウシカ」を一緒に観たいなあと思っています。 風の谷のナウシカは、私が生まれて初めて観た本格映画で、小学生の時、近所の公民館で観た時の衝撃を今でも忘れません。内容は難しすぎてよく分からないのに、全ての場面に心が惹き付けられ、そして心に焼き付けられた経験。その後何十回と繰り返し観て、つい最近もまた観ましたが(日本でもTV放映されましたよね!)、3.11以降、この映画の理解がぐんと深まってしまったという皮肉を味わっているのは、私だけではない筈です。日本は「風の谷のナウシカ」の世界になってしまったのです。改めて宮崎駿監督の予知力を含めた人間、アーチストとしての総合力に感嘆、畏敬の念を感じます。おぞましい大人も沢山いますが、こんな世界トップの天才も生み出す国が、日本なのですね。 長くなりましたが、今日の最後のトピック。お勧めの雑誌です。上杉隆氏の著書、番組、また上記のフランクフルト講演を観て頂いた方はもうお分かりと思いますが、今の日本の大きな問題の1つは(一番大きいといっても良いかもしれない)、「メディアの隠蔽体質とシステム」なのです。大きなメディアは大抵原子力村の傘下ですが、それでも、気骨ある小・中堅メディアも存在しています。これらをしっかり見つけて、読んで、買って応援していくこと、これらも立派な脱原発活動で、政治的なことです。新聞では、東京新聞、雑誌では今、180万部を誇る通販生活が、大注目され始めています。ウェブサイトのコンテンツだけでも、御用学者の代表格・山下俊一氏と福島のお母さん達の緊急座談会の記事が載っていたり、チェルノブイリで、長年実際に現地で医療支援に携わってきて、内部被爆の恐ろしさについて警鐘を鳴らし続けている菅谷昭氏の講演録、ドイツ平和村の活動など、切り口や内容も素晴らしい充実ぶりです。 皆さん、是非、早速チェックしてみてください。まだ希望はある!!!
by mikiogatawestberg
| 2012-06-12 17:26
| 脱原発・No Nukes
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