"Integration(統合)"でなく“Inclusion(包括)”

金融問題、原発問題、移民問題、障害者問題、女性・子供問題、いじめ問題・・・世界が抱える問題は、グローバル化がスピードアップするにつれ、同じスピードで類似・共通化が進行しています。ゆえに、オキュパイデモ、脱原発デモなどが、世界規模で同時に起こり、共感を呼び、ますます大きな力になってきているという動きがあります。

これらの1人の人間から、地域・社会、国を越え、世界規模で共通する問題のソルーションを考え、新しい仕組みをつくっていく上でのキーワードとして、従来型のIntegration(統合)という考えではなく、Inclusion(包括:ドイツ語綴りではExclusion)という考え方が、今ドイツで注目されてきています。

言葉だけでは違いが良く分からない場合は、この図を見ると、Exclusion(排他)の意味も含めて、シンプルに理解が出来ると思います。
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そして、Inclusion(包括)とは・・・
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~Gemeinsam nicht abwaschen  Alle Menschen sollen gleichberechtigt am Leben teilnehmen-mit oder ohne Behinderung.Damit gemeinsam Wohnen selbstaendlich wird~
~いっしょくた【一緒くた】に混ぜ洗うことでなく、全ての人間が平等に、生活(人生)に参加できること。それは、障害を持つ場合も、持たない場合も同じ。それによって、一緒に生活(人生)をすることが、当然(自然)となる~

・・・直訳で限界のある、深みのある文章です。

サラダボールやメルティングポットを例に出すアメリカ人と違い(アメリカ風との違いを出すために、あえて意識的にドイツ風にしたのかもしれないけれど・・・)、洗濯好き(キレイ好き)なドイツ人らしく、“混ぜ洗い(=洗濯)”を悪者イメージに持っていっているところも、面白いです。*色々な素材や色のものを混ぜて洗濯機にぶちこむことを、多くのドイツ人が嫌います。ドイツ歴の浅い日本人主婦は、やってしまいがちなのですが、もし色移りや、色あせ、縮みや伸びなどが生じてしまった(のがばれた)時の、ドイツ人パートナーからの怒りは、途方も無いです、苦笑*

このポスター、今街中に出ていますが、ドイツ・ボンが本拠地のAktion Mensch団体からのものです。
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by mikiogatawestberg | 2012-09-03 21:28 | ドイツ的価値観・German Value
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