続いて女の子たちは、Voltigieren(ボルティジーレン:「ボルティ」と略することもある)で、2度連続優勝という快挙を遂げました!
トーナメント開始時間の最低2時間前には会場に集合し、まずは髪とレオタードを調えるところからスタート。
専属のトレーナーが髪をしっかり結わってくれること。髪をタッチし、丁寧に梳かし、美しく形をつくること。髪はボディタッチ以上にパーソナルな領域でもあります。・・・一人ひとり結構時間も要するのですが、こういうこともトレーナーとの親密さを深め、チームが団結し、トーナメントに向けての心意気もだんだんと高まっていくのです。
ブルネット(茶・黒・ダークヘア)の子は黒いピン、ブロンドの子は金色のピンで留めます。
第一週目のトーナメントの様子。
第二週目のトーナメントも、別の会場で第一週目と同内容を披露しました。
今年は、可能性のある子供たちを集めたタレントグループに入り、集中トレーニングで地道な練習を積重ねてきた結果です。2人をはじめ、グループの女の子たちは、皆堂々と落ち着いて素晴らしい演技をし、親たちは感動でした。
「緊張や不安に負けない、内側から出てくる自然な自信や自己信頼、そして結果というのは、常に自分を信じ続けての努力の積重ねから生まれる」
・・・という人生のポジティブスパイラル、法則を、まだ10代にもなっていない子供たちが学ぶということは、その後の人生にとっても大事なことだなあと実感しました。どんなスポーツや競技や音楽・・・内容は何でも良いけれど、エッセンスを汲み取って、自分の血肉にしていく・・・子供時代の教育は、シンプルにそれが見に付きさえすれば十分なのではないか?とも思います。