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オランダ産・ワイルドトマト

オーガニックスーパーの野菜売り場で、ず~っと前から気になっていたカラフルなワイルド・トマトが、何と本日トライアル・キャンペーンで、お買い得価格!!!

うちは子供も多いので、トマトの消費量も多いし、カラフルで、かたちも色々なバリエーションに富むワイルド・トマトに、ずっとトライしてみたいな~と思っていたものの、お値段が普通のオーガニックトマトよりも更に高くて、中々最後の一歩を踏み出せないでいたのでした。

待っててよかった~!今日は、ためらわずに買い物籠に、ポン。
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パッケージには、WILD WONDERS(ワイルド ワンダーズ)、THE ORIGINAL TASTE OF NATURE(自然のオリジナルな味)と英語記載。ううん、ドイツ産じゃない??!!

オランダ産でした!よく見ると、Wilde Tomaten(ドイツ語)、Hierloom Tomatoe(オランダ語)でもワイルドトマトと小さく書いてあります。ドイツ語もオランダ語も、元は英語と同系統の言語で、特にドイツ語とオランダ語は似ていると言われているのですが、まあ、やはりなんとなく綴りも似ている(?)でしょうか???(余談ですが、昔主人に、私の話すドイツ語はオランダ語訛りっぽいと言われたことがあります。・・・今はそうではなく、“美樹のドイツ語”と言われるようになってしまい、一体上達したのか?悪化したのか、クエスチョン?ですが・・・)

・・・そんなことは、どうでも良いとして、パッケージを開けてみると、本当に元気一杯な、カラフルトマトたち!
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お店ではいつも、もっと細長かったり、異様に大きかったり、ハロウィンのかぼちゃ並みにバラエティー豊かなワイルドトマトを目にしていたのですが、今日購入したものは、意識されてパッキングされたのか、粒ぞろいな感じです。

また、オランダなので、ドイツで中心のデメター認証でなく、Nature&More Foundationという、オランダのオーガニックの独立団体のコードが付いていました。この団体は2004年から独立したということですが、それ以前にも、いくつものCSRや環境関連の賞を受賞していて、現在はヨーロッパを中心に、世界のオーガニックフード市場でも急成長しているとのことです。

製品の名前も、団体の正式名称もどちらも英語、HPも英語のフルバージョン完備、、、というように、オランダは、オランダ語という母国語があるにもかかわらず、ヨーロッパの中で、英語が母国語・公用語並みの扱いになっているユニークな国。TOEFLやTOEICなどのスコアも、ヨーロッパでは群を抜いているとか。今まで私が出会った中でも、本当にオランダ人は皆、英語が上手です。彼ら曰く、「小さい国だから、沢山の言語を取得しないと、生き残れないんだよ・・・」

確かに、ルクセンブルグ、ベルギー、スイスなんかの豊かなヨーロッパの小国は、どこも語学に強い!(もちろんスイスなど、民族的な割合などで、必然的に公用語が幾つも・・・という事情もあると思いますが)島国の小国と違って、陸続きのヨーロッパでの小国という存在は、今も昔も、四方八方、ぐるっと360度、「どこから攻めてこられるか分からない・・・」という危機感があるのでしょう。しかもオランダは、将来、水面下の国になってしまう可能性もあり、そうなった際は、移民となって外国へ行かなければならないかもしれない・・・という本能のような感覚も働いているのかもしれません。

実はまだ私、ドイツからこんなに近いというのに、オランダに行ったことがありません。日本は、長崎のハウステンボスに見られるように、実はヨーロッパの数ある国々の中でも、一番初めの方に影響を受けたのがオランダですよね。

食べ物も、このワイルドトマトに限らず、やはり同様にカラフルなパプリカもそうですし、花はチューリップ。オランダ産プロダクトは、なんだか快活で、現代的な洗練という共通イメージ!?・・・ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、世界的な子供服ブランド「cake walk」もオランダ発。このブランドは、カラフルで大胆でありながら、ロマンチックなデザインなのがユニーク。ドイツ人の嗜好にも合い、ドイツでも人気です。また、このブランドのカタログが、いつもとってもキュートなので、パラパラ見ているだけでもとても楽しいのです。(ドイツと違い、モデル選びのセンスも抜群。子供モデルたちの表情や動きが、まるで映像のように活き活きしていて、写真集をめくっているような感じなのです)
cake walkという英語のブランド名から、私は長い間、アメリカブランドだとずっと思い込んでいましたが、、、。でも確かに、スタイルやデザインを良く見てみると、オランダ文化が強く反映されています。また、英語が公用語に近いステータスということだけあり、ワールドワイドに展開するブランドをつくりやすいというのは、有利なことかもしれません。一方、cake walkという英語、実は英語としたら正しくない(?)英語。やっぱりオランダ英語であるところも、ストレートでない面白みがあります。英語ネイティブには思いつかないような発想かもしれません。

・・・・・話がどんどんずれましたが、早速、ワイルドトマトは、今日の夕ご飯に頂きました。時間もなかったし、どんな調理が良いのかよく分からなかったので、サラダにすることもなく、さっと洗って、そのままパクンと頂くことに・・・。
緑のトマトも、黄色のトマトも、オレンジのトマトも、赤色のトマトに負けず、ジューシーで甘酸っぱい、普通の美味しいオーガニックトマトでした!
by mikiogatawestberg | 2008-06-21 02:53 | オーガニック・Organic・Bio
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