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東北地方太平洋沖地震、津波、原発の問題について

東北地方太平洋沖地震で被害を受けた方々、ドイツより、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

自分自身、今回のあまりのショックで、眠れず、ものがのどに通らない日々を過ごしていて、ただただ時間が過ぎてしまい、筆が進まず、多くの方にご心配をお掛けし、勝手だと解釈されても当然だと思います。はっきり言って今も頭が一杯一杯で、いろんなことが次々と巡り、体も疲れていて、整理して落ち着いて、まとめて何か書けるような状態ではなく、また、今回のことを自分で一括してまとめて、ブログで書く自信は今の私にはなく、今後もないと思います。

おそらく私が、自分の立場と状況で書く権利と義務がある部分があるとすると、今、日本で言われている外国人(特にフランス人やドイツ人などヨーロッパの国)の原発問題についての過剰な反応で、不可解で、エゴイスティックで、パニックレベルと思われている方も多いかと思います。

ドイツなど、ヨーロッパの肩を持つ訳ではありませんが、彼らは、チェルノブイリはもちろんですが、原発について元々、日本、他の国と比べて、特に繊細で敏感です。更に、元々の慎重な性格が重なってしまい、これが、日本人にとっては狂気のレベルに見えるかもしれません。特にドイツは、原発に関しては、世界一敏感であるといってもいいかもしれません。
参考:「原発事故報道を検証する--海外と日本ではこれほど違う」
「海外メディアはどう報じているのか?東日本大震災の衝撃」

どこの国でも人でも、それぞれの特有の地理や文化の中で、異なる経験が、何世代も通じて重ねられていく中で、それぞれの人や国のメンタリティーやリアリティー(世界観)が出来上がっていくわけで、特に「原発」というテーマに関しては、日独のリアリティー間には大きな差異があり、中々それらが出会うことが難しいくらい、意識の違いが顕著だと思います。(例えば、典型・伝統ドイツ人的なリアリティーを持ちながら、日本という自然災害の大きな国で、何世代も生きていくことは、実際不可能であり、リアリティーの修正、変化が求められる訳です。せめて、別のリアリティーに対する理解は肝要)でも、リアリティーの違いは究極のところ、国籍が同じでも、性別が同じでも、世代が同じでも、結局は、一人ひとりの人間がそれぞれのリアリティーをぶつけ合って生きている状態であって、逆に、部分的であっても、かけらであっても、合うことの方が稀で、奇跡と言えるのではないか・・・ということに、気付かなくてはならないのかもしれません。

これを“コミュニケーション”を通して、少しずつお互いに耳と心を開いて、相手の立場に立って考えようとしたり、想像力を駆使して、リアリティーを重ね合わせていくように努力していくことは、どんなに「結婚」が、難しいことか?・・・などを考えても、リアリティー間には、元々、果てしない川の存在を考えざるを得ないし、それが特に、災害のような感情を揺すぶられるような非日常的な出来事の中では、普段より更に難しくなって、川が氾濫しそうになってしまう。・・・・・ぶつかったり、激しい衝動と反応で、逆に最初よりもリアリティー間の距離が離れてしまったりと、そんなことも起こりやすく、今回の震災発生以降、私の周りの日独間では、あらゆるところでこれらの現象が今沢山起こっていて、傷ついたり、落ち込んだりも多くなっています。

話が脱線してしまいましたが、元に戻ると、、、地震・災害以降は、ドイツでも連日日本のメディア以上に、テーマとして長く、深く取り上げられていて、特に原発の問題が生じた初期段階は、日本のメディアでは色々探し回っても、殆ど情報が得られなかったのに対して、ドイツでは多くの信頼出来るメディアが、原発について、問題の実情・見通しなどを専門家を集めて、特集番組を組んで集中的に論議していたので、私はここでかなりの情報をドイツのメディアから得ました。もちろん、一国のメディアに限るのは危険だし、妄信するつもりもないので、CNNやBBCも同じくらいの頻度で見比べながらでした。

ドイツでは事実の把握を重視するため、感情的になるのを抑え、コメントも冷静で、悲観的なことを、単刀直入に淡々と語られることも多いですが、これは決して、彼らが遠い国のことだからどうでもいいとか、とにかくドイツ人だけ救われればいいとか、そういうことからそうなのではありません(ちなみに彼らの、時に傷つくくらいのダイレクトさは、自国の問題や、ドイツ人同士でも同様です)。

原発事故の翌日の3月15日に、メルケル首相は、ドイツでちょうど動いていた、「ドイツの原発の稼動年数を2030年半ばまで延長するという計画を、3ヶ月凍結する」という決断に即効踏み切り、元々反核運動が盛んなドイツでは、それ以降、「原子力時代の終わり」という題でシュピーゲル誌で特集が組まれたりと、原発に頼らない国とう目標に向かって、さらに大きく動いています(もちろん、ドイツにとっても、決して言うほど簡単ではない、困難な道のりです)。それは今、福島で起こっていることを、他人事でなく、ドイツ、そして世界のどこでも有り得ることとして、単なる“パニック”でなく“真摯”に受け止めているということです。・・・・・それでも、結局は「自分」たちに関わるところしか、恐怖や共感を感じないじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、人道レベルの援助でも、同時にドイツは、やはり真摯に大きく動いています。

ドイツから日本への航空便を、食料や医薬品などの救援物資に限定し、集中的に輸送していますし、その代わりに商業目的の通商が影響を受けていますが、皆、今は、日本で物資・助けを必要としている方々の援助が最優先と、当然として認識しています。募金・義援金についても然り。どこに募金すればよいか?、何が出来るかなど、仕事の取引先から、学校で一緒のドイツ人など、あらゆる人が、実際に協力したいと思い、また、言葉で言うだけでなく、実際に行動に出ています。私も予定していますが、義援金を集めるチャリティーに、是非足を運びたいと言ってくれているドイツ人も多いですし、日本人の団員がいるわけでもなく、日本と直接の仕事やプライベートでのかかわりがあるわけでもないのに、オーケストラのグループがチャリティーコンサートを開いて、収益を寄付にまわすなど、沢山の動きがあり、今後もどんどん増えていくでしょう。また、地震・津波、現場で苦しみ、闘う方々の姿を映像でみて、沢山のドイツ人が本当に涙を流していて、たくさんの私の友人たちも電話をかけて来てくれて、電話口で嗚咽する友人もいます。そしてその同情で終わるのではなく、実際に、具体的な寄付を申し出てくれたり、もし一時的に避難が必要になった時に、家を開放したい、少しでも役立ちたいと、申し出てきてくれています。今、ちょうどメールを確認しましたが、友人が、日本人のために、励ましの詩を創作したと、添付ファイルが届いていました。。。

一方で、こんなことを書き綴っていても、現場の本当の苦しみに近づけるわけではなく、簡単に割り切れたり、言い切れたりする事柄もひとつもないので、引き裂かれるような気持ちになったり、辛くなっていってしまうので、今日以降、震災、原発については、私はエキスパートではないから、何かを語る権利もないし、逆に混乱を起こしてしまうこともとても不安なので、絶対にこれは私がお伝えする義務がある事項だと判断したもの以外、ブログで意見的なものを言及することは控えようと思います。どうぞ、ご理解頂けたらと思います。

ですが、口を開くのではなく、義援金を可能な限り集めるために全力を尽くすなど、行動をしていきます。仕事では輸送などでご迷惑をお掛けしているお客様も沢山いらっしゃいますが、こちらも責任を持って、対応させて頂きます。

日本でも、日本の経済を落としてしまってはいけないと、最前線で、皆さんは不安の中、毎日仕事に励まれていると思います。私もそのようにして、前を向いて頑張って行きたいと思いますので、葛藤の中、あえて、いつも本当の不安や落ち込みでなく、オーガニックの話題や、日常の話題を書かせていただくこともあると思います。ご理解下さい。
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by mikiogatawestberg | 2011-03-22 21:29 | オピニオン・Opi・Meinung

お姉ちゃんと9ヶ月の歳の差、兄弟姉妹は全部で9人・・・etc

7月の夏休暇、トルコ・アンタルヤでの出来事です。

先日のブログでも書きましたが、ドイツ人やイギリス人など、ここは、海岸沿いの典型的なビーチ&ホテルリゾートなので、1~2週間が平均的な滞在期間ですが、滞在中は、大抵どのカップルもファミリーも、ホテル近くのビーチやホテル内のプールで一日を過ごすので、毎日となりのデッキチェアに座ったり、エレベーターで何度も顔を合わせたり、朝食のビュッフェで、同じパンのところに並んでいたりと・・・大人も、子供も、新しい友達をつくるチャンスが沢山あるのです。毎夜開催のキッズ・ディスコでも、司会のお兄さんは、

「みんな~。ウアラオプ(バケーション、休暇に相当する、ドイツ人の愛するドイツ語のひとつ)で、新しい友達は、沢山出来たかな~?!?!?」

と、声を掛けます。学校や仕事のある日常では、中々まとまった一緒の時間をとることが難しい、慣れ親しんだ家族で過ごすのもステキですが、いつも同じ場所やビーチ、同じ顔ぶれでは、子供は特に退屈してきます。うちの子供たちも、キッズクラブや、プールなどですぐに沢山の友達が出来て、そうすると、子供経由で、両親を紹介しあって、その晩は一緒に夕食をするなどして、交友が広がっていくわけです。

1~2週間の滞在といっても、到着日や出発日は皆、少しずつずれているわけで、そういう意味では、毎日が、一期一会。楽しく一日中遊んで、一緒にご飯を食べて、つかの間の時間で友情を育んで、、、そして、数日後にやってくる別れ&その繰り返し。大人にとっては、それが場合によっては、ロマンチックな出会いなどもあったりして、それが“休暇”というものの特徴でもあると思うのですが、子供たちにとっては、人生においての、出会いと別れをものすごいスピードと回転率で経験する1~2週間と言えると思います。

・・・と、色々書きましたが、本日の本題は、これからです。


今回の休暇で、7歳の息子が仲良くなって、友達になったドイツ人の男の子の話です。

息子より2歳上の9歳のアレックス君(*仮名)は、ドイツから今回家族でトルコに来て、私たちのホテルと同じホテルに滞在していました。ドイツでは地域のサッカーチームに入っていて、サッカーが上手なので、ワールドカップ以来、柔道よりもサッカーに興味が移ってきているうちの息子とすぐ仲良くなり、毎日、サッカーをして一緒に遊んだり、プールでもぐりっこをしたりと、気づけば、朝のビュッフェが終わると、すぐに2人で遊びに行ってしまうという感じでした。そしてお昼になると、ホテル内のランチで合流していたのですが、いつからか、毎日ランチは、いつもアレックス君もうちの家族に入って、一緒に食べる・・・という感じになっていました。

とってもしっかりした優しい男の子で、日本のことにも興味を持って、ランチの時間も、沢山私に聞いてきました。私も、毎日ランチにうちの家族に一人で来ているので、アレックス君のお母さんとお父さんは大丈夫かな?と家族のことを色々聞いてました。・・・なんとなく???とか、話しずらそうなところも感じなかったことはないのですが、この時点では私は、全くなにも気づいていませんでした。

「せっかくだから、一回、ご両親に挨拶させてね」

と、ある日ランチの後、アレックス君のお母さんが座っている、ホテルプールの、デッキチェアに一緒に連れて行ってもらったところ・・・

「アレックスのPflegeeltern(養母)です。こちらが(横の男性を指差して)、私の再婚の夫です」

と、紹介がありました。アレックス君は、1歳の時に養子として引き取られたとのことでした。休暇先で出会った人に、わざわざ最初から「養母」と名乗る必要はあるのかなあ・・・?という疑問は少し残りましたが、ここまでは、そこまで驚きではありませんでした。

そして、この日の晩、アレックス君のご家族と一緒に、夕食後、ホテルのバーでご一緒したのですが、この時に、アレックス君の生い立ちの衝撃的な事実を知ることになったのです。

アレックス君の産みのお母さんは、ドイツ内の新興宗教の幹部で、お父さんは現在若干24歳(アレックス君誕生当事は、なんと15歳)で、やはり同じ団体に属していて、アレックス君は、同宗教の独自の教義によって出来た子供だったということなのです。そして、その産みのお母さんは、アレックス君の他にそれぞれ別の男性との間に、なんと8人もの子供を有しているとのこと。本来であれば、アレックス君もその団体から出ることはとても難しいはずなのですが、このケースの場合、アレックス君の若いお父さんの家族が、「子供をつくることに及ぶ前に、大量のアルコールを息子に飲ませた」と、産みの母である女性を裁判で訴え、その結果、生みの母である女性は逮捕され、現在刑務所にいるので、アレックス君が養子として、引き取られることが可能となったわけです。

今回、アレックス君の育ての母(養母)とも、たくさん話をしましたが、彼女には最初の結婚から、既に2人の成人近い息子がいて、今の夫(アレックス君の養父)との間に、アレックス君と9ヶ月違いの娘1人がいます。この10歳の娘さんももちろんこのバケーションに来ていたのですが、とっても愛らしくて良い子で、すぐにうちの娘たちと仲良しになりました。そして、髪の毛の色も、顔立ちも、なぜだかとっても、アレックス君とそっくりで、本当の兄弟といっても、ほとんど誰もそう疑わないというレベル。

・・・でも、機会ある毎に、育ての母は、

「私は養母であり、アレックスは養子。自分の娘とは、本当に兄弟みたいで、とっても仲良しよ」

と語り、それをいつもアレックス君も聞いているのです。そして、9歳にして、上記の衝撃の事実も、全て隠すところなく、養母から聞いているとのこと。

「アレックスは、自分なりにこの事実をそのまま受け入れて、時間はかかったけれど、確実に前進している」

下手に隠したり、保護しようとしたり、そういうことを一切せず、アレックス君自身にも、自分達家族にも、それ以外の人にも、徹底して事実をいつも語るという、一見冷徹のように見える行為は、でも同時に、驚くほど一貫していて、ぶれるところがない。養母として、責任を持って彼を受け入れ、育てている自信と本当の愛情があるからこそ出来るのだろうと思いました。

現に、アレックス君は、本当にステキな男の子です。サッカーも上手で、学校では勉強もがんばっていて、9ヶ月差のお姉ちゃんとも仲良し、そしてこうして家族で休暇にやってきて、オリエンタルな顔立ちのうちの息子とすぐに打ち解け、私や家族にも心を開いてくれて、話す内容もとっても、しっかりしていて、頭の良さを感じました。他の同年齢の男の子たちとちょっと違うのは、ふっとした拍子に、大人の男性のような表情になるところ。そしてやっぱり、何かを抱えているようなところが、子供らしさとはちょっと違う距離感のような形で出ているところがありますが、ネガティブということでは全然ない。抱えているものは重過ぎて、自分の存在意義について、他の9歳なんかよりも、本当に深く考えたりしなければいけないところは、こちらも切ない気持ちになりますが、養父母の愛情に包まれて、このまま大きく育って大人になった時、甘やかされてずっと育った男の子たちより、ずっと豊かで魅力的な男性になるのではないか・・・と、思ったのでした(+外見も甘いマスクで、とっても有望♪)

甘やかされ典型のうちの息子は(一応、普通のドイツ人とは、見かけが違う・・・日本語が下手、などの普通のドイツ人の男の子が抱えない課題は持っていますが・・・)、最後は、アレックス君のことを、

「うそつきだ~」

と、私と夫に言ってきました。

「お姉ちゃんと9ヶ月差とか、8人も兄弟がいるとか、アレックスは、うそばっかり言ったよ」

と。

「それはね、うそじゃないんだよ・・・」

と、返事をした私たちに、息子は、

「どうして、ママとパパは、うそつきの味方をするの?」

と突っ込み。

うちの息子は、これ以降の話を語るには、まだ年齢も精神発達も十分でないと判断したので、今回、本当のことは語りませんでした。

数日後には、アレックス君家族ともお別れ。メールアドレスを交換し、これからも連絡を取れたらなあ~と思っています。

ドイツの中流家族が殆どの典型的トルコのリゾートですが、「普通の家族」という仮面を剥がすと、色々、出てくる、出てくる、ストーリーの数々。事実は小説より奇なり、です。普通の家族・・なんて、どこにもないのかもしれませんね~。そう見えてる家族ほど、蓋を開けると、とっても複雑だったり。人間は、なぞです。

アレックス君と息子。ビーチボールでも沢山遊びました。
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by mikiogatawestberg | 2010-08-18 00:14 | オピニオン・Opi・Meinung

2009年新年のご挨拶&今年の抱負

明けましておめでとうございます!!!

ドイツでも、 無事年明けを迎えました♪
大晦日は、子供の幼稚園で一緒のドイツ人とトルコ人ご夫妻とその子供たち2人と、うちの家族で、我が家でトルコ料理パーティーを企画。夕方6時からスタートで、テーブルには、大きな丸いトルコパン、豚肉以外のお肉・パプリカなど野菜のグリル等などが並び、お酒と一緒に、美味しくいただきました。この日は、フランス人並みにゆっくり談笑し、年明け0:00には、バルコニーへ出て、シャンペンと花火で新年のお祝い・・・。なんと、6歳を筆頭に、4歳、3歳の子供たち5人とも、全員夜中の2時近くまで起きていられた!というのも初めてで、子供たちが、もう赤ちゃん期を過ぎたのだなあと、トルコ人ママと2人で感慨に浸りました。(この日、カメラが突然行方不明になり、写真が一枚も撮れなかったのが、とても残念です)

さて、私の今年の目標&抱負は、“中庸”です。去年の終わり頃からずっと、目標を考えていたのですが、迷わず今年はこれに決定!

大きく影響を受けた出来事は、まあたくさんありましたが、中でもとても考えさせられたのは、小室哲也氏のスキャンダル、サブプライムローン問題を発端にした米国式金融システムの崩壊でした。

・・・栄枯盛衰。奢れるものは久しからず・・・

私もまだ日本に住んでいた頃の、かつての小室氏の絶頂期、東京の米系銀行で仕事をしていた時に目にしていた、派手で自信満々のインベストメントバンカーが、未だ私の目には焼きついているので、それらの変わり果ててしまった姿というのに、まだショックを受け続けています。

結局、行き過ぎたものは、リバウンドが必ずやって来る。それも針の揺れが大きい程、リバウンドも比例して大きい・・・陽が過ぎると、陰に転じる・・・陰陽の原理って本当なんだなあ、と思います。

でも、“中庸”というのは、「景気が悪いから」を全ての理由にするとか、「変化を恐れて何も行動しない」とか、「平均値に甘んじること」や、「保守に徹底することと」は、似ていて全く非なるものであると思うのです。

基本的には、ポジティブに前に進みながらも、常にバランスを失わず、少しずつでも歩みを進める。その中でたまにネガティブなことを味わいながらも、でも希望を失わず、毎日努力を続ける・・・。

継続は力なり。

を、私は信じます。

ということで、こんなご時勢だからこそ、新しい事に果敢に挑戦。

今年は、仕事では2つ新しい事業を開始します!どんな展開になるか、とても楽しみです♪

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!
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by mikiogatawestberg | 2009-01-02 17:38 | オピニオン・Opi・Meinung

イギリス・行方不明の子供調査にみる、社会経済的格差

今朝CNNを観ていたら、あるニュースが特に心に留まりました。

イギリスでの話なのですが、行方不明になっている子供たちの捜査状況、それに関する人々の関心の、経済・社会的格差の実態を、ある2つのケースを例にとって比較することで、まざまざと浮かび上がらせていました。

取り上げられた1つ目のケースは、つい数週間前に、放課後のスイミングスクールの後、行方不明になり、未だ行方が分からない9歳の女の子のケース。調査費用は5千ドルで、女の子の母親は5人の別々の男性からの7人の子供を持つ、いわば社会的弱者で、行方不明の女の子も、その中の1人の子です。母親は一生懸命、女の子の名前などを描いた、捜査協力を求める手作りのTシャツを合計で24枚つくったり、ビデオカメラを通して公に訴えるのですが、社会の関心は全く払われず、殆どのイギリス国民は女の子の名前が、シャノンちゃんということも、知らないという状況。警察の行方不明子供掲示板では、数週間前のケースなのにも拘らず、既に端の目立たない方に追いやられてしまっています。

一方、もう一つのケースは、既に10ヶ月以上も前に遡る、裕福なイギリス人カップルの娘の行方不明・調査のケース。ポルトガルでバケーション中に姿を消してしまったマディーちゃんという女の子の捜査には、何と5百万ドルの費用がかけられ、メディアも連日報道。女の子の捜査専用のウェブサイトが立ち上げられ、まるで企業のロゴのようなロゴがデザインされ、挙句の果てには、サッカー選手のデイビット・ベッカムまでがTVに現れ、プラカートを持ち「マディーちゃんの捜索に協力を!」と真剣な表情で訴える・・・という状態。

・・・どうしてこのニュースが私の心に留まったかというと、実は、後者の裕福なカップルの娘の捜査のケースが、ドイツまで及んでいたからです。

数ヶ月前、私の息子と娘の通う幼稚園の同じクラスの子供のママから、このマディーちゃんの写真付きのE-mailが突然届いたのです。「この可愛い女の子が、バケーション先のポルトガルで行方不明になっています。何か有力情報を見つけた方は、こちらまで・・・」と。

確かに女の子はとても愛らしい女の子で、同じ子供を持つ親として胸が痛み、全くいたたまれない思いを感じたのですが、同時に、何か違和感を感じたものでした。行方不明になっている子供なんて世の中に数え切れないほどいるのに、しかも、いくら陸続きの大陸ヨーロッパとはいえ、ポルトガルで行方不明になったイギリスの女の子たった1人の捜査が、どうしてこんなにプライベートなレベルで、ドイツにまで及んでいるのだろう・・・?

確かに、幼稚園は独・英のバイリンガル幼稚園で、E-mailを私に送ってきたドイツ人のママは、かつてロンドンに長期滞在していたという背景があります。きっとロンドンに住む友人・知人のつてで入ってきた情報なのかも知れませんが・・・。

世界中がフラットに繫がるようになったという、メールやウェブなどのグローバルな影響力とそのスピードにも、パワーの格差が歴然としているという事実を、見せ付けられた思いでした。

社会的弱者の女の子も、社会的強者の女の子も、どちらの子もまだ見つかっていないようです。・・・これは、子供を持ってみて、自分の子供が、、、と考えると、誰の子供とか全く関係無しに、本当に胸が痛くなります。
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by mikiogatawestberg | 2008-03-10 17:16 | オピニオン・Opi・Meinung

2008年、今年の抱負

新年がはじまり、皆さん色々な希望や目標を立てられていることと思います。私も、やらなければいけないこと、滞っていることなど、既にリストになっていますが、細かいことで挙げていくと、きりがなく、本当にこなせるのか不安になってきてしまうので、まずは大きな抱負から、入りました。

私のドイツ人義母の母親(私の子供たちの曾おばあちゃんにあたります)で、Oma Hennni(ヘンニおばあちゃん)という女性がいました。私が主人と出会った頃は、既に亡くなられていたので、生前の姿を知らないのですが、決して平坦で恵まれた人生ではなかったのにも関わらず、いつも常に行動的で、ユーモアに富む、楽しい女性だったそうです。そんな彼女が、デザイン&ステッチしたタペストリーが、今も義父母の家のキッチンに飾られています。何年も前からそこにあり、いつも目にしていたのですが、今年は、特に私の目を惹きました。私自身の姿勢が、変わったからかもしれません。
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Sich regen bringt Segen」という、ドイツ語。「行動する者には、祝福がある!」という訳。赤字のSが、韻を踏んでいて、リズムとセンスがあります。
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Hannoversche Allgemeine Zeitung(ハノーファー新聞)で、見つけた広告。「毎日、自分のHorizont(限界)更新に挑戦!」
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最後は、今年の難関課題、早起き習慣の実現です!・・・夜型で睡眠不足は、太る原因とドイツで言われていて、去年後半は、私はその通りになってしまいました。朝は、バイオリズムはもちろんですが、脳の働きも夜より断然クリアなので、仕事にとっても良い筈です。
頑張りたいと思います!
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by mikiogatawestberg | 2008-01-03 22:04 | オピニオン・Opi・Meinung