カテゴリ:文化・Culture・Kultur( 68 )

ハロウィン

10月も末日。

早朝から、すっかりハロウィン騒動!学校へ行く前の数分で、即興パフォーマンスをしてもらいました♪
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FIレーサー(?!)のように、マスク(仮面)を外す息子。
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話は全然変わりますが、散歩中、可愛いプラムの木を見つけました。
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by mikiogatawestberg | 2012-10-31 18:15 | 文化・Culture・Kultur

講演会「福島の子供たち-災害は今も続いている」

フランクフルト中央駅から、徒歩7分ほどのDGB-Hausで開催された、中手聖一氏(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク前代表)と、広島修道大学・森島吉美教授による講演会「福島の子供たち-災害は今も続いている」に行って来ました。

週の度真ん中、水曜日の20時~という時間でしたが、沢山の方が集まりました。
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DGB-Haus建物の前。8月ぐらいまでは20時近くになっても、日中のように明るかったのですが、9月も中旬を過ぎ、すっかり日が短くなりました。同じストリート沿いに、日本から多くのご旅行者が滞在する、インターコンチネンタルホテルがあります。

講演会がスタート。中手氏の日本語でのプレぜーテーションを、森島教授が事前にドイツ語に訳したものを、森島教授がドイツ語で15分ほどスピーチし、その後は、日・独語混合で、2時間近く質疑応答という構成で、講演会が進みました。
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内容は全て書ききれませんが、私が一番印象に残ったのは、福島在住で、原発事故で直接被災した中手氏ご自身が、家族を守るために自主退職し、現在北海道に移住されたというお話でした。文字通り、本当はすぐに避難・移住しなければいけないレベルの汚染地に、まだ沢山の方が残され、暮らしており、政府からの援助も何もない中、仕事や家族や色々な葛藤の中で、身動きがとれず、正に孤立してしまっている悲劇。中手氏自身のケースも、解雇された訳ではなく、自主的な退職であるため、失業保険などは一切受けれず、現在は仕事にありつけていない・・・という状態なのだそうです。新しく移住された北海道での明確な見通しや安心が全くないという中でも、勇気を持って大きな決断をされた中手氏は、とても爽やかで、長い目で見て正しいことをした、という根本的な静かな自信を持っているように見えました。

でも現実は、中手氏のように思い切って大きな決断を出来る方ばかりでなく(経済的、精神的、家族・地域的・・・など、その他諸々の事情で)、それらの方々を、どんな形でもサポートしていかなければいけないのではないかと強く感じました。

実際、中手氏が指揮をとっている国際環境NGOグリンピースが今年に設立した「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」の様々な活動では、たとえば、自身は仕事(=一家を支える収入)などのために福島に残らざるを得ず、家族(妻や子供たち)を他の地に移住させている、原発事故のせいでばらばらになってしまった家族への支援などにも力を入れているそうです。集まった義援金中から、一家のお父さんが、定期的に離れている家族に会うために移動するための交通費を援助するなど・・・。他にも様々な細かいサポートがありますが、どの人道的活動でもそうですが、常にお金は足りません。資金面でも、またはボランティアなどでも活動をしたい気持ちのある方は、ぜひ上記HPで「原発事故子ども・被災者支援法市民会議」についてもう少し、勉強していってみてください。

印象に残った、バイバイビブリスのスローガン。イギリス・セラフィールド、チェルノブイリ、福島の他にも、世界で起こった原発事故と起こった年が年代順に書かれています。また、これらはメジャーな大きな事故のみであって、実際はこの他にも、山と事故は起こっている事実がある、ということでした。
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”Stop Nuclear Powerplants! Stop Uranium mining! Atomkraft abschalten vor dem naechsten GAW(原子力発電所をストップ!ウラン採掘をストップ!次に起こる原発事故の前に、原発廃止を!)”

原発のスタートであるウラン採掘は、世界中で行われており、被曝の危険や被害は、既にこのウラン採掘の段階から始まっています。東京での脱原発デモに、オーストラリアでウラン採掘に関わっている原住民のアボリジニが「日本にウランをずっと輸出していて、今回の事故について本当に申し訳なく思っている」と、駆けつけたという話を聞きましたが、アボリジニの方も被害者です。大きな危険を伴う作業に見合う賃金を得ていませんし、ウラン輸出で得た利益は、もちろん彼らに還元されることはありません。・・・・・私の脱原発関係の記事を、今まで読んできてくださった方であれば、これらの莫大な利益が、どこの誰に流れているかは、大体予想がつくかと思います。

・・・・・ということで、ため息の出るような現実ばかりですが、今日も明るく行きたいと思います。
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by mikiogatawestberg | 2012-09-20 20:56 | 文化・Culture・Kultur

金融の反乱、自然の反乱、追いつかない人々の意識

気がつけば、8月も終わりに近づいてきました。ドイツの突発的な猛暑もここ数日大分落ち着いてきて、今度こそ、少しずつ秋に向けて天気が徐々に夏から遠ざかって行きそうです。

毎日、個人が目にしたり、読んだり、聴いたり、聞いたりするメディアは、今の時代、本当に多種多様だと思います。マスメディア以外は読まないし信用しないという人もいれば、専ら頼りにするのはネットだけだという人、外国語が出来る人は、日本語のメディアだけでなく、英語やフランス語や中国語や、他にももっと色々な言語での情報に触れている人もいることでしょう。また、どれもこれももう信用ならない!自分で見たことだけ、聞いたことだけ、あるいは百歩譲っても、信頼している家族、知人や友人から「聞いた」ことしか信用しない、又は反対に、あらゆる意味で身近かな人には逆に思惑が入るので、そういう人の言うことだけは信じない、というパターンもあるかもしれません。

一人を盲目に信じて、その人の考えること、言うこと、やることを全て鵜呑みにするというのは、危険、且つ怠惰であると思いますが、これだけ情報氾濫している世の中で、自分が必要としている正しく、また自分の思考や行動、未来をポジティブに率いてくれるような生産的で有益な情報に出会うには、情報の発信者や表現者自体の人間性、人柄からスタートして見ていくというのは、悪くない方法だと思っています。逆に言えば、人間性の根幹部分にブレがないと、分野は違っていても、今世界中で起こっている様々な現象・出来事を、それぞれが密に関連し、裏では繋がっているものとして見ていく事が出来るような、ホリスティックな視点を与えてくれるからです。イメージでいうと、壊されていない美しい蜘蛛の巣ののような感じです。

先日もご紹介しましたが、私にとってのそんなお1人は、あんぱんまんのやなせたかし氏の8月のごあいさつ
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宮崎駿監督ももちろん敬愛していますが、90歳を超えて、この頭の冴え方と行動力。世界で大成功したジブリ作品と同様、これからもっとどんどん海外に拡がり、愛されるべき、日本のコンテンツだと思います!
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by mikiogatawestberg | 2012-08-27 21:15 | 文化・Culture・Kultur

継承語としての日本語教育

今日から、新カテゴリーをつくった「継承語」、英語ではヘリテージ・ラングエージ(Heritage Language)と呼ばれる概念。「ハーフ」と部類されていた子が、最近は「ダブル」や「ミックス」と呼ばれる傾向になっているのと同様、アメリカ、カナダ生まれの、比較的新しい概念です。

例えば私の子供たちのように、日本人とドイツ人の両親を持ち、ドイツに住み、ドイツの教育システムに入り、ウィークデイはドイツの学校に学ぶ子供たちにとって、「日本語」は「母国語」とは言えないし、かといって「外国語」でもない。「継承語」として学んでいるというのが、一番フィットする・・・ということになります。

またあえて簡単に「継承語」を説明すると、「継承語とは、親から受け継いだ言葉」ということになります。我が家の場合は私から受け継ぐ日本語がそれにあたり、例えば日本人とフランス人の外国人同士の両親を持ち、ドイツに住み、ドイツの学校に通っている子供の場合は、継承語は「日本語」と「フランス語」の両言語、ということになります。

我が子の日本語教育に試行錯誤しながら、最近とても気になり、惹き付けられ、強く共感を覚え始めていた「継承語教育」の第一人者であるアメリカ・ニュージャージー州プリンストン日本語学校理事長のカルダー淑子先生のフランクフルトの講演会に行ってから、ますます「継承語」が気になるようになってきました。これからブログでも、定期的に追っていくテーマにしたいと思っています。ドイツ語日本語のバイリンガル教育だけでなく、他の外国語とのバイリンガル、トライリンガル教育ももちろん、特に国際結婚や多言語環境にない方でも、お子様を将来グローバルに通じる「国際児」に育てたいと考えられている方、その方法を模索されている方には、「継承語教育」から生まれる視点、学習メソッドに、大きなヒントがあります。誕生したばかりの分野ですが、この分野は、確実に今後ぐんぐん発展し、将来的に多言語・多文化に通じ、多視点を持つ子供を育成していくという意味で、最終的には世界の平和を・・・という壮大なプロジェクトにも続いている道だと、私は今の時点で直感しているほど、画期的な分野になると思われます。興味のある方は「母語・継承語・バイリンガル教育(MHB研究会)」のHPもぜひご参照下さい。

継承語教育的視点の例2つ(注:私の独断):
今日の息子との日本語の学習時の出来事。息子が「星」の漢字を忘れてしまった時に、「星は元々どうやってできのるかな?全ては太陽(お“日”さま)から“生”まれたんだよ」と説明し、息子は“星”の漢字を思い出したのです。
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日本語を母国語として学んだ私は、学校で「星」の漢字の成り立ちの意味からは学ばず、漢字の形として「星」というのを、そのまま暗記して覚えた記憶しかありません。日から生まれたから星、というのは日本語を継承語として学ぶ息子と一緒に、母国語とは別の視点で学びなおしている・・・と言えるかもしれません。

もう1つはこれ↓。息子は「赤」という漢字を間違えて書いたのですが・・・・・
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私は敢えて、「この漢字、間違ってるよ」とは言わず、「これは、漢字の赤じゃないけど、他の色かもしれない・・・。どの色だろうね?」と質問を返しました。少し考えた息子は「ムラサキ」と回答。私は「正解よ♪」と言いました。この息子が間違って書いた「赤」という字は、継承語的観点から見ると、「赤」と「青」の中間、つまり「ムラサキ」のような漢字ということができます。厳密にはもちろんこれは、堂々不正解。「ムラサキ」の漢字は、別に「紫」という、「赤」とも「青」とも似つかない漢字が存在している訳です。

でも、ここで大事なのは、考えをもう一歩進めてみること。「赤と青を混ぜると紫になるのに、どうして赤と青を合体させてムラサキっていう漢字ができなかったんだろうね?」という視点を持つことです。一言語話者の視点からすると、単なるバカ?!な間違いで一掃されてしまう、多言語・多元文化話者の視点の発想。実はこんなところに、クリエイティビティーとか、異文化間の理解とか、ひいては上記のような世界平和とか、壮大な理想に近づくヒントが沢山隠されています。イスラム文化を中心にした文化衝突、戦争、金融問題から原発問題まで・・・継承語から広がる国際教育は、そんな一見遠い問題をぐんと身近にしていきます。なので、継承語とは、厳密には、単なる言語学習でなく、世の中はシンプルに白黒に分けることは出来ないよ!という、多視点学習(=国際人養成のための学習)という方が近いかもしれません。

・・繰り返しますが、このテーマは本当に面白く、私も常にリアルタイムで、自分の子供たちと実験しながら発見しているので、これからも長くフォローしていきます。
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by mikiogatawestberg | 2012-06-19 22:27 | 文化・Culture・Kultur

Sumi-e(japanische Tuschemalerei)

前からとても興味のあった、水墨画に、挑戦しました!!

講師は、日本に在住16年、水墨画の故・佐々木鉄心氏から、許状を得て、20年間、ドイツで墨絵を教えている、ドイツ人女性アーティストのシビル・シュナーべル女史。70歳を超えているとは信じがたい若さと才気に溢れています(特に肌艶が素晴らしい!)。日本での経験や、芸術のこと、日独(欧)の芸術、文化、社会、人間、日独女性比較etc...。話は尽きず、時間が経つのを忘れてしまいます。(↓写真中央、紫のバンダナ(後姿)の方が、シュナーベル女史)
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でも、ちゃあんと、筆も動かしましたよ~♪

まずは、竹からスタート。下から、筆を寝かせて上に押して行きながら描くのですが、とっても難しかった!最初は筆の墨と水分量の把握も難しく、何度練習しても中々上手く行きませんでした。

こちらは先生のお手本。
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何度もまずは、苦手パーツを練習。
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忍耐強く繰り返していくうちに、なんとなく、筆を動かす感覚(昔、書道をしていました・・・)が戻ってきて、そして、筆の水分量や墨の割合、描いた時にどうシャドーが出るかなどの予測も、スタートに比べて出来るようになって来ました。

本日一番の、My・作品↓。
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墨絵、とっても楽しかったです!

何が一番良かったかといえば、“パッシブ(受身)”でなく、“アクティブ(能動)”&“ポジティブ”なセラピーのような効果があること。他人やプロなどの手を借りることも時には大事ですが、

「他に頼らず、自分は自分で癒す、浄化する。自己セラピーをして、心身の健康を維持・管理する」

こんな姿勢が、今、「世界中の誰にとっても求められているアプローチ」ではないかと感じました。

日々のストレスや疲れ、怒りやフラストレーションで、ほこりで詰まってしまったような精神が洗われ、浄化されていくような、ホリスティックなすがすがしさ、久しぶりに味わいました♪

これから、ずっと続けていこうかなあとも、今考え中です。
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by mikiogatawestberg | 2012-02-20 20:13 | 文化・Culture・Kultur

JAPAN WEEK2011、初日!

先週にスタート~今週1週間(12日まで)、フランクフルトでのJAPAN WEEK開催中です!!!

土曜日には、初日のイベントに、次女を連れて行ってきました!

このJAPAN WEEKのために、日本各地から沢山の文化関連の個人・団体の方が、今フランクフルトに集まっています。

会場に着くと、ちょうど太鼓のグループの公演の真っ最中でした。すっかり太鼓好きとなった、もともとダンス・肉体派の次女は、空気をとどろかす太鼓のリズムと会場の盛り上がりに、すっかり大興奮でした。
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イベント会場・舞台は、ハオプトバッヘ(Hauptwache)という、フランクフルトの中心の一番人が集まる賑やかな駅前、カオフホーフという大手デパートを背景に、この日、フランクフルト一番の見所!という位置づけの、堂々たる存在感でした。ドイツで一番の人通りの多さといわれるZeilというショッピング通りを歩いている人々も、エキゾチックなビートと雰囲気に惹きこまれる様に、どんどんと人が集まります。
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女性のパワーはドイツでも!地元(フランクフルト)で活動する、パワフルなジャーマンウーマンドラマーたち。
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爽快感一杯の笑顔で、とっても上手でしたよ!日本人のドラマーとは雰囲気や印象も、また一味違いましたが、それもそれで素敵でした(私は基本的に、武道に励む西洋人の姿、バイオリンやピアノなのクラッシック音楽に励むアジア人の姿が、元々好き♪)。黒いユニフォームで揃えているせいか(?)、太鼓を叩いている音楽というより、まるで新しいスポーツのパフォーマンスを披露しているような感じ。ドイツ人特有のストレスやアグレッションが、良い感じで解消されているような・・・(笑)、仕事でもMobbing(いじめ)、Burn Out(燃え尽き症候群)がますます増えている現ドイツ社会、“太鼓セラピーのニーズ”、十分あるかもしれません!?

フランクフルト日本人国際学校の生徒たちと、交流校であるドイツの学校のドイツ人生徒たちのコラボダンスもありました。若者の交流も、いいですね!色々辛いことがあっても、「未来を信じてみたい・・・」とまた思わせてくれるような姿です。子供は社会の宝、ということを気付かせてくれます。
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銀行の立ち並ぶフランクフルト金融街を背景に、堂々盆踊り会場!このイベントのために特別振付されたという「フランクフルト音頭」を披露して頂きました!
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企業様も、もちろん、絶好のアピールのチャンスです。

日清。
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鈴木(SUZUKI)のイベント。バイク好きのドイツ人は、実はとても多いのですが、バイクの世界では、SUZUKI、KAWASAKIを知らないドイツ人は皆無といってよいくらいの、隠れ存在感大!の会社です。
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最後は、味噌ラーメンで締めくくりの、次女♪。日本文化を満喫して、すっかりごきげんでした。
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この日、唯一の心残りは、大阪から直接出店!のたこやきを、食べれなかったこと!大人気で、最初から信じられない長蛇の列!!!他を先に廻って、ちょっと空いてからね・・・と思っていたのですが、一向に列は短くなることはなく・・・、この日はタイムアウトで、結局断念。今週一週間のうちには、もう一回トライしたいと思っています。

それにしても、並んでいたのは殆どがドイツ人だったし、今回の大成功感触で、このままフランクフルト本格出店!もありなのでは!と思いました。ドイツでたこやき専門店、十分勝算あるんじゃないかと思います!
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by mikiogatawestberg | 2011-11-05 03:02 | 文化・Culture・Kultur

erro展

Schirn Kunsthalle Frankfurtのerro Portlait&Landscape展に行ってきました。
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erroは、アイスランド生まれ、パリ在住のアーティスト。シュールリアリズム+ポップアート+ニューリアリズムの中間辺りの位置づけのアーティストで、先日のAlex Katzとも、重なりあっているところが多くあります。

彼のテーマもポートレートと、風景(ランドスケープ)。風景といっても、飛行機、車、動物、食べ物、漫画のキャラクター、人間の欲望など、彼の興味を強く引くテーマ毎に、どれも○○の風景と題し、ビビットなカラー、かたちの連続性を特徴に、独特な作品になっています。
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独特なコラージュ・ポートレートも彼の作品のユニークさです。
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真っ二つのコラージュを使うことで、人間の二面性や矛盾をストレートに皮肉ります。スターリン、毛沢東、チャーチルなど政治的な人物から、チャップリンなどの俳優、リストなどの音楽家、心理学のカールユング、20世紀の世界的な有名人がコラージュポートレートの対象で、作品の趣向からはじまり、登場人物全てが、良い意味でも悪い意味でも“20世紀的”だなあと思いました。

“20世紀”・・・とは、政治でも経済でも芸能でも、まだ影響力を持つ有名人の数が世界的に少なくて、権力や人気が集約されていた、分かりやすくシンプルな時代(=マスメディアの時代)。それに比べると、インターネット、ソーシャルメディア興隆の21世紀は、影響力が大きく分散して、世界的に圧倒的な影響力や人気を持つ人物が減ってきている・・・というより、中くらいの影響力を持つ人物はマッシュルームのように増え(というか、数自体は、昔に比べてぐんと増えたということではないのかもしれないけれど、マスメディアの時代には一生知られるようなことがなかった人が、インターネットの情報化で、簡単に世界の人にリーチ出来るようになった)、その結果、個人が、誰の思想や存在に影響されているのか?というラインがクリアでなくなり、どんどん混沌と複雑化、している状況なのだと思います。個性と融合の繰り返しによって、個人がパワーアップする時代。

・・・あえてそういう時代のカリスマ・・・ということになると、それを「可能」にした、その時代を切り開いたパイオニアの1人である、先日亡くなったアップルのスティーブ・ジョブズ的な存在、ということになるのかもしれません。
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by mikiogatawestberg | 2011-10-12 23:05 | 文化・Culture・Kultur

日本人国際学校の学校祭

雨天との天気予報を裏切る快晴で、気持ちの良い日曜日(温度は急激に下がって、冷え込みは既にここ数日で、冬のような厳しさになってきていますが)、子供たちと、日本人国際学校の学校祭に行ってきました。

日本のお惣菜、お菓子、バザーなど、聞いてはいたものの、予想以上の沢山の人で大盛況!ランチタイムに合わせて行って、お寿司やから揚げ...etcの、懐かし日本食でランチ♪・・・の予定だったのですが、スタートの12時に20分くらい遅れて着いた時には、既に人気の食べ物は完売状態(涙)。ぎりぎりありつけたのが、(ドイツのフランクフルト?)ソーセージ!!・・・と、食べ物的には、ちょっと残念だったのですが、ゲームコーナーなど、子供たちは、日本のお祭りの雰囲気に直に触れることが出来たので、とっても良い経験になりました。

もうすぐ9歳になる息子は、生まれて初めての、ヨーヨー体験に感動♪
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日本人のサッカークラブで一緒で、友達になった同級生の男の子にお祭りで会って、上手な取り方のコツを横で日本語で(!)教えてもらいながら、チャレンジ!一個目は上手に取ることが出来ましたが、2個目でアウトでした。でも、一個取れた時は、とっても満足そうな顔♪
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女の子たちは、浴衣+小物コーナーで、すっかりなでしこ気分♪
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書道コーナーでは、フルネームを美しい書体の漢字で書いてもらいました。
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日本のサッカーチームやご近所さんなど、色々なところで段々と広がっていった日本人の沢山のお友達と、このお祭りで会えたのも、とても嬉しかったようです。

色々な角度からのアプローチや刺激で、日本を身近に感じで、ずっと興味を持ち続け、細くても、長く、膨らませ続けていってくれたらなあと思います。
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by mikiogatawestberg | 2011-10-10 01:49 | 文化・Culture・Kultur

ALEX KATZ Cool Prints

フランクフルトのユダヤ美術館で現在展示中の、ALEX KATZ Cool Prints展に行ってきました。
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ALEX KATZは、1927年のニューヨーク・ブルックリン生まれ。モダン商業アートな作品が主の彼ですが、両親が、ロシアーユダヤ系の移民であったことが、今回伝統的でヒストリー重視のフランクフルトのユダヤ美術館での期間限定展示開催とのつながりのようです。
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KATZは、20世紀前半からのアメリカの典型的なポップ・前衛アートの潮流の中でも、Cool Paintingというメソッドの代表的人物という位置づけということ。作品たちは、彼の2番目の妻(1番目の妻はアーチスト)で、Cancer ResearcherのAdaさんのポートレートが中心で、日本などの禅、東アジアの文化に影響された風景画がたまに・・・という感じでした。
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ペプシやマルボロなど、大企業と組んでアートが大衆文化や商業・経済と融合していく時に興隆したにも関わらず、アンディウォーホールなどの軽さやどぎつさがなく、作品が全体的にとてもエレガントで落ち着きがあるのは、成功した後も、彼が知的な美人の奥さんであるAdaさんを、描き続けたというところにあるのかもしれません。おしゃれでセンスを感じる作品たちで、モダンなオフィス、プライベートなリビング空間に飾っても、素敵そうな作品たちでした。
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by mikiogatawestberg | 2011-10-04 23:25 | 文化・Culture・Kultur

オーガニック・フェダーヴァイサー

フェダーヴァイサー、すっかり凝ってしまって、期間限定なので、今年はもうすぐ飲めなくなってしまうという焦りもあり、遂に2本目に突入しました。

とっても美味だった、オーガニック・フェダーヴァイサー↓
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発酵し続けている状態のため、通常のワインのようにコルクなどで蓋がされていず、軽くシールが貼られている状態で、店頭に並んでいます。
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封印をペロッと剥がして、開封します。なんだか、蝋で封をされた手紙を開ける様な感じ。実にヨーロッパ的です。
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先日夕方、時間がなく、大急ぎでオーガニックスーパーで買い物をした際、このオーガニック・フェダーヴァイサーをレジのところで、横に倒した状態で並べていたら、封の部分から中身が漏れてきてしまっていて(薄いアルミの封でさえも、中身の爆発を避けるために、意識的にかなり緩やかな封になっているとのこと)、レジのおば様に、「フェダーヴァイサーっていうのはね、、、発酵途中だから...etc」と、何にも知らないのね~という顔で、最初からレクチャーされてしまいました。

来年はもう少しスマートに扱えるようになりたいと思います。
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by mikiogatawestberg | 2011-10-02 05:49 | 文化・Culture・Kultur