<   2010年 06月 ( 13 )   > この月の画像一覧

ドイツのロハス会議KarmaKonsum

ドイツでロハスを率いる、フランクフルトベースのグループKarmaKonsum主催のコンフェレンス(会議)に参加してきました。

開催場所は、フランクフルト証券取引所建物内、IHKのコンフェレンス会場。
c0156907_16461551.jpg

年に1回のイベントで、今年は4回目ということですが、毎年ぐんぐん参加者数を増やし、今年は300人弱がドイツ国内から、訪れました。
今年のテーマは↓
c0156907_16483027.jpg

参加者は、フェアトレード、オーガニック、環境ビジネス、起業家など、様々。
朝9時に会議がスタートし、KarmaKonsumの、ノエル氏が挨拶。スポンサーを紹介します。
c0156907_165102.jpg

ヨーロッパ大陸の金融大都市のフランクフルトでは、多くのイベントが巨大バンクのコメルツ銀行やドイツ銀行、保険会社関連ですが、今回は、オーガニックコスメでおなじみのドクターハウシュカをはじめ、規模の小さい環境系の銀行等が主なスポンサーです。

冒頭では、同様にこのイベントをサポートしている、フランクフルトの政治家からも挨拶がありました。

どうして、このロハスの大きなイベントが、環境都市であるフライブルグや、文化や新しい動きの象徴でメトロポリタン都市のベルリンでなく、金融の大都市フランクフルトなのか?

・・・会場の誰もが、疑問に思っていたこと(私も含めて)。

それは、

「もうロハスの運動は、マイノリティーを脱して、本格的にメインストリーム入りしなければならない段階に来ている。資本主義を変えるには、資本主義の象徴、金融の核である「フランクフルト」を変えていかなければならないから、ここで勝負をし、大きな運動につなげていくことが大事である」

と、強調していました。

納得、納得。フランクフルトは、環境系のビジネスのスタートアップが増えていて、また新しい動きに敏感である一方、化学系の企業も多く、そして、誰もが知っているように、金融・経済危機の根本原因をつくった銀行が世界中から集まっているという、矛盾の中にある都市。私自身、10年前にフランクフルトに来た時、銀行でキャリアをスタートし、それから環境系のビジネスを起こしたというキャリアなので、この矛盾は痛いほど、身にしみて分かる。でも、一方でこれからの世界の複雑で答えのない問題を解いていくには、この相反する2つの世界の現実を両方知っておくことも、不可欠。そして新しい形の資本主義へ移行していくときの、痛み、不安、軋轢。そんな、矛盾の中でこそ生まれるクリエイティビティーがあるのです。

・・・最初から、個人的な経験と合わさってしまい、既に感動の波がぐぐっと来そうでしたが、抑えて、周囲を観察。
c0156907_1752743.jpg

いかにもドイツのエコって感じの人もいれば、いまどきのおしゃれ系の若者もいるし、リタイアした年配のエレガントなおじ様もいらっしゃる。・・・でも全体として、とても爽やかなエネルギーで溢れた感じで、これは、普通のドイツの雰囲気というより、LOHAS発祥のカリフォルニアの雰囲気に近い感じです。KarmaKonsumのもう一人の代表者、クリストフ・ハラッチ氏は、正にこの新しいドイツのロハスのイメージキャラのようになっています。
c0156907_1783728.jpg

会社経営者であると共に、ヨガの先生で、ファッショナブルで、Locker(ドイツ語:フランクでリラックス、英語だとeasy goingという意味)というパーソナルブランドを打ち出して、若い層を惹きつけているのです。(私から見ると、偽カリフォルニア?という感じですが・・・苦笑。)おそらく意識的に、そのようにセルフプロデュースしてると思うのですが、そうすることで、「エコ」=「ださいくて、頑な」というイメージを脱して、エコはかっこよくて、最先端、メインストリームというPRになり、ますますこれからこの運動を担っていかなければならない、ドイツの若者を多く取り込むことが出来ます。(この辺りは、日本とも少し似てますよね)
飲み物や、軽食も、全てオーガニックメーカーのスポンサーからの提供で、豪華でした。
c0156907_17132279.jpg

この人を生で見れただけでも、この会議に来た甲斐があったな~と思えたのは、オーストリアのオーガニックハーブメーカーSonnentorのヨハネス・グートマン氏のスピーチ。
c0156907_17145341.jpg

ご覧になっても分かりますが、本当に世界に一人しかいないような強烈な個性。スピーチの題も、「クレイジーパーソンから、サクセスパーソンへ」という、自身についてが題でした。故郷のオーストリアで素晴らしいオーガニックハーブの会社を運営し、世界的に成功している経営者で、見かけはこんな↑ですが、口を開くと、話に一切無駄がなく、声にエネルギーがあり、温かく、とても頭の回転が速い方。かっこいいです。

彼が、起業するきっかけとなったのは、失業中に出会った、オーストリアのおばあちゃん。中世の修道女ヒルデガルドのハーブをはじめ、ハーブや自然に対して深い知識を持ち、何より労働や人間へのエネルギーと愛に溢れた女性。
c0156907_17202611.jpg

Sonnentorのレシピや製品は全て、そんな世代に受け継がれた伝統やストーリーが盛り込まれているところが成功の源になっているのです。その情熱を世間にコミュニケーションすることを可能にしているのが、グートマン氏の才能と力量。このおばあちゃん、80歳を超えているそうですが、依然として現役でSonnentorの成功を裏で支えているそう。

最近は“オーガニックのグローバリゼーション化”といって、次々に従来的企業が、資金力で表面的なオーガニックへ乗り出し、小さな本物のオーガニックカンパニーが危機になるのでは?と心配されていますが、グートマンさんは、「本物は伝わるし、生き残る」と、全身から自信が漲っていました。・・・全力と全霊、愛を注いでうそのない仕事をしているからこその、自信なのでしょう。

Sonnentorは、小さいながら、決して地味に留まることはなく、最近はフラッグショップや、フランチャイズなどのビジネス手法もどんどん採り入れて、ヨーロッパ各地で成功を治めているのです。これからも、ますます栄えていくという、確実な勢いみたいなものを感じました。
c0156907_2124369.jpg

最後にグートマン氏は、今では彼のトレードマークにもなっているという、なんと今年80歳を迎えた皮のズボン姿を披露してくれました。実のお父さまから受け継いだのだそうです。
c0156907_17223079.jpg

キャー、やっぱりクレイジーですね~。これをかっこいいと思ってしまう私もかなりクレージーだと思いますが(笑)、これからもこのまま突き進んで欲しい!と思いました。とにかく彼の強烈な個性に、会場中が、ノックアウトされてしまったような、エネルギッシュなスピーチと存在感でした。

その後は、アカデミック界やジャーナリズム界、政治界、芸能界などからのゲストのスピーチやプレゼンがありましたが、、、はっきりいって、どれもキック力に欠けている感じでした。
c0156907_2117584.jpg

アカデミックの世界は、元々、実践が伴わない理想論になる傾向がありますが、「ロハス」は、テーマがテーマだけに、もっとそれが「当たり前」なつまらない話になってしまい、自分がリスクをとらない分、批評家的な姿勢から脱することが出来ないのです。また芸能界などからの視点は、自分のイメージアップなども兼ねているので、内容の深さと知識に欠けている。・・・人の注意をひきつけたり、プレゼンテーション力はあるので、必要な存在ではあるのですが・・・

やっぱりこう見ていて、私は社会起業家的なビジネスマンが一番好みだな~と、思うのでした。そういう人を、男女問わず魅力的だと思うし、自分も、まだまだだけど、人生の最後まで、実践の人でいたい。

「自らリスクを取り、常に生き残りのため、新しいことに挑戦しながら、社員や地域をはじめ、他の人や社会のために、エネルギーを注ぐ」

・・・常にそうでないと、起業家としてやっていけないので、そのあたりの緊張感と、不安の中でも決断していくという人生への姿勢が、湧き出てくるエネルギーと切れる脳みその秘密なんだと思います。

また、私は知りませんでしたが、ドイツでは有名な音楽グループも登場しました。
c0156907_2143145.jpg

中央↑の男性のTシャツにあるよう、3人で、ドイツはベルリン、ケルン、イスラエルや他の外国の都市で、一日中、街中のストリートに座って瞑想するという、

「タダ、そこにいる。now and here」

という、体験をしたそう。

このコンフェレンスでも、休み時間の合間にビジネスヨガのセッションなどもありましたが、ロハスに、ヨガや瞑想はセットのようなものです。ドイツでは、大企業のトップやマネージャーは、決まってからだがとっても固いとのこと。頭と体は繋がってますからね。・・・そういう意味で、KarmaKonsumのハラッチ氏が、経営者であり、ヨガの先生というプロフィールは、現在の資本主義社会では十分異色なのです。

締めくくりは、起業家のコンテスト。5人のファイナリストで、大賞に選ばれたのは、自分の故郷で、オーダーメイドのオーガニックファッション店を経営する女性でした。全て素材はオーガニックで、製造から消費まで全てドイツ内の地産地消、CO2問題と、賃金、地域の女性雇用と経済の活性化に貢献したところが、受賞のポイントでした。
c0156907_21293368.jpg

プレゼンターの感想、

「街中の大きなグローバルブランドチェーン店で、たった5ユーロや10ユーロのTシャツを買ったときに思うこと。これを自分がお金を出して買っても、これをつくったインドや中国の労働者(時に子供たち)を、喜ばせるどころか、ますます苦しませることになってしまう。そうであれば、全てドイツ内で、例えば産休中でフルで時間が取れず、でも空き時間に、社会と接点を持っていたい、仕事のスキルや情熱を忘れたくない、誰かのために自分の能力を活かしたいと考える、ドイツ人女性の雇用を助ける方が、どんなに、消費者としても、気分が良いか・・・」

尤もです。「何を買うかは、今ではグローバルな政治活動」と言える、大きな例でしょう。

そういう意味では、1円、1セントも無駄使いしたくない、そんな姿勢でいたいです。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-28 17:24 | 環境・CSR

犬猫タクシーサービス

愛猫スタニアの事故があってから、なんだか新しい世界に大突入です。

ビックリしたのは、これ↓
c0156907_2273677.jpg

ペットのタクシーサービス業(Haustier-Fahrservice)

今週もスタニアは、診療所で続けてソフトレーザーの治療を受けることになったのですが、月曜日は夕方子供たち全員が水泳教室で、主人が車で連れて行くので、スタニアを夕方にピックするのが難しいのです。

朝、事情を話すと、同様の問題はよくあるようで、診療所と一緒にコラボして働いているという、ペットのタクシー運転手さんを紹介されました。「この人なら信頼できるわよ」と言われ、夕方6時にスタニアをピックして、家に連れてきてくれるサービス。

・・・・・なんと贅沢な、、、、、私だって、タクシーなんて、滅多な時以外乗らないのに・・・!他にも診療所には、犬猫のTagesmutter(犬猫シッター)など色々なサービスを営んでる人の名刺やパンフレットなどが置いてあり、今まで知らなかった新しい世界に、私はちょっとショックを受け気味でした。。。色々なビジネスがありますね~。

でも、こんなの一生に一度あるかないかだし(ないことを祈る♪)、またタクシーサービスが必要なのも、今日だけで、何より他に方法がないので、このタクシーサービスを頼むことに。。。

夕方仕事を終え、お茶を飲んでいたら、愛想の良いおじちゃんが、無事にスタニアをつれて返って来てくれました。

運賃は、

18ユーロ也。

・・・・・ここのところ、痛い出費続きです。

が、愛猫の命と脚には換えられません!

肝心のスタニアですが、動きたくて、外に行きたくて(ねずみをつかまえて、家の中につれてかえりたくて;汗)たまらないようです。妹のスタニアは、彼女に気を遣うどころか、これみよがしにジャンプしたり、高い塀をつま先で歩いたりと、ちょっといやみな感じ。今、みんなの心配と注意がスタニアに集中してるので、嫉妬気味なのです。

ホメオパシーは、最初に集中的に使用したアルニカは既に終了、Hypericumのみ続行しています。入院していたクリニックで、痛み止めの注射を受けていた片方の前足が腫れてしまって、中が膿んでしまっている可能性があるということで、同時に先週末から、残念ながら、一日おきに抗生物質を投与しています。出来れば抗生物質は出来れば避けたかったのですが、膿をそのままにしておくのも危険なので、クリスティーナとも相談した上、ホメオパシーと平行することで決めました。

スタニアは、動きたい気持ちが先走って、なんと2本の前脚を使って、逆立ちのような感じで歩き始めました。逆立ちみたいな感じで、おしりをぴょこんと宙に上げ、大抵一瞬でまた地面に戻ってきてしまうのですが、数回に一回くらい、逆立ち状態で1メートルくらい歩く時もあり、痛々しいながら、その姿はカンガルーの逆みたいな感じで、かわいらしくもあるのです。・・・ぱっと見ると、何の動物なのかも分からない感じ・・・。

前の2本の脚はムキムキ筋肉系になってくるかもしれません。

心配は、そうやって何とか体を動かして、移動出来ることに慣れてしまい、動かない2本の後脚を諦めてしまわないかということ。もう今の段階で、自ら、後脚を何とか使って前に進んでみよう・・・という感じではなく、前の2本脚に100%頼ってしまっている感じなのです。

この辺りはまた、ドクター・Sと、クリスティーナに相談しようと思っています。

とにかく今日も、元気です。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-22 02:50 | 自然療法・Naturheilkunde

一人っ子

今週火曜日から、長男と長女が、学校のお泊り合宿に出掛けていて、明日帰ってくる予定ですが、3泊4日、次女は一人っ子状態を満喫しています。(今は、猫のスタニアが、生まれたばかりの人間の赤ちゃんくらいに手がかかる状態ではありますが・・・。)

学校へ迎えにいき、バレエのクラスに一緒に行きました。今日のクラスは6人と少なめ。次女は一人ひとりに、

「今日は、レア(姉)は、Klassen Fahrt(合宿)だから、バレエに来ないんだよ~」

とまずは連絡。

全体的にとても技術が上達していて、沢山写真を撮りました。
c0156907_5152952.jpg

c0156907_516465.jpg

c0156907_5162219.jpg

c0156907_5165444.jpg

夕方にはスタニアを診療所にピックアップしに行き・・・

今日も一日中、スタニアを守ってくれたRhodonitの石の浄化も、手伝ってくれました。
c0156907_5181896.jpg

c0156907_5183631.jpg

[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-18 05:18 | 子育て・Erziehung

ソフトレーザー、ホメオパシー、天然石療法&Love

昨日夕方に家に帰ってきたスタニア。

ドクター・Sの意向で、1日3回のソフトレーザー治療を一週間続けることになりました。金銭的な面で心配してくれたドクターは、

「支払いは、君たちの場合、大変だろうから、特別に2日分でOKだよ」

と言ってくれて、大感謝&涙。ソフトレーザー機器はとても高額で、クリスティーネも一台欲しいとずっと思っているけれど、中々手が出ない・・と言っていました。神経細胞を刺激して、回復を早めるのが目的です。

一昨日夕方よりも、一日中の診療所での治療で疲れたのか、すぐにでも眠りたいような様子でした。

心配だったのは、事故があってから数回おしっこはしていたものの、一回もうんちをしていないこと。エックス線で、内臓に損傷がないことはもう確認済みなのですが、膀胱と大腸は別の臓器だし、大腸も、今動かなくなっている足のように、事故の影響を受けて、機能が落ちている可能性がある。

・・・ということでクリスティーネに相談すると、すぐに今投与しているアルニカなどのホメオパシーレメディと、大便を促す効果のあるレメディとの相性を調べてくれて、同時使用が問題ないということが分かったので、夜10時に訪ねてきてくれました。

もう既に夜遅く、次の日は、彼女の現本職である経理としての大きなビジネス会合があるという状態であったのに、クリスティーネが到着する直前に、主人がお腹が空いているだろうと、スタニアに餌さをあげてしまい、彼女の到着後、最低20分は、レメディ投与まで時間を空けなくてはなくなりました。

クリスティーネは同伴してきた愛犬とうちの近所の公園へ20分間お散歩に出かけました。

その後レメディ投与の時も、クリスティーネのホメオパシー全レメディーが入った仕事箱のそばに購入したばかりのipadを置いてしまったり、まだまだ自然療法(ホメオパシー)についての意識がついていっていない主人。クリスティーネは、人間も感覚が慣れるのに、少し時間はかかるからね、と軽く流してくれましたが・・・

無事投与を終え、この夜もスタニアはぐっすり私の横で眠りました。ちなみに、このレメディは一回きりの投与で、効果は約1週間続くのだそうです。

翌朝、すぐのお通じはありませんでしたが、更に便通を促そうと、普段はあまり与えない、水で薄めたミルクも少しあげました。妹のオリビアも近くにやってきて、姉妹でぺろぺろ、懐かしくうれしい姿です♪

今朝のスタニア↓
c0156907_1918838.jpg

c0156907_19183098.jpg

かごから出し、居間の絨毯の上に行くと、いつも出入りしているドアに向かって、前足だけで、動かない後足を引きずりながら、必死に歩こうとし始め、なんと10メートルくらい進むことに成功。ドクター・Sに聞くと、動きたがるのであれば、動かさせてあげるのはいいことだそうです。もうリハビリの段階に入るのでしょうか・・・??ただ、階段から落ちたり、などは気をつけてあげなければなりません。

こんな姿を見ていて、家につれて帰る決断をしていなければ、今頃彼女は、

天国で2日目

だったと考えると、信じられない思いです。
c0156907_19215020.jpg

ちなみに天然石療法も平行してしていますが、窓に挟まったからだ中央に置かれている石↑は、Rhodonit(ロドニート)。
原石はこんな感じ↓
c0156907_19233998.jpg

研磨すると、こうなります↓
c0156907_19241541.jpg

切り傷、虫刺されに効果を発揮する石で、うちの子供たちも、怪我をすると、

「痛いの痛いの飛んでいけ~!」

と言いながら、自分で傷口に当てている大活躍の石。

血行を良くして、筋肉、心臓など循環系を刺激する効果もあるので、今回クリスティーネが、スタニアのために選んでくれたのです。

今日も夕方、スタニアを診療所でピックしてきます。昨日よりもっと元気になっていることを願って。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-17 19:27 | 自然療法・Naturheilkunde

嵐の夜の出来事

ブログにアップするか、しないか、迷っていたのですが・・・。

結果良好、希望の光が見えてきたので、ご報告することにします。

実は、先週半ばから、ごったごた状態になっていたのは、子供のイベントのためだけではありませんでした。

先週木曜夜中から金曜にかけて、フランクフルトは、突然、ものすごい雷と雨の嵐の日があったのです。

一昨年、生まれたばかりの小さい仔猫の時から引き取った、我が家の愛猫2匹(スタニアとオリビア【姉妹】)は、夜は気分や天気によって、夜は家の中にいたり、外に行ったりと基本的には色々。豪雨の日であっても、その時の気分によっては外の軒下に居たがることもあるので、この日も酷い嵐になる前までは、2匹とも外でした。

夜中の3時頃、雷の轟音で目覚めた主人が、外の窓をどんどん叩くスタニアを発見。雷の音と豪雨で興奮していて、すぐに家の中に入りたそうだったので、入れました。

その後、主人はすぐベッドに戻り、再度眠りについたのですが・・・

2時間くらいたった早朝5時頃に、今まで聞いたことのないような異様な泣き声、うなり声とも言える猫の声を聞き・・・・(実は私もこの時、猫のこのうなり声に気づいたのですが、半分以上夢の中状態だったのと、季節が春で恋の季節なので、ちょっと嵐の影響で変になっちゃってるけど、ボーイフレンドが来てるのかなあ・・・なんて、勝手な都合の良いことを考えていたのです・・汗)

猫を飼うことに私よりずっと経験がある主人は、うなり声の異様さで、何かがあったことをすぐに察知し、至急声のする2階のキッチンへ走っていくと・・・

ストリート側の半空きになったキッチン窓に、目が異常に大きくなったスタニアが挟まり、ぐったりしているのを見つけ、すぐにキッチン側から助けようとしたものの、取り出すことが出来ず、パジャマ姿で玄関から出て、ストリート側から、何とかして彼女を取り出したのでした。

はあはあ、ぜーぜー息を吐き、頭を揺らし、今にも痙攣を起こしそうな興奮状態な彼女を見た時、

目の前で、死んでしまう・・・

と、思ったとのこと。

ベットで夢の中だった私は、すぐに大声でたたき起こされ、一連の事情がよく把握できないまま、とにかく、主人がさっと服に着替えるまで、スタニアを見ていて欲しいと、そこで待機。何が起こったか、まだ説明を受けていなかった私は、とにかく、スタニアがこれ以上のパニックを起こさないように、落ち着かせることに集中しました。彼女は動こうとするものの、既にこの時点で、下半身が、固まって動かなくなっている状態になっていたのです。

数分で服に着替えた主人は、すぐに彼女を動物救急病院に運んでいきました。
c0156907_18431933.jpg

フランクフルト市内にあるクリニックで、施設と設備は万全。
c0156907_1844185.jpg

金曜日の早朝5時の出来事で、その後は子供たちを学校に送りに行ったり、既にアポがフィックスしている仕事をしたり、誕生日やイベントの準備など、簡単にキャンセルできないことが沢山だったので、つききりで、安心して任せられるクリニックであったことにまずは胸をなでおろしました。

クリニックでは、痛み止めなどの緊急措置をして様子を見るといった感じで、数時間ごとに電話をかけ、状況を聞くという感じでした。

一命は取り留めたものの、窓に挟まった背中の痛みは取れず、痛み止めを打っても苦しがる時もあり、また、挟んだ場所から下の下半身は、冷たく、全く動かないとの状態。

次の電話で、担当医師は、

「状態から見て、脊髄の神経が損傷された可能性が高く、下半身の細胞が死んでしまっていると思われる。まず治る見込みはない。このまま苦しませるのは猫にとって過酷だから、静かに注射で死なせてあげることを勧める」

・・・と。

私と主人は、愕然。。。

私は動物や猫に関しての知識や経験が殆どないので、この時点で、スタニアの死が、鮮明に脳に浮かび、7月の誕生日まで、まだ2歳にもなっていないのに(人間で言うと14歳)、本当にやるせなく、飼い主として、無責任な自分と主人に憤怒とものすごい後悔の念を感じ始めました・・・

同時に、ふと頭に浮かんだのが、

今年、天然石のセミナーで知り合った、フランクフルトの自然療法の獣医クリスティーネのこと。彼女は、本職は経理なのですが、ホメオパシー・天然石療法をはじめ、自然療法に精通し、仕事と平行しながら獣医養成学校に通い、免許を取得したという、心優しくステキな女性。獣医を本職としないのは、獣医として開業してしまうと、動物を殺さなくてはならない状況を免れないこと、そしてそれは、彼女は、「職業として」であっても、「希望されたこと」であっても、絶対出来ないこと、と、彼女の心が受け付けなかったからだそう。なので現在は、フリーの獣医として、診療所を持たず、口コミだけで、ヘルプが必要な動物と飼い主を訪ねて治療するという活動をしています。

彼女なら、助けてくれるかもしれない・・・

と、最後の望みをかけて、携帯に電話。運よくすぐにつかまり、事情を説明すると、フランクフルト郊外で馬を治療中だった彼女は、その日の夜に、主人と一緒にクリニックのスタニアを訪ねてくれることになったのです。

祈るような気持ちで、子供たちと家に残っていた私。早朝5時の出来事だったので、スタニアに何が起こったかは、「大変な怪我をして、病院にいる。もしかしたら、死んでしまうかもしれない」とだけ、口伝に聞かされているだけの子供たちは、単にスタニアが家にいなくて、「死」の本当の意味も、よくまだわかっていない状態・・・・・。状況と彼らの年齢から、ここを今掘り下げていっても意味はなく、逆に悪影響だと思ったので、あえてあまり、説明しないようにしました。

主人が帰ってきたのは、夜の11時過ぎ。

夜7時に駆けつけた主人とクリスティーネを見たスタニアは、苦しいながらにも、飼い主が来てくれたと、いつもより、全然元気のない声だけれど、「ミャオー」と鳴いたそう。

すぐにクリスティーネはすぐに、準備してきたホメオパシーで治療をスタート。

アルニカ(Arnica)は、痛みと腫れを取り除き、また解毒作用もある素晴らしい基本のレメディー。
c0156907_19135257.jpg

15分ごと、数回に渡って投与することで、効果がすぐに顕著に出ることが特徴です。

クリスティーネは、クリニックの医師とは異なる意見で、下半身が動かないのは、背骨が打撃を受けて神経細胞が死んでしまったからではなく、挟まった時に血流が滞り、またその周辺が腫れあがって、背骨の神経を圧迫しているためだと予測をつけたためです。

・・・待つこと数時間。最後のアルニカの投与を終わった後、、、

なんと、スタニアは、、、、、、

事故後、びくともせずに、垂れたままだったシッポを、ちょろっと動かしたのです!

その後、自分の舌で毛並みをそろえ、そして、意識的におしっこをした!!!

この3つのポジティブな反応が知らせてくれたことは、、、

シッポが動いたということは、下半身が不随になっていない可能性が低い、そして当たり前ながら、シッポは左右脚の中央にあるので、右側左側どちらかの下半身が不随になっている可能性も低いといえる。

ぺろぺろとグルーミング行為は、生きる気とエネルギーを失った猫ならば、しないこと。これも、今回のスタニアのことがあるまで知らなかったのですが、猫は、病気や事故で境地に陥ったとき、自分で生きるか、死ぬかを感じ取り、決めるのだそうです。死を選んだ猫ならば、一切生きるための行為(例えばグルーミング)を止め、自分で死ぬ場所と時を決めるのだそうです。

そして最後の、意識的にしたおしっこ(排泄)行為。これは一番私にとってうれしい報告でした。なぜなら、例えば下半身不随になってしまっていて、障害が残り、立ったり、歩けなくなってしまったとしても、排泄がコントロールできるのならば、お世話をして飼い続けることが可能だから。

とにかく、死なせたくない・・・

報告を聞いて、絶対にチャンスがあると感じ、希望を持った私は、次の日にクリニックに電話をして、またまたショックを受けることに・・・

クリニック医師は、

「アルニカの投与で確かにシッポは動いたけれども、肝心の脚や足は全く動かず、反応もない状態だし、とても冷たく、血が通っていると思えない。おそらく、足部分の細胞が死んでいるのだろう。良くなる見込みもないし、今日中に決断してください」

と。「決断」とはもちろん、スタニアを永遠に眠らすことのこと。「子供たちも含めて、最後にお別れを言いに会いにくるのであれば、今日です」とも。。。。

もう主人と私だけでは、何も決められない状態になり、「クリニックの医師からどんな報告やアドバイスがあろうと、すぐにそこで決めずに、まず私に電話してからにしてね」と言われていたので、すぐにクリスティーネに電話をかけて、事情を説明。

彼女はとても冷静に、

「昨日の反応で、私はスタニアから、明らかに生きる気を感じた。約束は出来ないけど、私なら、最低あと数日チャンスを与え、様子を見ると思う。もちろん、あなたたちの決断次第で、どんな決断をしようと、サポートするわよ」と。

「まず、少し考えさせて。。。」と返事をし、

一回電話を切ったその後30分後くらいに、彼女からまた電話があり、

「今、獣医学校時代の師匠(定年を過ぎても大活躍の、ドイツ人自然療法の獣医の権威)に相談をしたら、絶対その猫は治るって!4-6週間、手をかけて治療すれば。。。」

すぐ殺してしまうか、3日間のチャンスか、そして4-6週間のチャンスか・・・

人によって、一匹の猫の命をめぐって、そうも見解の違いがあるのかと、まずはショックだったのですが、結局、私と主人は、すぐにクリニックからスタニアを引き取って、クリスティーネのサポートを受けながら、家で治療を続けてみようと、決心を固めたのでした。

翌朝、子供たちを送った後、クリニックでスタニアをピックアップ。
支払いを済ませ・・・
c0156907_19443892.jpg

数日間の入院と治療費で、既に400ユーロを超え、、、金銭的にもクリニックに置いておく事は、現実ものすごく厳しく、もう限界で、また保険も全く効きません。。。

前日のクリニック医師のスタニアの状況の説明から、ぐったりしたスタニアを覚悟していたものの、予想以上に元気で、みゃ-みゃ-して、下半身は動かないけど、上半身は一生懸命動き、かごから元気に出ようともする。こんな子、殺すことなんてできない・・・

最後のアシスタントの言葉は、

「状況は聞いてますね?下半身は冷たく、全く動いていない状態で、かわりません」

でした。私はその時、スタニアの足を握っていて、ほのかに体温を感じていたのですが・・・

いきなり家につれて帰る自信がなく、また多忙なクリスティーネだけでなく、もっとサポートが必要になると思ったので、カルテを掛かりつけの動物診療所に送ってもらい、スタニアを連れて行きました。
c0156907_19514836.jpg

ドクター・Sは、フランクフルトでは評判の良い獣医なのですが、それでも自然療法は専門でなく、特にオープンという感じではなく、なんと、個人でクリスティーネのことを知っていました。数年前、意見の違いで、喧嘩をしたこともあったとのこと・・・。

それでも、スタニアの件に関しては、クリニックからのカルテのネガティブな記載に目を通したにも関わらず、スタニアを目で見て、

「約束は出来ないが、良い予感がする。様子を見て、私なりの治療も試みたいので、すぐに家に連れて行かず、今日は夕方まで預からせて欲しい」

と。クリスティーネの処方したホメオパシーのレメディの投与、スタニアの横に置かれた、抗炎症効果のある天然石治療をそのまま続けることを約束してもらい、1日任せることにしました。

ちょっと不安が残ったものの、ドクター・Sの今日の感じから、彼もベストを尽くしてくれそうな予感があったので、その日は夕方まで他にこなさなければならない仕事などに集中していました。

夕方6時のピック時には、ドクター・Sからポジティブな報告が!レーザーとビタミンB12投与をしたのだそうですが、おそらくレーザーの効果で、スタニアが下半身を動かしたのだそうです。冷たく、全く反応がないと断言された足は、ドクター・Sが、爪と爪の間の部分を軽くつまむと、なんと、

「ミヤオー!」

とスタニアが反応!足の感覚が、戻った!そして、足に手を当てると、更に今朝より、温かくなっていて、普通の体温ぐらいの温かみがあるように感じました。

家に連れて帰り、7時にはクリスティーネの訪問。
c0156907_2084857.jpg

クリスティーネも、私達がした判断の正しさと、この一日のスタニアの回復に目をみはり、「いい予感がする」と、元気付けてくれました。私は、一人でも出来るよう、ホメオパシーのレメディの作り方、投与の仕方、回数やタイミングなどの指導を受けました。

昨夜は、スタニアは、私のベット横、同じ寝室で過ごし、
c0156907_2065077.jpg

c0156907_2071896.jpg

今朝また、検診にドクター・Sの診療所に、車で連れて行きました。もうすぐまたピックしに行きます。

ちなみに、こちらがドイツの半空き窓。
c0156907_20113839.jpg

危険を考えなければ、とても合理的な構造・システムなのですが・・・。スタニアと同じ事故が、多く起こっているそうです。ネットを被せて、保護することが出来るということ。早くこのネットを入手する必要ありです。

またまた、スタニアの経過、様子など、追ってレポートします。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-16 20:11 | 自然療法・Naturheilkunde

ipad

ワールドカップ初戦、昨日はドイツがオーストラリアに4-0、今日は日本がカメルーンに1-0、勝ちましたね~!いいスタートですね♪

我が家では、先日日本でも話題のipadが到着。

タイムリーに、サッカーのゲームをしたり、、、

クイズや、日本語を勉強したりにも使えて、子供たちに大人気です。
c0156907_1161929.jpg

c0156907_1164085.jpg

c0156907_1165457.jpg

・・・・・落とされたら、大変なので、ひやひやですが・・・。一回落として、スクリーンがバリンと割れてしまった・・・という例を人づてに聞いたので。。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-15 01:17 | 生活・Life・Leben

イベント目白押し

先週後半から、休みなしの子供関連のイベント続きで、週末はゆっくり出来ず、やっと月曜になって少し落ち着いたところです。

日本は梅雨に入ったと思いますが、ドイツは一気に夏に!急に気温が上昇し、体がついていけず、ばてている人が周りにも(私も含めて)続出です。

金曜の夕方は、仕事が終わった後、家族でフランクフルト市内に住むドイツ人大叔母の家にお茶にお呼ばれしたので、訪ねてきました。もう19時近いのに、この空の明るさ。
c0156907_0502625.jpg

夕食じゃなくって、夜7時にティータイム?!・・・と思いますが、この天気だと、体も気分も夕食よりティータイムの方がしっくりくるのです。
大叔母は、軽食とデザート、お菓子に加えて、、、
c0156907_0512539.jpg

小さなおもちゃを子供たちに用意してくれていました。
c0156907_0514242.jpg

おもちゃは、最近フランクフルトの銀行街近くに出来た、デリカテッセンとデザイン系のお店(品川駅近くの雰囲気)で買ったというのですが、

「あそこの店員は、質問しても商品のこと全然わかってなくて・・・。どんなものを買ったらいいのか?分からなくて、悩んじゃったわよ、もう・・・」

と、愚痴をこぼしつつ、楽しそうに遊んでる子供たちの姿を見て、安心したようです。

この後、1時間半くらいでおいとましました。

続けて、久々に私もピアノのレッスンに同行。
c0156907_0571463.jpg

3人とも、今のところ楽しんで続けています。息子は、もうバースデーソングが弾ける様になりました♪

日本人学校&補習校合同の運動会。

息子のかけっこ。
c0156907_058864.jpg

バンダナをつけて、ジンギスカンダンス。懐かしい・・・、私が。
c0156907_058517.jpg

未就学児のかけっこには、長女と次女も参加。
c0156907_059207.jpg

日曜は、長女の2ヶ月遅れのバースデーパーティー。

家でゲストに集合してもらい、徒歩で近くの公園の野外シアターにGO。

みんなで演劇鑑賞。
c0156907_103679.jpg

c0156907_105637.jpg

前半後半の間の休み時間に、ケーキカット&簡単に飲食。
c0156907_1136100.jpg

最後は家で、プレゼントオープニングタイム。
c0156907_122410.jpg

午後19時に無事終了。

お天気も良く、全てスムーズに運びましたが、それでもすっかり疲れてしまいました。

今週は少しゆっくり進むと良いな~と思ってます。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-14 23:58 | 子育て・Erziehung

オリーブツリーローストのオーガニックエスプレッソカフェ

たばこ、お酒の嗜好品、もちろんドラックも、たしまない私にとって、唯一のアディクションが、コーヒーとチョコレート。この2つを止めれたら、もっと健康になれるのは間違いないと思うのですが、今のところ絶つのは無理、また、無理して絶つストレスも味わいたくありません。

オーガニックのコーヒー、紅茶は、あらゆるものを試みていますが、先日、久々に、大Myヒットなオーガニック。mariasoleエスプレッソカフェを見つけました!

まず、パッケージが可愛いすぎ♪
c0156907_23283474.jpg

緑茶容れみたいな感じもしますが、ポップなデザインと鮮やかなカラーに惹かれます。
c0156907_23292931.jpg

何がすごいかというと、まずは、エスプレッソ豆はもちろん、オーガニック100%。ブラジル、ボリビア、スマトラ、ガテマラ産、または、エチオピアの野生森からも採集されます。

その後、山と海の大自然に囲まれたイタリアのシチリア島で、豆がローストされるのですが、ここがすごいのです。

この地域には、オリーブの木がたくさん植生していますが、ローストに使う木材は、一年毎に産出されるオリーブの木の間伐材。なので、繁っているオリーブの木を一切伐採されることはありません。また、普通ローストに使う木材は、ヨーロッパでは一番安価なブナの木が使われますが、オリーブ木でローストされた豆は、ブナの木ローストと別の風味があり、とても個性的なのも、このプロダクトを立たせています

しかも、ローストはオリーブ木をつかって、基本的には全て手作業。低温でじっくりロースト(30分くらい)していくことで、豆の味わいが、更にマイルドで柔らかく、心地よく、ホリスティックなのです。

早速、今朝コーヒーを淹れてみましたが・・・・・

温かい~

味わいでした。

木のぬくもり、人のぬくもり、柔らかい味わいの中に、全プロセスに貫かれている“愛情の鎖”を、ほんわかと感じるのです。

フェアトレードやオーガニックは、ハードな意味としても、トランスパレンシー(透明性)やフェアネスは重要ですが、そうして出来上がったプロダクトを生活者が、自分で試したり、使ったりした時の、

「自らが感じる気持ち」

という、“ソフトな感性的な体験の連続”

が、これから先の未来、世界中でどんどんステキなオーガニック・ローカルプロダクトが栄えてくることの核になってくるような気がします。

そして、私たちの感性は、既に磨き始められてきていることも確か。

一つのオーガニックプロダクトの素晴らしさを、一回全身で体験すると、感覚は研ぎ澄まされ、次へ次へとステップアップし、好循環に入っていきます。そしてその、自分の本来の感覚が戻ってきたり、成長を実感したりするのは、とっても幸せな気分になれるのです。

そしてそうやって、どんどん深い優しさとホリスティックな視点を持った人間へと生まれ変わっていくことが出来るのです!
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-08 23:57 | オーガニック・Organic・Bio

サッカー南アフリカ・W杯、準備はOK♪

南アフリカのワールドカップが近づいてきて、日本でも報道が増えてきていますが・・・

ドイツでも、盛り上がってきています。

うちの子供たちは、選手のカード集め&ノート貼りに大熱中。このカードはキオスクで買えるのですが、子供たちと男性陣の熱狂&散財ぶりに、ちょっと嫌気がさしている女性は私も含めて、多いはず。でも学校で友達とカードを交換したり、自分のカードを集めたり、整理したりって、楽しい作業ですよね。私も小さい頃、こういうのはとっても興奮したので、気持ちはとっても分かります。まあ、2年間に1回で、いつもではないので、よしとしましょう。

まだ、大会が始まっていもいないのに、ノートは既にぼろぼろ、使い込み状態。学校の教科書は、きれいなままですけどね・・・。
c0156907_20145819.jpg

ドイツチームは、ほぼ揃っていて・・・。
c0156907_20244074.jpg

ちなみに、大黒柱の主将で、日本でも先回の大会で知っている方も多いバラックは、故障で、今回の大会に出られないことが決定していて、これだけで、「ドイツはもう駄目だ・・・」と弱気になっているドイツ人、とっても多いのです。確かにすごい選手で、私も、長女も大ファン。

日本チームのカードに、なぜか中々当たらないようです。現地の練習で、既に、東洋のサッカーの技術の高さが、注目を受けているみたいですね。私は殆どもう選手のこと知りませんが、がんばってもらいたいです。
c0156907_2017583.jpg

ちなみにうちの子供たちは、ジャパン・クレージー!!!エネルギーもうこぼれ出してしまいそうなくらいです(笑)。
c0156907_20195056.jpg

c0156907_202042100.jpg

c0156907_20212472.jpg

[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-08 20:21 | 子育て・Erziehung

マイ((M)ei/エッグ)ボックス

マイお箸、マイバッグは、すっかりお馴染みのコンセプトで定着してきましたが・・・

“マイ・エッグボックス”は、まだ知らない?、持っていない?方が殆どではないでしょうか?!

こちらが↓、大好きなオーガニックスーパー、Alnaturaで先日からデビューした、エッグボックス。
c0156907_21163177.jpg

ドイツ語読みでは、「Ei」は「アイ」と発音されるのですが、Eiとは、卵(エッグ)の意味です(ちなみに複数は、Eier(アヤー)となります)。
なので、ボックスの名前は、Mein(ドイツ語で、私の(My)という意味)とEiをかけて、MeiBox(マイボックス)。

中を開けるとこんな感じ↓になっています。
c0156907_21254474.jpg

取り外しも可能。
c0156907_2126259.jpg

・・・これだけだったら、マイバックと同じコンセプトで、お店で卵を買う時に、マイエッグボックスを持参して、卵を自分で入れて、レジで卵の金額だけ支払う・・・と、通常の厚紙製の卵パックを節約・節エネルギーするという極めてシンプルで月並みなマイ(My)コンセプトだと思うのですが、このボックスは、それ以上に、もっと色々なエコ活動が可能なのです。

まず買ってきた卵は、ケースのまま、冷蔵庫に保存。

そして、一例として、ゆで卵を作る場合:
c0156907_21383315.jpg

作りたい数をまず、中のケースに入れ、おなべに入れます(一番上の写真:この場合、4個)。そして、水を、*のところまで注ぎます。(真ん中の写真)。これがこの卵4つをゆでるのに必要な最小限の水の量とエネルギー量にピッタリ一致するのだそうです。

その後は、そのままゆで始めるのではなく、一旦ケースごと卵をおなべから取り出して、水にお塩を少し加え、水だけで沸かし、そして沸騰したら火を止めます。

火を止めた状態で、卵4個をケースごと戻し、おなべの蓋をし、余熱だけで、茹で上げるという訳です。

このクッキング方法では、半熟卵に必要な時間は4~5分、普通の固さは6分、固ゆでは10分と、時間の目安まで書かれています。

そして最後は、ケースごと取り出し、そのまま朝食のテーブルに並べることが出来る、という仕組みです。
c0156907_21393467.jpg

・・・すご~く、手が込んでいるエコです。

そして、「ケース」「エネルギー・水量」「調理の種類でなく、素材の扱い方」「時間とスムーズで無駄のないシンプルなシステム」・・・に所が、とってもドイツ的なこだわり。

これって、日本人的な感覚からすると、

「エコっていっても、単純なゆでたまごつくるのにここまでやってらんないよ~!」

というのが正直な感想だと思います。

でもここには、「エコ」に対する考え方だけでなく、「食文化」の違いも大きく関わっているのが事実。

とにかく、日本料理・和食は、手が込んでいて、味付けも調理方法も、非常に複雑で、時間が掛かる。そして、一回の食事に、色々な種類のおかずを少しずつ沢山用意しなければならない!

一方、ドイツ料理は、

大の大人が、ゆで卵をつくった(ゆでた)だけで、一品と呼んでしまえるほど、食事のレパートリーも少ないし、調理方法も単純なのです。

・・・なので、ゆで卵の作り方を、エコの考え方とともに、追求できる、頭と時間の余裕が生まれる訳ですね(笑)

きっと、このエッグケースは、このドイツのコンセプトそのままでは、日本では浸透しないでしょう。エコバックと違って、ローカルマーケティングの視点が必須になってくると思います。

ですが、インスピレーションを得たり、異なる文化背景によって、人がどんな風にエコや食事を考えて、プロダクトをつくっていくか?この過程を文化間で比較するのは、とても楽しく、また新たな発想が得られる作業です。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2010-06-04 18:53 | オーガニック・Organic・Bio