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クリスマスと大晦日の間

クリスマスが週末で終わり、週明け27日から31日の大晦日まで、つかの間に世の中は通常日程に戻りますが、それでも子供たちは冬休みの真っ最中、仕事でも、取引先や担当者によっては、連続休暇をとっていたり、スキーや南の島に旅行中等で中々捉まらなかったりと、落ち着かぬ日々が続きます。大晦日まで“4日間”というのも、何かが出来そうで、出来なそうな・・・長いのか短いのか微妙な長さです。それに今年は大雪が重なり、また毎年、年末・年始が迫ると、誰でも今年を気持ちよく完結させるためのラストスパートと、オフィスや部屋の整理などに追われるものです。

ドイツの子供たちは、気分も行動も、完全に冬休みモード。多くのドイツ人家庭では、家族であらゆる種類のボードゲームを楽しみます。
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子供との交流や、家族全員が同時に全員参加出来るきっかけとしては、「ゲーム」という媒介はとっても良いと思うのですが、基本的にゲームが苦手な私は、何度もルールを説明してもらっても、良く分からなかったり、息子と同じにはじめた新しいゲームでも、彼の方が断然呑み込みが早く、勘があるので、結構苦痛な時もあるのです。(ゆっくりリラックスしたいのに、頭をフル回転しないとついていけないような複雑なゲームが多すぎ!!)

ヨーロッパで数年前から大人気!の、日本発の数独(SUDOKU)、遂にうちの息子もデビュー。これを遊びとして、「楽しい、楽しい」とやりたがる気持ちが、私にとっては本当に???なのですが・・・。算数ドリルのようにしか見えない・・・
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あっ、そうそう、今年の子供のアドベントカレンダーは、ポケモンのカードのアドベントカレンダー(毎日、一枚ずつポケモンのカードが入っているもの。)と、
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スイスのリントチョコレートのアドベントカレンダーの両方だったので、2(カードカレンダー+チョコレートカレンダー)×3人分=6・・・ものアドベントカレンダーで、居間のスペースをかなり取られていました・・・。先週のクリスマスで終了して、ほっとしたところです。
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それにしても、依然、日本コンテンツ文化、大開花中ですね!嬉しいことです。

私は、寒くて寒くて、手足の冷えが特に酷く、クリスマスプレゼントで貰ったホットスリッパ(電子レンジかオーブンで温めて履く)デビュー・・・頭寒足温を目指してます・・・
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ぼてっとしていて、かなり素敵じゃないのですが・・・寒さに勝てません。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-28 05:01 | 生活・Life・Leben

Frohe Weihnachten2010

ドイツの今年のクリスマス、予想通りのホワイトクリスマスでした!
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漉して、少量をぱらぱらと降りかけた“シュガーパウダー”ではなく、袋に入ったシュガーパウダーをそのまま丸ごと逆さにして全部出し切ったような積雪量と、その重みを擁したモミの木。

24日午後には、こぞって教会に出掛けました。
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氷点下の気温ですが、足早教会に足を運ぶ沢山の人々の姿。クリスマスは、普段宗教には縁がないような人をも神聖な気分にし、またそれは、日本人が神社に初詣に行くような感じで、既に宗教儀式というより、慣習化しています。

午後4時のスタート近くになると、教会もほぼ満席になりました。
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ツリーの横には、Krippe(英語でCreche(米) or Crib(英):キリスト誕生時の馬槽の模型)も置かれて、柔らかにライトアップされています。
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今年の子供たちによる劇は、マルティン・ルターの物語がテーマでした。
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難しくて長いセリフあり、ミュージカルありで、なんと約1時間くらいに渡る長時間シアター。きっと、練習量も練習期間もすごいものでしょう。
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家のクリスマスツリーには、今年はドイツのモンテッソーリ学校でつくったオーナメントを沢山飾ったので、色と大きさとデザインの統合性には欠けましたが、カラフルで子供らしい楽しいツリーになりました。
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今年はクリスマス当日に、ぎりぎりでツリーを調達したため、30%オフで手に入れることが出来ましたが、それでも70ユーロ。しまり屋で慎重派のドイツ人でも、クリスマス前後の数日だけで、あとは結局燃やしてしまう木に、そんなにお金をかけるのです。価値観とは、本当に面白いもの。「本物のモミの木+蜜蝋のキャンドル」しか演出不可能な、クリスマスの神聖さ。アングロサクソン圏や、日本などアジアの「イミテーションもみの木+ネオン」なんて、クリスマスツリーじゃない!と言い張ります。キャンドルの炎と熱で、モミの木の葉はカラカラになり、更に火が燃え移りやすく、点火中は、本当に一瞬も目が離せないほど危険なのですが、それでも、ここは譲らないのですね。伝統は強し、ある意味それはこんな世の中、大事なことだとも思います。

でも、本物もみの木+蜜蝋キャンドルのクリスマスツリー、やはり一度味わうと、イミテーションツリーに目が行かなくなってしまう気持ちは私も実感しています。ソファに腰掛け、ゆっくりとゆらめく炎を眺め味わうことが、メディテーションのような感じで、これは日本でいえば、ハレとケのハレ。伝統儀式という、日常とは離れた宗教感覚なのです。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-27 21:20 | 文化・Culture・Kultur

雪天使のつくり方

子供たちと、ソリ遊びに出かけました。
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いつもの散歩道で、丘のようになっているところで、ソリ滑りが出来、子供たちが集まっています。先日のブログでご紹介した黒シカも、雪の帽子を被っています。
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白い雪が降って、明らかになったこと。実は正面から↓見ると、顔は真っ直ぐでなく、漫画で描かれたキツネの顔のように、全体が左向きでした。。。横顔の方が、素敵。モノも動物も人も(!)、色々なことがあって、色んな角度から見ないと、本性は見えてきませんね~。またそれが、面白くもあるのですが!
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丘はなだらかで、距離もちょうど良く、木などもなく、オープンなスペースなので、小さい子供が安全にソリ滑りが出来ます。
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雪の上にねっころがるのも、楽しいです。ちゃんと中にスキーウェアを着ているので、思いっきり遊べます。
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次女に教えてもらった、雪天使のつくり方↓
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まず、ごろんと仰向けに寝転がり、両手を上下に何度かばたばたさせ、天使の羽をつくって、出来上がり♪

・・・いくら沢山着込んでいても、だんだん身体の奥まで冷えこんでくるので、ソリ遊びは30分くらいにして、家に帰りました。

週があけ、ドイツはすっかりもうクリスマスモードです。仕事の電話やメールなどでも、「フローエ・バイナハテンー(メリー・クリスマス)!」との声が交わっています。

クリスマスは、楽しくて美しいことばかりな訳ではなく、ドイツ人は一年をかけて、今年のクリスマスディナーは何にするか?とか、誰に何をプレゼントするかとか?誰が来て、誰が来ない・・・とかを考え、計画し、ありったけの期待を24日に賭けるので、つもりに積もった感情が一杯になる時期でもあるのです。外国人の私たちからみたら、時に理解を超えるほどのことが起こる事も・・・
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↑今日の新聞記事は、「クリスマスツリーの下での涙」・・・考えに考え抜いて、今年のクリスマスツリーをデコレーションした女性が、家族・親戚のある男性から、ツリーについて、心無い一言を言われ、ショックで号泣。・・・「クリスマスは、人々の期待と感情の波が大きく交錯する、笑いあり、涙ありのイベントである」・・・と文章が結ばれていますが・・・・・。普段、「感情、あるの?」と言いたくなるような、ドイツ人の冷たい(?)女性たちが「こんなことで(失礼!)涙を流しちゃうわけ?」と、一見か弱で、すぐに泣きそうに見える日本人女性の私たちは思ってしまう訳です。

まだまだ、不思議一杯のドイツ人・ドイツ文化なのでした・・。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-20 20:40 | 生活・Life・Leben

アートアフタヌーン2010

今週金曜日で、モンテッソーリ学校も今学期が終了し、冬休みに入りました。

今年も、アートアフタヌーン(親子でのクリスマスのオーナメント作り)は、雪の午後の開催となりました。

オーナメント作りといっても、毎年様々な、今までに知らなかったような工作が出来るので、親も十分楽しめます。

息子は、サンタのカード作りのクラスからスタート。絵の具の筆で、帽子の白いふわふわ部分に、キラキラをつけて、シンプルに出来上がりです。
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次に、ナチュラルに染色されたコットンと、クッキー型を使ってのオーナメント作り。息子曰く、☆(流れ星)の型に、日本の国旗(日の丸)をイメージして作ったそうです。
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根気良く、細い針でつついて、仕上げます。
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次女は、サンタの下敷きづくりからスタート。
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得意の編み物で、☆型のオーナメント。簡易な編み物とリリアンの中間のような動作で、くるくる巻いたり、回したりと仕上げていくのですが、こなれたおばあちゃんのような、器用さと速さで、びっくり。小さな手だと、こういう動作は有利なのですね・・・。感心。ちなみに「編み物」は、ドイツの伝統ですが、若い子達にも流行っています。電車の中で、ティーンネイジャーの子が、手袋やマフラーを、ものすごい集中力とスピードで、たまに編んでいたりする場面に遭遇し、目を奪われてしまいます。赤ちゃんを待つ妊婦や、ママになったばかりの女性なども、編み物をする人はとても多くて、出来ない私は、いつもすごいなあと思ってみています(これでも昔は、お裁縫、得意だったのですが・・・。最近、手先が本当に不器用になってしまいました。工作を一緒に子供としても、中々上手くできなくて、、、駄目ですね・・・。先日もクリスマスカードを久々に、手書きで書きましたが、こちらもすっかり、最近日本語を手書きすることが減っているので、コツを得るまで、書き損じが多く、数枚の高価なクリスマスカードを無駄にしてしまいました・・・。

他にも、みかんやリンゴの上に、飾りやキャンドルを挿してつくるオーナメントは、色や全体のバランスなど、なぜか日本の生け花や、お正月のお飾りを思い起こさせます。キャンドルを挿された場所から、ほのかにみかんやりんごの香り(アロマ)が漂い、早速、家でキャンドルにも火を灯してみましたが、良い感じです♪(気をつけないと、すぐに燃え移りそうなので、点灯の間は席を外さないようにします。この時期、毎年、ドイツではキャンドル発の火事が多いのです。)
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アドベントクランツには、次女のつくった☆のシルバー・ゴールドの編み物オーナメントを、置いてみました。
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今日日曜日は、第四アドベント。今から4つ目のキャンドルを点灯します。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-19 19:52 | モンテッソーリ・Montessori

漢字の美意識

息子と日本語の宿題を一緒にしていると、本当にたくさんの気づきがあります。

ゲーテはかつて、

「外国語を知らない者は、自国語も知らない」

と言い、

「まあ、もっとも。その通りだよね・・・」

と、昔(英語が話せるようになってきた頃)は簡単に受け止めていましたが、ドイツ暮らしが長くなり、ドイツ語や英語に浸る時間が当時よりぐんと多くなり、そして、大人が外国語を学ぶ方法でなく、子供が言語を学ぶ過程に付き添うことになって、もっともっと、比較言語としての日本語の奥深さが見えるようになってきました。文化にまたがる一表現者として、「日本語独特の表現」なども魅力一杯で、比較言語的な視点で、生涯を通じて追い深めていきたいテーマだなあと私は思っていますが、ドイツ語がメイン言語の8歳の息子にとっては、やっぱり「漢字」が魅力のようです。

先日は、「木」、「林」、「森」を一緒に勉強しましたが、これらは、1本単位でみる木は「木」、それが集まると「林」、もっともっと集まると「森」・・・と素人説明をしたくなり、まあそれは単純に意味的には間違ってはいないと思うのですが、でも実際、お手本をしっかり見て、漢字を書いて練習してみると、漢字の文字としてのアート性、「意味としての絵」だけでなく、「美意識としての絵」が浮かび上がってくるのです。

簡単に言うと・・・
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↑「林」の⑥番、「森」の⑧番は、「木」の④番と違い、棒は短く、そしてハライでなくトメです。

これは、木が、単なる1本、2本、3本・・・という“集合体”なのではなく、1つひとつの漢字の全体としての“完成形・個別性”が現されている・・・>そして、これが発展すると“書道”という芸術に繋がっていく。ヨーロッパにもカリグラフィーというのがありますが、文字としての芸術面の深さが、やはり日本の書道にはぐんと劣ります。

昨日は、息子は、「青」の漢字(特に上の部分)が、上手く書けずに、何度も悪戦苦闘。
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「青」という漢字は、上の部分は、一番上の横棒が中くらい、真ん中が一番短くて、下が一番長く、そしてそれらの幅は全て一様、その中央に垂直線が下りてくる・・・・・こうやって文章で説明すると、「文字」のレベルを超えて、「芸術」の領域に入っているということが分かります。

それを日本の子供たちは、日常使いの言語として、学習するのです。日本人が芸術的感覚に優れ、また丁寧で手先が器用・・・というのは、漢字を主とした日本語に多く由来しているのではないかと思ってきます。

日本語は、確かに独特な世界でもかなり個性の強い言語であるが故、他の言語を学ぶ時のハードルは高くなりますが、それでも、日本語を母国語として学べる、学べた・・・ということは、とてもラッキーで、特別に感じるに値すること・・・と、ヨーロッパに住んでいると思います。日本語の文庫本を電車で読んでるだけで、隣に座ったドイツ人からは、「すっ、すごいっ・・」と、天才を見るような目つきで見てもらえますからね・・・♪
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by mikiogatawestberg | 2010-12-17 16:48 | 比較言語・Mutilingual

ビジネス・クリスマスカード2010

先週の終わりくらいから、ドイツ国内のビジネスパートナー、お取引先等から、ぽつぽつとクリスマスカードが届いています。皆さん、今年は早い!!

毎年この時期は、クリスマスと新年をお祝いする、、、つまり、年末年始の短いご挨拶のカードを頂くことが多いのですが、今年は、加えて沢山の深いメッセージが入ったカードを多く頂いています。
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ドイツ企業(メーカー)さんの場合、共通しているのは、2010年はとても厳しい年だったこと、特に、物価のデフレ、輸送・運送費の高騰、原材料の急高騰、賃金の高騰で、ドイツベースの中小メーカーは、緊張の中、チャレンジにさらされている・・・といった内容です。

「ユーロ安、輸出好調、投資家はドイツ企業株をがんがん買い続け、DAX(日本の日経インデックスに相当)も高値を記録中、ドイツはベルリンの壁統一後、最高の好況にある」・・・と、国内経済紙、また国外では報道されているのですが・・・

何せこの国は、法人税、消費税がとても高く、更に、旧東ドイツ地域の発展を助けるためのサポート費も国民の負担。加えて教会税があり、保険は、公共の保険が財政危機になり、次々と自己負担率が増えてきて・・・とにかく、手取りが、信じられない程、がくーんと少なくなってしまうのです。

安定成長で世界的に有名なドイツ大企業・グローバル企業で頑張って働いている、周りのドイツ人の友人・知人に聞いても、

こんなに今、経済が好調な国だとは思えないほど、皆、豊かさを感じていないのが殆どの場合、実情。

経済の発展が、すぐ国民の生活基準に目に見えるかたちで反映されるには、ドイツという国は、その間にサンドイッチのように挟まれているもの(上記のような様々な税金負担など)が多すぎで、巨大すぎるのと、また、日本やアメリカのように、「消費=豊か」という構図が、元々ない国なので、経済の好調が、街の活気や、生活者の消費行動として、直接見えてこない・・・というのもあると思います。日本やアメリカ・イギリスなどアングロサクソン系の消費文化と違って、「豊かさが、別の基準で図られている」とも言い換えられるかもしれません(例えば長い休暇や、広くて快適な住まい、他の先進国と比べての短い労働時間など)。

それにプラスして、「経済紙を定期的に読むことのない多くの中流のドイツ人は、驚くほど質素マインドで、自国の経済力の強さを実感していない」・・・という、無知であることも部分的にはあると思います。でも、それでもやっぱり、ドイツ人は世代を経ても、ゲルマン的な節約・シンプル志向が、DNAに染み付いている感じで、世の中が変ったからといって、すぐに自分のお金の使い方が変る・・・とはならないという面もあるのだと思います。・・・これは、伝統・文化を守るという意味では“ポジティブ”なことでもあり、変化に弱い・変化を拒む・・・という意味では“ネガティブ”である両極面を持ちます。

そして今の時期、街に活気があるのは、クリスマス前で、年に一度の大きなプレゼントを用意する購買シーズン(個人の誕生日を除く)な訳だからで、決して経済が好調だからという訳では、ない。「慎重で、質実剛健」・・・ドイツについて云われるイメージに、いちいち、「それはもう古いよ!今のドイツはね・・・」と、今まで何年も答えていた私ですが、やっぱり他の国や他の国の人々との比較で見た場合、現代ドイツ人も、まだまだ質実剛健と言えるのではないか・・!と、最近はまたまた、意見が変容しつつあります。

話が逸れてきてしまっていますが・・・

頂いたグリーティングカードでは、世の中の厳しさ、中小企業の置かれた厳しい状況について、決して悲観、批判するだけではなく、「賃金が上がっていることは、高騰しているものの中では、一番アクセプト(許容)しやすい、むしろ喜ばしい現実。それは、企業と従業員が力を合わせて、サービスと製品をつくり、売り上げた実績であるし、一番評価されるべき」とも、書いてありました。・・・尤もです!そして、そんな中でも「2011年は、勇気を失うことなく、更なる新しいプロダクトやサービスの開発・製造に取り組み、生活者のニーズに応えたい。潜在ニーズを捉え、市場を率いたい、新しく開拓したい、そのために、去年にも増して一緒にパートナーシップを強化していきましょう!」と、力強く結ばれています。そして、「なので、どうぞよろしく」と、一方的に求めるだけでなく、

「自分たちが、信頼されるようなパートナーでい続け、問題や課題には、正直に、個別的に解決に向けて取り組んで参ります」

と、真摯に宣言されているところなんかは、感動。

「やっぱり底力があるよね、ドイツ企業!」

と、魅力あるドイツ企業と仕事が出来ることを、とても光栄に思う瞬間です。

左側には、とてもナチュラルに、ゲーテの「クリスマス 炎にゆらめく木」についての詩が添えられて・・・
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ロマンチックなドイツ人は、詩が大好きで、特に誕生日やクリスマスの市販のカードにも、ゲーテなど偉大な詩人の詩が、美しい絵や写真と共に書かれていたりと、「活字・文豪王国、まだまだ健在!」と、アピールしているようです。
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息子も今、ニコラウス(ドイツのサンタクロース)の詩の暗記が宿題のようで、ここ毎晩、家で唱えています。

将来、カードや手紙にさらっと詩を書けるような、、、友人の結婚式など慶びの席で、ハッピーで希望に溢れる詩の朗読が出来るようなロマンチックな男の子に育ってくれるといいな~と、楽しみです。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-16 00:59 | ビジネス・Business

クリスマス・ストーリーリーディング in English

第3アドベントも通過し、ドイツでは、ますますクリスマスモードになってきています。

今週で今学期が終了のモンテッソーリ学校でも、クリスマス関連のイベントが目白押し。子供たちは、所々に入る行事のために、普段自分自身で組み立てる1週間の勉強&活動予定(Wochenplanung)が、中々達成できず、修正が必要なこともある・・・と、昨日息子の担任の先生が言っていましたが、楽しくて、意味があるイベントが入ってきたときに、柔軟に自分の計画を補正して、軌道修正できる・・・という柔軟性と能力を子供の頃から養っていくことは、自分で自分の人生設計や計画が組み立てられることと同様に、大人になって、仕事をするようになってからとても活きてくる大事なことだと思います。

年だけは大人な私も、昨日、急遽フレキシブル(!)に、今日の午前の計画を修正。毎週水曜日は図書館の日で、私もメンバーなのですが、大人たちが図書係をボランティアで交代でしています。今日は私は当番ではなかったのですが、急遽図書館ボランティアのクリスマスイベントとして、クリスマスリーディングを計画。今日は、子供たちは本を借りる換わりに、20分間くらい、図書館でボランティアの大人に、クリスマスのお話の読み聞かせをしてもらうという計画です。

次女(プレスクール)のクラスの、読み聞かせボランティアがいない!ということで、急遽、今日私が、読み聞かせ役を引き受けることになったのでした。

朝早く、子供たちと一緒に学校へ赴き、まずは図書館で、子供たちが喜びそうな、候補のクリスマスストーリーを物色。2~5歳の男女、色々な国籍が集まっている子供たちのクラスでの、英語でのリーディングなので、本の内容や(あんまり宗教的なものはタブー。)、難しさや単語や表現の適切なレベル(両親が両方ともネイティブイングリッシュスピーカーのこともあれば、両親ともノン・ネイティブである場合も。)、そして、つまらなくなく、エンターテイニングなもの・・・と、中々基準が難しい・・・。

9時のリーディングタイムスタートまで、約1時間あったので、近くのカフェに行き、本のセレクトと予習(!)をしました。
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コーヒーで目を覚まして、クロワッサンでパワーを・・・
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最近プーさんが好きな次女からもリクエストがあった、プーさんのクリスマスストーリーと、小さなねずみが主人公の雪のクリスマスストーリーに決定。
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間違いなく、そして、子供たちの注意を引き込むように読まなくてはならないので、意味や発音があやし単語をささっとチェックして、きちんとスムーズに読めるようにしておきました。だいたい大丈夫だったのですが、thistle(ティストル:植物のアザミ)などは、初めての単語でした。・・・きっと、ネイティブの5歳の子供でも知らない単語だとは思うのですが・・・

さてさて、きちんと予習をしておいただけあって、20分間、無事子供たちとの読み聞かせを終えることが出来ました。次女も、「私のマミーよ!」と、とてもうれしそうだったので、今日の仕事の計画をちょっと修正し、午前中に時間を空けて、正解だったと、私も嬉しい気分でした♪

それにしても・・・私の前のクラスの読み聞かせを担当したのも、ドイツ人のお母さんや、ルーマニア・ロシア人のお母さんなど。もちろん英語は母国語でないので、きちんと読めてはいますが、それでも外国人の英語です。読み方も、すごく大げさで大胆で声が大きかったり、エンターテイニングだったり、大人しく優しい感じだったりと、それぞれ個性が出ていて面白いなあと思いました。私の英語も、聞きやすい方だとは思うのですが、それでも、ドイツ語と日本語のアクセント入りの独特な英語。外見や発せられる言葉全てのコンビネーションも、普通のドイツの子供にとっては、訳が分からない?というキャラクターだと思うのですが、既に色んな国籍と言語のミックスの中で過ごすことが通常の環境になっている、モンテッソーリ・インターナショナルの子供たちは、普通に「サラちゃん(次女のなまえ)のママ」・・・と、そのまま受け取ってくれるから、リラックスしていられます。アイルランド出身の2人の先生も子供たちと一緒に、優しい眼差しでお話に聞き入ってくれて、こちらもちょっと緊張しましたが、うれしかったです。

昔は、アクセントが間違いが全くない、いわゆる美しい英語にあこがれていた時期もあったけど、今は、相手が、自分の伝えようとしていることを100%近く理解してもらうこと(単語・文章の構成+内容的なもの)・・・に一番重きを置いています。そして、相手も、自分がネイティブスピーカーであっても、英語のネイティブスピーカーではない人の英語も同じく尊重して、理解しようと努めなくてはならない・・・

そしてそれは、既に“世界の現実”です。

実際のグローバルビジネスの世界では、美しく正しい英語だけが飛び交っていることはありません。むしろ、ブロークンイングリッシュの集まりをいかに掌握し、理解した者が、チャンスを得て、生き残るという現実

「シンガポール人の英語も、中国人の英語も、スペイン人の英語も、日本人の英語も、全て、言語的だけではなく、内容的、文化的・・・つまり、ホリスティックに分からなくては、もう最先端のビジネスは不可能」というレベルにきていると思います。

そんな中で、今子供たちに身につけさせてあげなくてはならない、将来活きるスキル・能力とは何か?

それは、語学としての英語ではなく、

言語の種類を問わず、全ての言語の背景にある真実を読み取る「コミュニケーション能力」、どんな立場、環境の人をも理解しようとし、そのために、時に自分を自由自在に変容することが出来る「柔軟性」

だと思います。

健全な自己信頼感の上に、これらの能力を子供時代から、しっかり着実に育んでいけば、世界のどこであっても、自分の使命に気づき、自信を持って、自分も周りもハッピーに生きていける人間が育つのではないかと考えます。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-15 20:40 | モンテッソーリ・Montessori

冬の室内履き

先々週、誕生日を迎えたのですが、自分に何かプレゼントを買おう・・・と色々と考えていて、思い切って、以前からずっと新しいものにしたい!と思っていた冬用の部屋履き(ゲスト用のスリッパとしても)を新調しました!

今朝、フランクフルト郊外・ブッツバッハのヘスナトゥーア本店に出掛け、クリスマス前とはいえ、平日の午前のゆったりとした時間、買い物を愉しみました。カラーもデザインも迷いましたが、カラーは統一して、デザインは色々バリエーションをということで決定。
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私自身は、体調が優れない時や身体の冷えが酷い時は、くるぶしをすっぽり包む部屋履きを履くだけで、断然身体が体温をキープしやすく、また暖まるので、右のようなタイプのものを愛用します。また、ヨガに行った日など、身体が軽く、室内でも終日アクティブでいたい時は真ん中のタイプ、左のタイプは、適度な温かさと安定感が欲しい時など、履き分けしています。ドイツは基本的に室内暖房が完備しているので、日本の大部分の家屋のように、家の中で寒さでふるえたり、着込んだり・・・ということはないのですが、あんまりがんがんと暖房を利かすのは、エネルギーの面からも避けたいし、また空気ももわ~んとなり、頭が冴えなくなるので、なるべく暖房に頼りたくないのです。日本でいう「頭寒足熱」・・・正に、その通り~と思います♪(ちなみにこの4時熟語、頭寒足熱というか、頭寒足温・・・というか、論議があるようです)

とっても可愛くて、更に嬉しいことで既にセール価格だったので(!)、太っ腹に、子供の学校用の部屋履きも一緒に、購入してしまいました♪
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左から、次女、長女、長男用。長男(8歳)は、なんとショックなことに、足のサイズが私と同じサイズ(ドイツで37、日本だと24cm)になってしまいました。8歳でぬかれてしまうとは・・・。

日本も寒さが厳しくなっていると思います。冷え性の皆様、“頭寒足熱”・・・日常生活で、割と簡単に改善出来るところはないか?!考えて、ぜひ実践してみてください!
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by mikiogatawestberg | 2010-12-14 22:37 | ドイツ的価値観・German Value

雪道散歩

今ちょうど、クリエイティブな仕事と、既に決められたことをきちんと正確にこなす仕事、両方の〆切が迫っていて・・・頭と心、身体のバランスを調整するのに、雪道散歩が役立っています。

フランクフルト、クリスマスまでまだ2週間ありますが、街はこんな↓雪化粧となっています!
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いつもの散歩コースの川沿いも、こんなに美しい~!水面にゆらゆら映る、雪と濃い樹木のコントラストが、この上もないエレガントさと荘厳さです。
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寒~いですが、ワンコたちは、とっても元気。飼い主さんたちも、犬を連れていない人に比べて、はきはき動いていて(動かざるを得ない!)、元気そうです。
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きっと犬のワクワクと熱い吐息から、エネルギーを得てるんですね♪猫オーナーの私としてはうらやましい限りです。・・・と言ってもうちの猫ちゃん達も、雪に大はしゃぎで、昼も夜も外出が多いのですが・・・

野うさぎも、ぴょんぴょん・・・
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高く枝にとまる、鳥たちの姿・・・
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パーソナルカラー「冬」な私は、こんな風景の中を、ゆっくり歩く・・・・・だけで、ホリスティックセラピーな気分なのです。

いつものウォーキングコースも、かなり道に雪が積もっていて、スノーブーツを履いていたにもかかわらず、いつもより15分くらい多く時間がかかりました。

新鮮な空気を沢山吸って、たくさんの自然のエネルギーと風景画像で脳をクレンジングして、真っ白な雪の中に浮かび上がる、輪郭のはっきりした動物達のように、プロダクティブな発想・アイディアが浮かんでくると良いなあと思います。

・・・・・今日の結果は、新しいアイディア・・・というより、今年あったことが色々思い出されて、来年の目標はこれかな・・・?というのが、数事項思い浮かびました。忘れないうちに、書き出さなくちゃ!!!

明日も何が、浮かび上がってくるか・・・楽しみです。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-09 23:09 | 文化・Culture・Kultur

「愛」と「パートナーシップ」の大矛盾

ひっさびさに、このブログで今日のテーマについて書くため、新しいカテゴリー「Love & Partnership」をつくりました。本当は他のカテゴリーのように、それぞれのカテゴリー名を日本語、英語、ドイツ語の全てで書いて、揃えたかったのですが、スペースの都合で、英語にしました。

今日、知人から頂いた、とても興味深い資料:
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サイコロジスト&プロフェッサーであるこの知人は、ドイツの観光名所であり、大学(アカデミック)の街としても知られるハイデルベルグの大学病院から、この資料を得ました。

題は「Handlungslogiken von Liebe und Partnerschaft(愛とパートナーシップの行動論理)」。一見一緒、又は延長線上に見える「愛」と「パートナーシップ」は、実はキレイに真反対(対照的)であるという、恐ろしい(?!)事実を、事項別の比較で示しています。

例えば具体的には、1番最初の項目、「愛」は、はじまりも終わりも“無意識”であり、“コントロール不可能”である一方、「パートナーシップ」は、はじまりも終わりも(結婚・離婚)も、“法律”を通した“意識的”な行いであること。

そして2番目以降は・・・

「愛」は“不合理”であるのに対し、「パートナーシップ」は“合理”・“理性”であり、“不断の協力”が不可欠である点。

「愛」は“無条件”であり、“要望”が、常に明確でないのに対し、「パートナーシップ」は、“条件”の下、大抵において“妥協”が必要とされ、“要望”は明確、そして“ルール”が決められるのが特徴

「愛」には“取引”はなく、「パートナーシップ」は、“取引→報酬(リワード)”の構造

・・・以上、結論は、全て対照的な

「愛」と「パートナーシップ」

が、共存する相手と出会う確率は、

奇跡に近い・・・

ということでしょうか?

「恋愛」と「結婚は別」、「結婚は、恋愛の墓場」??でしたっけ?・・・こんな言葉が、以外にも真意を得ているのかもしれません。

もはや、誰もが疑問を挟まなくなった「恋愛結婚」というシステムには、こんな大矛盾が潜んでいること、果たして世界のどれくらいの人々が知っているのかなあと思います。

でも一つだけ、論理的であり、でも実はとってもロマンチストなドイツ人らしいなあと思った表現が、

愛(恋)とは、

Himmelsmacht (ドイツ語):ヒンメルズマハト」で、これは、英訳すると、

Power of Heaven

思わぬ時に、自分の意思とは関係なく、落雷にあった・・・みたいなもの。

日本語では、

神業(かみわざ)

神の領域、この世のものでない・・・という定義づけ。

中々のセンスではないでしょうか。
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by mikiogatawestberg | 2010-12-07 02:12 | Love & Partnership