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PLUS JAPAN

先日、ドイツのポストバンクで並んで、ぼーっと郵便局内のTVスクリーン(大抵、ポストバンク初の製品やサービスのCMと、ドイツを中心とした最新ニュースがいつも流れている)を眺めていたら、いきなりこんな画像↓が登場して、びっくりたまげました。
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PLUS JAPANと大きく書かれたキャッチコピーの左横には、もう何度も見飽きた、滑稽過ぎるドイツ人の時代・感覚錯誤のGeisha(?!)イメージを、更に通り越すような、この意味の分からない日本女性(?・・・普通にキレイな方なので、何も変なメイクや仮装をせずに、そのままモデルとして登場した方が、全然良いと思うのですが・・・)のコラージュ?????!!!!!

せめて、日本への義援金・寄付金集めを、ポストバンクが公に始めた・・・ということであって欲しい、と祈るような思いで(苦笑)、観続けたのですが、これは、日本のプラス株式会社というステーショナリー(文具メーカー)の文具のコマーシャルだったということで、唖然としてしまいしました・・・。ポスト内を見回すと、このプラス(Plus)の文具が置いてあるコーナーが新しく出来ていました。ドイツの拠点は、デュッセルドルフにあり、製品は、よく見てみると、デザインも良いし、環境にも優しい、優れた製品のようです。
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日本の文具の品質も素晴らしいですが、ドイツも文房具王国なので(メーカーも、デザインと環境配慮の両方を備えた大御所ブランドが、既に沢山あり、ドイツ人も文房具好きな人がとても多し!)、Plusとしては、かなり勇気のあるドイツ進出だと思うのですが、販売拠点として、ドイツ全国規模のドイツポストを既に押えた!というのは、すごいことだと思います。

だからこそ、この的外れな広告に、再度落胆してしまいました。もう一度よ~く見てみると、目の下の睫毛?アイライン?と思える黒い部分は、黒い羽がついていて、これは、「日本からドイツへ飛んできた?商品+サービス」、もしくは、ドイツでは依然と文房具の王様のステータスを誇る「万年筆」のイメージから発想された、奇しくも、日独文化融合の成果(?)・・・ということなのかもしれません・・・としか、言えません。ちんどんやチーク、リップメイク(ペイント)に関しては、もう何も言いたくありません。ノーコメント。

国ごとのニーズやテイストに合わせた、ローカルマーケティングはもちろん必須ですが、それでもその国で、広告を担当する人のセンスや感覚が、既に乗り遅れているものである場合がある(=その国の消費者と同じレベル、或いは変に受けを狙おうと、時にそれ以下のレベルとなっているという、恐ろしい場合も・・・。現にドイツ人の多くは、もう既に、面白おかしい日本人イメージの次のイメージを求めている段階に来ていると思います。例えそうでなかったとしても、多額を投じても打つべき広告とは、ブランドや製品のイメージを上げるべきのものであって、決して下げてしまうものであってはいけないと思うのです!)・・・ということを、これから世界展開するメーカーや企業は考慮していく、そのまま丸投げにするのでなく、常にポジティブな意味での猜疑心を持ちながら見ていく、他からの視点や意見(例えば、その国に住んでいる日本人、日本人経営の現地企業などのコンサル)を平行して得て、多角的視点で判断、決断していくという姿勢が、マーケットの確立、長期的な成功に当たって、不可欠になってくると思います。特に、震災・原発事故後の今、実力のある日本メーカーの展開が、ただでさえも厳しくなっているからです。

・・・・・ということで、少し残念に思った事件でしたが、その分また、新たな気付きがあり、国際ビジネスでの課題について、意識を新たにするよい機会となりました。
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by mikiogatawestberg | 2011-08-30 22:18 | ドイツ的価値観・German Value

ベビー用スムージー

スムージー人気、未だ衰えずのドイツ、いつか出るとは思っていましたが、、、、、

ベビー用のスムージー、しかもオーガニック品質が、登場しました!ドイツjufico社のベビーライン「Fruchtbar」のもので、生後6ヶ月以降(ちょうど、ドイツの子育てでの、離乳食スタートのタイミングと同じ)からOKということで、フレーバーは、イエローとレッドの2種類。早速まずはイエローの方をご調達、我が家の6歳(!)の末っ子に、ご試飲頂きました。
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「おいちー!」

と、数秒で飲み干してしまいました・・・。(このアイテムはやっぱり、お子様用でなくて、ベビー用ですね、汗。内容量90gで、お値段は約1ユーロなので、お子様用だと、コスパ、合いません!)イエローのレシピは、オーガニックピュレー状のバナナ43%、桃37%、20%+ビタミンCという内訳。保存料、甘味、香料、着色料、全て不含有、ということでママも安心、デザインも可愛らしくて、特にキャップがキッチュな感じで、おもちゃっぽく、赤ちゃんにも十分アピールしそうな感じです。キャップもちゃんと閉まるし、サイズ的にみても、携帯用、お出かけにも便利そうです。

ご試飲に気を良くした末っ子は、もちろん自慢げにそのことを、兄と姉に話し、後日私は、結局3人全員に、このベビーサイズのスムージーを買わなくてはならない羽目に・・・。どうせ、買うならまた、ご試飲も兼ねてもらおうと・・・

今度は、女の子2人には、レッドの方を買ってみました。
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レッドのレシピは、イエローよりシンプルで、オーガニックピュレー状のリンゴ75%、苺25%+ビタミンCでした。リンゴと苺の、この割合の組み合わせってどうなんだろう・・・と思いましたが、女の子2人には好評。でも、イエローに比べて、ゆっくり時間をかけて飲んでいました(イエローより甘くて、一気に飲み干し系のお味ではなかったよう)。味見させてもらった、甘いものがあんまり好きでない息子は、「黄色のが、全然オイシイよー!」という意見でした。

ということで、レッドは、女の子向きかもしれません。

スムージー市場、次は、ベビーの延長で、おそらくお子様(小学生以上)が、来るのではないかと見ています。パッケージはもう少し小学生受けするデザインで、容量も多くして、「集中力アップで、計算すらすら!(緑スムージー)」「体力アップで、沢山シュート!(黄スムージー)」・・・なんて、コピーを打ったら、いいんじゃないかなあと、考えたりします。

ちなみに、日本でも美容と健康への意識が高い層では、静かなスムージーブームが、確実に成長しているようです。楽しく、とてもためになるサイトを教えていただいたので、ここにご紹介します!→「グリーンスムージー情報総合サイト」レシピのアイディアも面白くて、私も参考にさせていただく予定。グリーンスムージーのコンセプトは、ビクトリア・ブーテンコさんという女性を通じて、ロシア→アメリカ→ローフード・・・・・という流れの中で、日本にも入ってきているようです。背景もとても興味深いですね!
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by mikiogatawestberg | 2011-08-26 23:06 | トレンド・trend・Trend

+(プラス)一工夫の、オーガニックブランディング

オーガニック製品、及びオーガニックメーカーのブランディング&マーケティングが、更に多岐化してきています。個人のキャリアを考えるのと同じで、結局ブランディングやマーケティングというのは、「自分(商品・サービス)の、一番の強みと持ち味を見つけて、そこにフォーカスして更に尖らせていくことで、他者との差別化を図っていく」・・・そこに全てがある気がします。

例えば、最近目をひいたこの3品。

まずは、ハンブルグに本社のあるChariTea。テーマは“A good drink”。グッドドリンクとは、単に味が美味しい・・・という意味だけでなく、もっと広範でホリスティックな意味を持つこと。つまり、製品名ChariTeaをCharity(チャリティー)にかけているように、茶葉はスリランカで栽培されたオーガニック+フェアトレード。そして、センス溢れるおしゃれなブレンドレシピと味も、もちろん重要。
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写真左のChariTeaのredはルイボス茶ベースにパッションフルーツがブレンドされていて、右のChariTeaのgreenは、グリーンティーをベースにレモン、ジンジャー、ハニーなどが配合、工夫一杯、洗練されたお味です♪そしてプラスチックボトルでなく、お茶は瓶入りで・・・というのも、グッドドリンクの大きなこだわりということだそう。エコというだけでなく、ボトルデザインもおしゃれなので、重くはなりますが高級感がアップしています。

2品目は、ハーゲンダッツよりも美味しいオーガニックアイスのメーカー、私の大のお気に入りブランドRoggenkampが、今度はドレッシング市場に参上!今度はピエトロドレッシングのオーガニックバージョン(?!)を狙ってるのでしょうか?いつもマーケティングの上手さとトレンドのタイミング、製品の質とセンスの良さに感心します。
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・・・ドイツにはピエトロドレッシングはないですが(笑)、、、、、最近スーパーマーケットで、少し高めだけれども美味しいとファンが増えていたSylterサラダドレッシング(写真右)の、オーガニックバージョン(写真左)で(価格はオーガニックの方が1ユーロ高い)、勝負に挑みます。スーパーマーケットで、ドレッシングに高級感と美味しさを求めている層を、オーガニックのスーパーマーケットに、そのまま移行させよう!!という戦略でしょうか?私自身、まんまとそのパターンで動いた消費者の1人でした。

本日の3品目は、イギリスからのインポートオーガニック製品、オーガニック・ナン。
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ドイツはオーガニック王国なので、殆どドイツブランドであらゆる製品カテゴリーをカバー出来てしまうのですが、他の国のものが優位に立てるとすると、ドイツにはないコンセプトや商品・・・ということになってきます。価格が高くとも、ドイツのオーガニック市場で安定した人気と成長をキープしている勝ちブランドは、イギリスのブランドが多いです。代表的なものが、チャールズ皇太子のブランドDutchy Originalですが(私はこのブランドのレモンカードの大ファン!)、今回のこのオーガニック・ナンの製造元・newburryphillipsのようなベンチャー的ブランドも、これからきっともっと増え、面白くなってくるのではないかと思います。「ナン」はインドのもの、そして“イギリスとインド”の結びつきは、“ドイツとインド”とは全く違う意味を持っている強いものなので、これもドイツブランドでは適わない、イギリスならではの持ち味、強み・・・となってくる訳です(・・・数ヵ月後くらいには、ドイツのオーガニックブランドも、同じようなナン製品を、価格を更に抑えた形で出してくるのではないかと思いますが)。

このオーガニック・ナン、まだ試していないのですが、、、袋を開けて、両面一分間ずつ、グリルに載せるだけでOKということで、ドイツ人が大好きな夏の風物詩・バーベキューパーティーでも活躍しそうです。また、ナンをバーベーキューでというのは新しく、珍しく、イギリス輸入のオーガニックである・・・ということもスペシャルポイントなので、持ってきた人は、きっと注目を集めるんじゃないでしょうか?!・・・ちょっと人と違うことをいつも探している人、変化やアタラシモノが好きな人のエゴをくすぐるプロダクトですね。バーベキュー盛りの夏デビューというデビュータイミングも、中々上手だと思います。
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by mikiogatawestberg | 2011-08-25 22:48 | 文化・Culture・Kultur

観(光)客+風景と一体感のSPAコンセプト

先日、ドイツの北海(Nordsee)で、SPAを楽しんできました。

建築とコンセプトが新しく、注目を集めていて、更にサウナが充実・・・と聞いたSPA施設にチャレンジ。期待を裏切らない素敵なSPA体験で、心身クレンジング+デトックスしてきました♪

まずは、大好きなフィンランドサウナから。
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普通のサウナ、SPA施設との大きな違いは、全てが外側(風景)に向かって、大きくオープンになっていること!向かい側は、海辺の植物の生息する緑溢れる散歩道になっていて、向かって左側数十メートル先が、もう北海のビーチ(海岸)なので、砂浜を散歩してきた人々が、右の道路側に向かって進む散歩道で、横の建物を見ると中のサウナに入っている人と目が合ってしまう・・・というつくりになっているのです。(写真では分かりにくいのですが、実際道行く人は、全裸でサウナに入っている人をクリアに見てしまう・・・というほどの至近距離です。
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サウナを出た、SPA施設内も、プールや屋外の別の建物とのオープンな空間がやっぱり特徴です。
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サウナSPAの合間に、バスローブを羽織り、バルコニーから楽しむ北海の空気と風景(+人間)は、最高♪自然と自分の一体感を実感する時です。
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トルコの影響が強いドイツのSPAでは必ずある、トルコのHAMAMMサウナをはじめ・・・
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上から、Cold Mist、Polar Rain、Tropical Rain・・・と、それぞれテーマに合ったアロマ(精油)の香りと異なるシャワーが楽しめたり、、、
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「冷」「暖」の繰り返しと刺激で免疫を強化するクナイプSPAコンセプトも、流石、ドイツならではのものです。
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充分SPAを満喫した後は、上階で、ハーブティー+青リンゴで、ウェルネス+リラックス。
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雨で気温が低い日や、夏でも夕方などは、暖炉に灯が灯ります。暖かい火の横の椅子にゆったり腰掛け、バスローブでオープン風景を楽しみながらのハーブティータイムに、身も心も深く癒されます。
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その後は、お気に入りのペーパーバックなんかを読んで、ゆったり1時間くらい、余計なことを考えず、デトックスし、温まった身体を重力に任せて落ち着かせるのは、至福です♪
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・・・こんな贅沢な時間の過ごし方、運が良くて一年に一回くらいしか出来ませんが、その分、貴重な時間でありがたいなあ・・・と思いながら、楽しむことが出来ました♪たまの自分ご褒美は、いつも元気で前向きでいるには必要ですね!
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by mikiogatawestberg | 2011-08-23 21:10 | ウェルネス・Wellness

Stage Coach~シアターワークショップ~

夏休み、子供たちはもう一つのシアターワークショップ「Stage Coach」に参加しました。こちらも、トレーニングは月曜日から金曜日までの5日間の午前中、最後の金曜午後に発表会・・・という、長くつ下のピッピのミュージカルワークショップと、基本的には同じパターン。講師も、やはり現役の役者さん、ダンサーですが、開催場所のシアターが、小さいけれど前衛的な作品を中心に上演しているシアターなので、皆年も若めで、モダンな感じでした。今回の題は、ピッピとは趣向が大きく変わって、「アメリカ開拓時代」。
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今回は、8歳の長男も参加!このグループでは最年長の男の子。
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ヤンキーなアメリカンは、両脚をテーブルに載せます。お行儀の悪さが、開拓の時代は、イキであり、パイオニアであることの証!!??
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長女と次女は、大分舞台慣れしてきたかな?という感じでしたが、やはり後から聞いたら、緊張した・・・ということでした。
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セリフには英語も混ざっていて、振り付けも大胆で躍動感溢れる感じ。他参加者の子供たちも、ピッピのワークショップは殆どドイツ人だったのですが、今回は、スペイン人、フランス人、アメリカ人など、国際色に富むメンバーでした。
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by mikiogatawestberg | 2011-08-16 23:02 | 子育て・Erziehung

長くつ下のピッピ~ミュージカルワークショップ+公演~

ドイツの子供たちに長年愛されている人気のお話シリーズのひとつに、「長くつ下のピッピ」があります。子供向けのTVチャンネルでは、アニメ版や最新・改訂版でなく、60年代、70年代に撮られたと思われるオリジナル映像(?)のものが、常に放映されているという感じで、映像はとっても古臭く、主人公のピッピ役の女の子は、もうきっと40歳を越えてるだろうなあ・・・と思いながら、私は横目でちらちら見ているのですが、うちでは7歳と6歳の娘二人はもちろん、8歳の息子も一緒になって楽しんで観ることのできる、数少ないお話番組の一つです。日本で相当イメージでいうと、アニメですが、「どらえもん」・・・という感じかもしれません。

長くつ下のピッピは、原書名が、「Pipi Langstrump」でドイツ語風なのと、ドイツの子供たちに本当に人気なので、てっきりドイツ人作家の作品だと思っていたのですが、アストリッド・リンドグレーンというスウェーデンの女性作家の作品だということは知りませんでした。Wikipedia情報ですが、全世界で1億3000万部以上売った・・・ってすごいですよね。

ピッピは、ドイツの子にどうしてこんなにうけるのか・・・???と私も考えてみたのですが、ドイツの女の子にとっては、オレンジ毛の三つ編みでそばかすがあって、左右異なるタイツを履くおてんばで勇気ある女の子が、色々な冒険をしていくところ、frech(ドイツ語で、ちょっといたずらで、ワルっぽいという意味)なところが、ワクワクするポイントのようです。ピンクが主体で、可愛いらしい女の子らしさがそのまま表現されたようなアニメが人気の日本の女の子の趣向と、幼い頃からボーイッシュ(?)なドイツの女の子の趣向、かなり違いがありますよね(うちの娘たちは、日本の「ジュエルペット」のようなアニメも好きですが!)。ドイツの男の子にとっては、異性の女の子であってもピッピのいたずらなところや、冒険で海賊や闘いが頻繁に出てくるところが、とても面白いようです。・・・そして大人(子供たち)の親のドイツ人にとっては、自分も生育過程で観て育ってきた馴染みのある懐かしいお話なので安心できるというところも大きなポイント。悪さばかりする自分の子どもとピッピの姿を少し重ねたり、また、ピッピのお父さんはシングルファーザーなのですが、一人娘であるピッピと離れて暮らしているところに、なんとなしの同情とカタルシスを感じたりしているようです。

・・・前置きが長くなりましたが、この夏休み中、2人の娘たちは、1週間のミュージカル・舞台ワークショップ「長くつ下のピッピ」に参加しました!このプログラムは、月曜~金曜午後までの1週間、ベルリンやケルンなどのドイツの芸術都市で、現役で活躍中の本物の役者さんから集中的に演劇を学び、最後の金曜晩には、公に舞台上演するというもの。プログラム参加費に加え、子供たちの両親は、舞台発表のチケット購入が必須だったので、これはいい商売ね~・・とも思ったのですが、私の予想に反して、当日のミュージカル舞台、観客席は満員御礼!状態でビックリでした。高いチケット(大人1人18ユーロ!という信じられない価格)を、自分の子供が出演しないのにも関わらず家族全員分購入し、子供たちと一緒に観にくる観客ファミリーも沢山いたのです。節約家のドイツ人にしては、本当にこれは太っ腹なこと。ドイツのピッピ人気+演劇・ミュージカル熱を実感しました。

ピッピの物語では、主人公のピッピを支える、サブ主人公であるトミーとアニカという名前の兄妹が登場するのですが、今回のプログラムでは、監督は、この大事なサブ主人公役を、1時間半のミュージカルの中で、4等分して、合計8人の子供たちに演じさせました。(トミー4人、アニカ4人)ちなみに、ピッピ役は、ワークショップ講師でもある現役のプロの役者さんが演じました。うちの娘たちは、最後の1/4のトミー(長女)、アニカ(次女)役に決定!

ミュージカルの幕開け。まず、トミー1(ブルーと白のチェックのシャツ)、アニカ1(ピンクと白のチェックのシャツ)役の子が登場しました。
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引き続き、トミー2、アニカ2。
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半分過ぎたところで、休憩時間が入ります。隣には、バーがあり、ワインやゼクトで一休み・・・というところも、本物のシアター鑑賞と同じパターン。アイスを食べる観客の息子。
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スタンバイ中の長女と、同じく休憩中のピッピ。
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窓の外を眺めると、通りの広告円柱に今日のミュージカルのポスターが貼ってあります。これも本物のミュージカルやシアターと同様。
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戻ると、後半がスタート。海賊が登場し、舞台がぐんと盛り上がってきます。
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トミー3、アニカ3が登場。
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噂のシングルファーザー、ピッピのパパ。娘によって、海賊の手から逃れられるのです。
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遂に、最終章、トミー4、アニカ4が登場。ドッキドキでしたが、大きな声で頑張りました♪
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暗闇で骸骨をみつける、ピッピとトミーとアニカ。
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たくさんの宝石・金貨を見つけて喜んだのも束の間・・・
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トミーとアニカは、ふと気を抜いた瞬間に、海賊たちに捕らえられてしまいます。
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宝石・金貨と、トミー&アニカの交換取引を申し出たピッピ。トミーとアニカは、浮き輪で無事、ピッピの元へ・・・
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最後はめでたし、めでたし。みんな集まり、無事フィナーレです。
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や~♪ミュージカル、いいですね~。心が元気になります。娘たちも緊張したみたいですが、楽しんだようです。稽古はかなりanstreng(厳しかった~)とも言っていました。お疲れ様♪

ちなみに、「長くつ下のピッピ」・・・という題。私はずっと何年も、「長靴の下のピッピ」・・・だと思い込んでいました・・。日本では、児童書の古典という感じの位置づけで、今の子供たちは、ほとんど知らない感じなのでしょうか???モダンにアニメ化、映画化されたら、果たして流行るでしょうか?!ドイツでは、今後も長く、世代を越えて受け継がれていく物語のひとつであることは間違いない気がします。
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by mikiogatawestberg | 2011-08-15 21:04 | 文化・Culture・Kultur

Biolandの野菜~ストロベリー・パラダイス~

ドイツ(ヨーロッパ)には色々なオーガニックの認証がありますが、Bioland認証は歴史が長く、Demeterと同様、認証マークが激増した今でも、生活者からの厚い信頼を集めている認証マークです。オーガニックスーパーでもBioland認証のものは、ヨーロッパのオーガニック認証のものに比べ、圧倒的に価格も高いですが、基準と品質はぐんと勝ります。

Bioland認証のドイツの農家は、作物がとれる田畑の敷地内に、出荷用だけでなく、小さなショップを持っていることもしばしば。先日、Bioland認証農家を訪ねてきました。

Bioland"Erdbeereparadis(ストロベリーパラダイス)”という名のBioland農家、正面玄関前。
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玄関を入り、裏側に回ると、小さなショップがありました。(看板もなく、ドアが開かれています)
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中に入ると、、、ううっ・・・まるで、60年代のドイツの、“スタイリッシュ”とはかけ離れた、疲れたキッチン・・・という感じですが、、、お店の人を呼ぶ呼び鈴と、秤、オーガニックジャガイモが入った袋(製品)が、あまり何の考えもなく、そのまま並べられている印象。
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左側の壁には、オーガニックのハチミツ、ジャム、切花が並んでいました。苺ジャムを購入して、翌日の朝食テーブルに並べると、一気になくなってしまうほどの美味でした。
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夕食のサラダにして、もっとびっくり美味しかったのが、このきゅうりとトマト↓。
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トマト1ボックス(500グラム)4ユーロ(450円くらい)は、高いなあ・・・と思いましたが、本当に信じられないくらい美味しかった!!

もう一つ不思議だったのは、このサラダ用レタス↓。
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購入時は、きゅうりやトマトに比べると、そこまで元気を感じなくて、今晩サラダにして食べないと、翌朝にはくたびれちゃうだろうな・・・と思っていたのですが、なんと、この購入時の元気な状態が、常温でもちろん無農薬(オーガニック)で、3日も続いたのです!量を買いすぎてしまって、購入同日の夕飯で結局食べきれず、ざるに入れて、蓋をしてそのままにしたあと、ぬけてる私はすっかりそのことを忘れて、あわてて3日後に思い出して、しなしなを覚悟して蓋を開けたら、まったく変色もしていず、まだまだいけるシャキシャキ状態だったのです!!これはびっくりでした。“強力な化学肥料・防腐剤”と対極にある“究極のオーガニック”では、皮肉にも
同じようなキープ力があるということでしょうか?・・・それにしても、葉物系の野菜の保存は、センスと経験に富む主婦でさえも難しいといいますよね。私はセンスも経験も乏しいですが、インスピレーションで、適温箇所を探そうと、冷蔵庫の色々なところに入れてみたり、ラップをかけたりかけなかったり、半分開けてみたり、天気によっては、キッチンで保存場所に適しそうな場所を選んで、常温保存を試みたりして、毎回色々なパターンを実験して、上手くいったり、大失敗したり、予想外の展開になったり、まだまだ、野菜の保存に関しては、要を得ません・・・。

・・・とにかく野菜たちは、写真に収めても、生命力に富んだ野菜たちなのが、十分伝わって、感じていただけるのではないかなあと思います。濃くて、自由で、幸せオーラで包まれているというのでしょうか?こうみてみると、野菜たちも、動物や人間と一緒で、感情や人間性さえ備えているのではないか?と、思ってしまう程です。

外に出ると、ストロベリーパラダイスのErdgas(ナチュラルガソリン)の車が停めてありました。
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敷地内では、乗馬も可能。長閑な田園風景。つぎはぎでない、ホリスティックなオーガニックなところが、気に入りました♪
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by mikiogatawestberg | 2011-08-11 22:22 | オーガニック・Organic・Bio

次女の小学校入学式~ヘッセン州は新学期がスタート~

ドイツは、フランス→パリ、イギリス→ロンドン、日本→東京・・・のような一極集中でなく、州文化の強い国という事実は(・・・そう考えてみると、文化や社会、人間性は全然違いますが、”州文化”に於いては、意外にもアメリカに近いのかも?!)、特に、教育(学校)面や夏休みでとても顕著にみることが出来ます。

フランクフルトのあるヘッセン州は、先日8日月曜日から、新学期(新学年)がスタートしました。今日、私の仕事の取引先の担当者と、たまたまその話になったのですが、彼女の住むドイツの州は、新学期は9月からスタート(日本の小学校と似ていますね。ちなみにドイツにある日本国際学校の夏休みは、日本の夏休み暦で動いています。なので、例えば、フランクフルトの日本人学校は、8月一杯夏休みです)ということで、「あとまだ、一ヶ月あるの~!」と、通常の仕事リズムと小学生の娘との夏休みリズムの両立が、とても大変そうでした。ただでさえ長いドイツの夏休み6週間。州毎に時期がずれる現実を考慮すると、6月終わりから9月まで、ゆるやか夏休みモードがずっと続いている状態で、、、、これは、仕事をする人、特に国際的な仕事をする人にとっては、毎年頭を悩ませる問題なのです。

我が家の子供たちも、皆一学年ずつ学年が上がり、なんと、一番末っ子の娘が、小学校お入学となってしまいました!・・・もちろん嬉しいのですが、これで全員小学生になってしまい、もう幼稚園児がいなくなってしまったかと思うと、やっぱり少し寂しくて、月日の流れの早さを、今回はかなり身に染みて感じています。

ドイツの小学校入学といえば、恒例のコレ↓。
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「Schultuete」・・・(入学おめでとう、という意味の、小さな玩具や文房具、お菓子の入った三角コーンのお楽しみ袋のようなもの)を抱えて、待ちに待った入学で、満足そうな次女。モンテッソーリ学校は、建物が一つで下の階に幼稚園、上の階が小学校になっているので、「今日からいつも、階段上って上に行くんだよね!」と、嬉しそうでした。「お勉強」がはじまる初めての雰囲気に、緊張したり、不安がる子もいましたが、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいる末っ子の彼女は、「やっと私の番ね」・・・と、余裕な感じでした。私は長女なので、こういう場面をみると、何番目に生まれるか・・・というのは、キャラクターを大きく形作る要素だよなあ・・・と思います。

一つ上のクラス、2つ上のクラス(長女)からの、出し物。
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この後、これらのクラスのaelteres Kind(大きい子供)から、kleines Kind(小さな子供、ピカピカの一年生)に、折り紙や画用紙でつくった簡単なプレゼントが渡されます。渡してくれたaelteres Kindが、いわゆる先輩+メンター+ピア(これからの小学生生活で、クラスなどで、モンテッソーリの教材の使い方が分からない時や、学校のことを聞いたりする)になります。

Schultueteは、またまた懲りずに、ぎりぎりになっての調達でしたが(上の二人の時と同様)、なんとか間に合って、娘が大好きなアリエルのものをゲットすることが出来ました!家庭によっては、時間をかけて、最初から手作りするところもあるのです。そこまで思い入れのあるもの。手作りで、丹精込めて丁寧につくられたオンリーワンのSchultueteは、やっぱり目立って、スターです。今年も、ビーズをたくさん使って少しエキゾチックに、民族衣装風に仕上げたSchultueteがとっても目立っていました。お母様は、ドイツ生まれのトルコ人です。

・・・次は、ジャパネスクで、、、とインスピレーションを得たものの、もう下に子供がいないことに、今気付きました・・・。

日本はまだまだ猛暑+子供たちは、夏休み真っ最中ですね。

皆さん、夏ばてにお気をつけて、引き続き良い夏をお過ごし下さい♪
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by mikiogatawestberg | 2011-08-09 22:24 | モンテッソーリ・Montessori

ちびハーフなでしこ予備軍?!

暑い夏が予測されていたものの、今年、夏は一体あったのか・・・という感じの、拍子抜けのドイツの夏ですが(涼しく過ごしやすいのは良いのですが、外を歩くと木の葉は軽く色づき、連日の大雨で落ち葉もしっとりと濡れ、ここ数日は、秋の気配さえするほどです)、でもちゃんと夏休み中は、ビーチも楽しみました!

今年の子供たちのブームは、砂浜サッカー。

最近特にサッカーが頭の多くを占めている長男は、もちろん・・・
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写真向かって左、グレーのTシャツで砂浜を走るのは、長女です。長女も、日本人のサッカークラブに所属し、そして、実は上手なのです。日本人のクラブでも女子は1人(兄弟がクラブに入っている、日本人女の子を諦めずに誘っていますが、中々説得が難しいです。。。ドイツでは少女サッカーも、数年前から既にブームになっています)。砂浜サッカーでも、大きな男子+兄貴に混じり、女子1人。・・・でも、全く気にならない様子。母親が見ていても、相変わらず、姉御肌+男前だなあ~と感心します。
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隣では、少女サッカー予備軍の次女が、自主トレ中(笑)。
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彼女、小柄なのに、太ももも二の腕も、筋肉がすごいのです。サッカーボールを使ったこんなトレーニング法、教えてもいないのに、勝手にやりだして・・・天然スポーツ好きの子供って、きっとこうなんですね~と、筋トレなんて、すぐに疲れてしまうし、退屈でとてもしんどい・・・と疑わない私にとっては、正に未知のガールです。あ、でも、私もジョギングは始めました!毎日1時間くらい走っています。

サッカーで汗をかいた後は、近くのスタンドカフェで、おくつろぎ・・・スノボーガール風??
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ちなみに、砂浜でのサッカーは、ボールを追いかけ、走るのも、グランドに比べてよりハードで、キックもとても難しいということです。By長男。
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by mikiogatawestberg | 2011-08-01 22:54 | 子育て・Erziehung