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上杉隆氏 フランクフルト講演会「福島原発事故の現実」のお知らせ

3.11以降の日本でご活躍、ドイツのメディアにも度々登場されている、ジャーナリストの上杉隆氏が、4月にドイツを巡回講演されるということです。

その一環として、なんとフランクフルトでも日本語による講演があります。講演後は、質疑応答の時間も用意して頂いているそうです。日本の現況の真実と、今後の方向を知る貴重な機会、是非ご参加下さい。フランクフルト近郊の方は、ぜひお誘い合わせの上、足をお運び下さい!定員は120人までだそうですが、既に反響がとても大きく、続々席が埋まっている状態だそうです。私ももちろん行きます!会場でぜひ、お会いしましょう。お申し込みはお早めに!レップ昌代さん宛まで、メールで直接お申し込み下さい。 kyokamoko@yahoo.co.jp 
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上杉隆氏 フランクフルト講演会「福島原発事故の現実」
期日: 2012年4月15日(日)19時より
場所: Zentrum Oekumene, Praunheimer Landstr. 206, 60488 Frankfurt/Main
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ホームページ: Zentrum Ökumene
交通: 
① 地下鉄U7/Hausen駅下車。そのまま来た電車と同じ方向に徒歩約10分。
② バス72(Industriehof <-> Nordwest Zentrum)Pflanzländer下車、徒歩約150m 
③ 車で来られる場合は、会場の北側あるいはNidda-Brücke側に駐車場があります。

入場料:無料

【上杉隆 Takashi Uesugi】 主に政治記事を執筆するジャーナリスト。最近では特に東日本大震災後、日本大手のメディアへの問題提議、および言論の自由を訴え、その報道活動は海外において大きく評価され、ドイツのメディアでも種々紹介されている。オフィシャルサイト
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そして以下、今回の上杉氏のドイツ巡回の講演スケジュール(ドイツ語)も、是非ご覧下さい。フランクフルトの他にも、ベルリン、ヘルフォルド、ヘッペンハイムなどの地で、色々なテーマとコラボで開催予定。また、フランクフルトでは、上記15日の日本語による講演の次の日16日には、Frankfurter Rundschau新聞でも、「福島原子力事故・・・東電、政府、メディアの沈黙の真実」という大変興味深いテーマで講演会が企画されています。沢山のドイツ人が集まり、後日この講演会について、大きな記事となることは間違いないでしょう。日本の本当の状況が中々掴めない中、多くのドイツ人が上杉氏の発言に注目している筈です。

Vorträge von UESUGI Takashi
(Journalist, Free Press Association Japan, Tokyo)


10. April (Di): Evangelische Akademie Hofgeismar: Tagung „Ein Jahr nach der Katastrophe“
16:00 “Ein Jahr nach der Katastrophe – Rückblick und Bestandsaufnahme“
19:00 “Fukushima und die Folgen – Dokumentationen zum Unglück im Kernreaktor“

11. April (Mi): Hofgeismar

13. April (Fr): Berlin: IPPNW, Deutsch-Japanisches Friedensforum und Gesellschaft für
Strahlenschutz (Frau Angelika Wilmen; Moderation: Prof. Eugen Eichhorn;Koreferent: Dr.Sebastian Pflugbeil)
19:00 Vortrag: “Die Atomkatastrophe in Japan – Folgen für Natur, Gesellschaft und Gesundheit“
Ort: Ökumenisches Zentrum für Umwelt-, Friedens- und Eine-Welt-Arbeit e.V.,
Wilmersdorfer Str. 163, Berlin

14. April (Sa): Herford: IPPNW / Ärzte für Frieden und soziale Verantwortung NRW e.V.
(Moderation: Dr. Martin Sonnabend. Grußworte: Pfr. H. Kasfeld (Stellvertr. Superintendent), Pfr.Dietrich von Bodelschwingh, Vorsitzender des Vereins Heimstatt-Tschernobyl)
18:00 (19:00) Vortrag: “Die Atomkatastrophe in Japan – Folgen für Natur, Gesellschaft undGesundheit“
Ort: Haus der Kirche, Hansa Str. 60, Herford

15. April (So), Frankfurt: Japanische community im Rhein-Main Gebiet
(Organisation: Ehepaar Suzuki, Ehepaar Repp, Frau Kawa, Frau Azuma)
19:00 Vortrag: „Die Atomkatastrophe in Fukushima“ (auf Japanisch)
Ort: Zentrum Ökumene der EKHN, Frankfurt, Praunheimer Landstraße 206

16. April (Mo): Frankfurt: Frankfurter Rundschau (Moderation: Joachim Wille, FR)
19:00: Vortrag: „Die Atomkatastrophe in Fukushima -- Tatsachen, die Tepco, Regierung und Medien verschweigen“
Ort: Frankfurter Rundschau, Textorstraße 35 (Karl-Gerold-Platz 1), Frankfurt

17. April (Di): Heppenheim: (Organisatoren: Dekanat Bergstraße (Pfn. Barbara Köderitz), Zentrum für Gesellschaftliche Verantwortung (Dr. Hubert Meisinger), Zentrum Ökumene (Dr. Martin Repp)
19:00: Kurzvortrag von Takashi Uesugi: “Die Atomkatastrophe in Japan – Folgen für Natur, Gesellschaft und Gesundheit“Weitere Kurzvorträge von Carl Hoppe (BUND) und Hubert Meisinger. Moderation: Köderitz
Ort: Haus der Kirche, Ludwigstraße 13, Heppenheim

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by mikiogatawestberg | 2012-03-30 20:34 | 脱原発・No Nukes

“ボルティジーレン”屋内トーナメント

イースター休暇まで一週間、学期末が近くなり、子供たちの活動、学校関連のイベントで忙しくなって来ています。

週末は、娘たちがトレーニングに行っているvoltigieren(英語でVaulting)の大会へ行ってきました。このフランスが元々の由来の「voltigieren(ボルティジーレン)」について、どんなスポーツなのか、簡単に説明するのが非常に難しいのですが、英語の分かりやすい説明を見つけました。

「to perform exercises on horseback(ウマの背の上で行う、エクササイズ・パフォーマンス)」。

普段は、マットレスやトランポリンなどをはじめ、体操用の器械などを使って、ボルティジーレン特有のバランスや動きを練習します。イメージ的には器械体操とバレエの中間のような感じです。ある程度練習を積んで、動きが安定すると、本当の馬の背の上でも練習したり、野外の大会・トーナメントの場合は、本物の馬の上で行いますが、今回のトーナメントは、体育館の中での屋内開催。馬でなく、跳び箱のような馬型の器械体操の用具を馬に見立て、トーナメントが行われました。

髪を結って、所属グループ毎のユニフォームを着て、準備します。
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ウォーミングアップ+リハーサル。
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競技スタート。3つにブロックが分かれ、同時にパフォーマンスがスタート。
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音楽にのって、黙々とパフォーマンスが続きます。背後に審査員がいて、点数を付けていきます。
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同じチームで、まずは長女の番。年齢・背の順に10人中、9番目スタート。
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最後に10人目(最後尾)の次女。
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少し緊張した面持ちでしたが、所々に笑顔もあり、二人とも、堂々と出来ました♪

結果は残念ながら今回は、9チーム中、7番目という、残念な結果に。大きな失敗は誰もしなかったのですが、他のチームがとても上手だったようです。泣いてしまった子もいましたが、うちの2人はけろっとしてました。(長女曰く「審判がフェアじゃなかった!」ホント?!)

表彰式。メダル(順位によって色違い)は、参加賞と共に全員貰えます。
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ドイツはちょうどこの前日の晩、サマータイムになり、日本との差が、8時間から7時間に・・・。時差を考慮に入れると、早朝5時起き(身体が半年慣れていた時差8時間、つまり生物時計では早朝4時起き)でのイベントだったので、さすがに終了したランチタイム付近には、ふらふら。久々に、日曜午後、ぐっすりお昼寝をしてしまいました。
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by mikiogatawestberg | 2012-03-26 20:31 | 子育て・Erziehung

雨のサッカーデビュー

先週半ば位から、急に気温が20度近くになり、春のように暖かい日が数日続いていたのですが、週末の日曜日早朝には、また気温がぐんと落ち、そして小雨が降り始め、だんだんと空(雲ゆき)模様も怪しくなり・・・・・!

いつもならば、少しの雨くらい気にしないのですが、今日は待ちに待った(私が・・・)、日本人の小学校のサッカークラブの、4月から新1年生になる子供たちのお試し日、うちの一番のちびちゃん(次女)のデビュー日だったのです。
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次女は、兄と姉がサッカーをしているので、もちろん自分も!という気持ちはいつもあったものの、日によっては「やっぱりどうしようかなあ・・・」と迷う時もあったので、お試し日の日のたまたまの気分にも拠るかなあと思っていましたが、どんよりお天気に影響を受けず、当日はやる気満々!で兄と姉に、ユニフォームの着方、膝・ふくらはぎ当てサポーターの装着方などの手ほどきを受けながら、準備から楽しみました。ほっ。
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いつもの屋外の練習フィールドに到着した時は、かなり雨も酷くなっていたのですが、2011年度最後ということもあり(日本のサッカークラブなので、日本の学校の学期・カレンダーで動いているんですね。いつもドイツの学校カレンダーとは、ずれています)、今日もトレーニングとお試しは、無事決行!それでも、日本人学校の方は、既に終業式、または卒業式が前日に済んでしまっていたので、旅行や休暇に出掛けられたファミリーも多いのか、いつもに比べると、参加者はとても少なかったです。2時間、冷たい雨がしとしと降る中での観戦は、流石にいつもより時間が流れるのを長く感じましたが、元気に走り回る子供たちを見て、元気になりました!
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by mikiogatawestberg | 2012-03-19 21:16 | 子育て・Erziehung

サッカー練習観戦

最近の私の趣味・・・すっかり親ばか・・・「息子のサッカー練習の観戦+写真撮影」になってしまいました。

週に2回ドイツのチームで練習、週末は日本のチームで、日独両方のチームで頑張る姿は、母の誇りです♪3月に入り、大分暖かくなって来たので、ユニフォームも、長袖スポーツウエアで大丈夫になってきました。

夕方6時に、お散歩を兼ねて、公園を抜け、屋外サッカー練習場に息子をピックアップしにいくのも、楽しみ。沈むオレンジ色の夕日を背景にした夕方の空気と雰囲気は、郷愁の想いを駆り立てる・・・。少し前まで夕方6時はもう真っ暗でしたが、大分日が延びてきました!
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週末は、練習試合。
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日本のチームでも頑張っています♪
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息子なりに、ドイツのチームと日本のチームの練習方法や種類の違い、プレイヤーの性格やチームプレーの在り方の比較分析などをしているようで、これを「トピック」に、夜、就寝前、息子と話すひと時が、私の最近の至福の時間。比較文化の視点と議論、分析力をつけて、コミュニケーション能力を学ぶ方が、単に日本語が出来るとか、バイリンガルであるとかであることより大事だと思います。

物事における、子供の上達の速度って、本当にスゴイ目を見張るものがある。「好きこそものの上手なれ」は、いとも簡単に使われる表現ですが、やっぱり的を得ているなあと思います。大人でも、何かに興味を持ち、情熱を注ぎ、短期間のうちに、沢山習得したりは可能ではある。・・・でも、やはり日々の生活の中で、「やらなければならないこと」に、常に忙殺されたり、必要なインフォメーションや不必要なインフォメーションの洪水で集中力が鈍ったりして、やっぱりそういう意味では、まだ「義務」の範囲や種類、量の少ない、つまりカルマの提供する人生の不可避な課題が少ない子供時代は、大好きなことに、狭く深く熱中し、そこで、大人になってからの人生で不可欠な、自己信頼力、持久力、チームワークの基礎となるレンガ石を、しっかりと積んでいくチャンスがあると思います。極論を言えば、このレンガ石を、子供自身が自分の力でしっかりと積み立てていくことの出来る“環境”を整えてあげることさえ出来れば、もう十分あっぱれな子育てをしている、ということが出来るのではないでしょうか?与えすぎても、与えなさ過ぎても駄目。子育てのさじ加減は難しいですが、ベストな答えは、体のバランスを支える中心の1点(丹田)を親子で探し、探させるチームプレイを続けながら、子供の肉体精神的な成長と、常に変化する外部環境の中で、そのバランスをキープして、更に強化していくこと・・・とても“シンプル”なこと、と感じます。
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by mikiogatawestberg | 2012-03-13 21:42 | 子育て・Erziehung

3月11日のドイツのTV番組

3月11日の日曜日のドイツのTV番組は、地震、津波を超えて(こちらについても、無視はされてはいませんでしたが)、「フクシマから1年」という特集で一杯でした。ドイツ人は自ら、「福島の原発事故という事実を駆使(instrumentalisieren)して、ドイツの脱原発を達成した」と自覚していて、公けの認識にもなっています。実際原発事故が引き続き被害を拡げている日本では、原発よりも、地震・津波のことに焦点が向いていることを見ると、日独でこの部分は逆になっているように思えます。
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私は去年、3月の福島の原子力発電所で1号機と3号機の爆発があり、まだ固唾を呑む状況の続いていた時、あるドイツ国内の仕事関連のセミナーに参加したのですが、そこの参加者の中でたまたま、ドイツの脱原発へ向けての政治的活動にとてもアクティブなドイツ人女性がいて、私が日本人ということを知りながら、目の前で、他の参加者の多くに向かって、

「このまま福島の状況がもっと悪化するようなことがあれば、ドイツは脱原発を達成するかもしれない・・・」

と、まるで半分、それを望んでいるみたいにも聞こえる発言をし、私は、どうして日本のことをそんな風に、自分たちの脱原発を達成したいがために、まるで道具として使うような感じで、日本人を目の前に飄々(ひょうひょう)と言うことが出来るのかと、その冷たさとずうずうしさ、また、遠い国で、自分たちには直接関係ないからという、非常に利己的な態度を、激しく罵倒したくなる気持ちに駆られ、いきり立ったことを覚えています。

その後、結局ドイツは、脱原発宣言を達成します。

セミナーの女性は、配慮や思いやりに欠けていたことは確かですが、でも世界に先立って今、脱原発、代替エネルギーを引っ張っているドイツの底力は、それくらいの、目ざとい考え方、そこはかとない忍耐・持久力、どんなことがあっても、目標にしがみついて絶対諦めないような、この女性のタイプのようなドイツ市民の力(全部ではありません。30年間、脱原発に向けて地道に活動してきた、あくまで一部のドイツ人です)が支えていることも事実なのです。そして、この層があったからこそ、今のドイツがあります。この前も書いたように、ドイツも、基本は日本と同じで、戦後のメジャー路線は、原発推進だったのです。今でも強い原発ロビーが存在し、もちろん大企業とも繋がりがあり、常に逆転を狙っているので、安住は出来ません(脱原発を達した今も、脱原発派は、一瞬も気を抜かず、目を光らせています)。過去には、サッカー好きのドイツ人の性向につけこんで、多数を味方につけようと、サッカー場のナイトゲームでライトを全部消したりする行為をして、「如何にドイツで、原子力が必要か?」と、アピールしたこともあるなど、基本構造は日本政府と東電と、実はそう変わらないんです。マスコミの操作や、多数派市民への情報、感情操作も、似たようなもの。では、今の日独間に生まれてしまった大きな違いは何なのか?と追及すると、「市民の違い」となるわけです。脱原発の活動に心血を注いでいる上記のような極端な女性みたいなタイプは一部ですが、そういう人たちも、世界の原子力ネットワークから抜け出るというような、大きな革命を起こすためには、やっぱり必要な人たち、ということになります。あと他の大部分の人たちは、そこまで極端な考えや行動はしなくとも、如何に「原子力が、人類が、自らコントロールすることの出来る範囲を超えている危険な技術であることを認識している」という点で、やはり市民一人ひとりの部分で、日本と比べた時、ドイツ人の平均点が高いというのが、悲しいかな・・・事実です。

論理の徹底と議論力を生育過程で叩き込まれるドイツ人と、協調と和の中での非論理、空気を読むことを生育過程で学ぶ日本人の間では、特に原発問題に関しては、日本人の私たちの乗り越えなくてはならない壁は、果てしないです。根本の教育から、間違っていた・・・とは言いませんが、これからの時代に対応していくのには「とても厳しい教育」であることは変わりなく、ちょうど今、日本は、教育や社会の根本を考える時に来ていると感じます。

テレビ番組では、震災から1年後の3月11日にドイツ国内で行われた脱原発のデモと同様に、日本での日本人による脱原発デモの様子の映像も沢山放映されました。
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「70%の日本人が、原子力に反対している」とドイツのキャスターは言及していましたが、どのチャンネルの特集も、番組を観たドイツ人は、日本の今の風潮は「脱原発」という印象を受ける全体的な番組構成でした。かわって、地球の裏側の当事国日本では、「脱原発」は、メディアでは殆ど取り上げられなかったり、取り上げられるとしてもとても小さかったり、堂々、少数派ですよね。実際はそこまで“少数派”でないと思いますが、“少数派”であると、ラベル付け、印象付けが意図的にされている・・・ということです。また一方で、ドイツメディアが取り上げたように、そこまで多くの日本人が、今デモに参加し、70%が大きな声で”脱原発”を叫んでいるというのも、そのまま事実、というわけではないと思います。

確実に言えることは、メディアや番組は、送り手、又は送り手の背後にある圧力などによって、どの国のどのものでも印象操作がされているということ。それを承知で、複数のメディアから情報収集し、精査し、自分の頭で考えて、事実をつなぎ合わせ、編集し、全体像を見ていくようにしなければいけないということだと思います。
努力と継続が必要ですが、これをしないと、日本はもちろん、これからの世界で生きていくのは、本当に厳しくなっていくと思います。
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by mikiogatawestberg | 2012-03-12 22:24 | 脱原発・No Nukes

もうすぐ1年

この1年、東日本大震災と原発事故のことが頭を離れた日は1日もありませんでしたが、3月に入り、また今週に入ってから、今週末に1年を迎えるということで、色々な想いが甦ってきたり、考えが膨らんだりしています。

地震・津波に関しては、直接の被災地にお住まいの方、家族やご友人がいらっしゃる方と、そうでない方との間では、実生活に与えられたインパクト、影響の差はとても大きいと思います。原発事故に関しては、民主主義国家とは思えない甘い基準値や、きちんとした政府からの注意深い対策がされないまま、残念ながら皮肉にも日本の“世界一優秀で最速の流通網”に乗ってしまっている放射能に汚染されてしまった食品からの内部被爆の危険性、また、利権だけのための全国への瓦礫ばらまきによって、未だ信じられないし、信じたくもないことですが、段々と日本全土が汚染されていくこと、そして何の罪もない子供たちが犠牲者になっていく可能性が出てくる未来に対しての憂い、現実に対しての深い哀しみと怒りを感じています。

政府・東電・大手メディアとの癒着、世界中にネットワーク化する原子力マフィア、そして、残念なことに、未だに多くの日本の方の無関心。蓋を開け、本当は目を逸らしていたい過酷な事実を結びつけていくと、色々なことが見えてきます。原発や被爆の考え方などは、繊細なトピックで、個人個人で意見が違う・・・とは、もちろん尤もなのですが、現実を見ていると、地震は活動期に入っていますし、そういうのんびりした議論が出来る“平和”な時も、既に過去のものになってしまったのだなあと、脱力することも多いです。

なんだか、暗くなってきてしまいました・・・。現実はかなり厳しい状態だとは思いますが、でも私は諦めてません。大きな危機は、大きなチャンスでもあり、絶対に、何か私たちへのメッセージなのだと思います。そしてこれは、日本人の私たちへはもちろんですが、世界全体へのメッセージだとも思います。この時代に、日本人として生まれたというのは、絶対に何か意味があるはず、だと思います。変化や産みの苦しみから逃げず、自分の出来る範囲で、自分で情報収集し、考え、行動することが出来る人が増えていけば、必ず先が見えてくると信じています。

今日は、「物理化学」を専門とされる方から以下メッセージを頂きましたので、以下、ご紹介させていただきたいと思います。

~日本では、震災の影響や福島第一原発の報道は、日に日に少なくなってしまいました。自分の専門が物理化学なので、複雑な気分です。メルケルさんはかっこいいですね。ヨーロッパは(特に北欧、ドイツ、フランス)自分の専門分野で歴史があり、また主となっている地域です。残念ながら日本(政府)は、基礎研究に対する考え方がイマイチです。

私は個人的には、原子力発電所を人類が持ち続けるのは無理だと思っています。それは、放射性物質を簡単に人類にとって無害なものにする方法がひとつもないからです。ただ、放射性物質の保管、処理や廃炉を十分安全に正しく行うために、処理を研究する分野をしっかり残していく必要があります。これらの処理は非常にとてもとても!時間がかかるものなので、今生きている私たちが、十分に配慮する必要があります。本当は、日本が初めて原発事故をおこした東海村の事故のときに、原発事故を処理するための組織を政府がつくるべきだったと思います。福島第一原発の事故処理は、いまだ東京電力が主になっているようですが、一企業が、今生きている人たちの寿命内に到底処理できない内容を処理できる、またはそういった超長期的ビジョンを持てるとは思えません。利潤ではなく、たくさんのお金と人材、英知をつかって対処しなければ、安全に処理することがとてもとても難しい(ほとんど無理!?)問題なのです。今もなるべく早くそういった方向に進んでほしいと思っています。

今回の出来事は、本当に常識的に考えることができない、普通ではないことだと思っています。(でも、パニックを起こしたり、やたらいつも通りにしようとしたりするのはちょっと違うと思っています。)化学や物理が「こうすれば大丈夫」という確定した答えをだすことはできません。結局は、みんな一人一人が判断するしかないのだと思います。私の意見は「原発反対」のために書いたものではないのです。至極意識的に、公平に、確かな事実だけから考えたつもりです。(内心、海をもう二度と泳いだり、魚とったりできなくされて、どこにもやりばのない、理不尽な思いでいっぱいですが。)こんな普通じゃない時に、一生懸命に考えて、落ち込んで疲れてしまっている方たちの、考える材料というか(材料にもならないですが...ごめんなさい!)息抜きにしてもらえればという思いなのです~


ちなみに、所属の保守党は本来原発推進派なのにも関わらず、勇気をもって世界に早々と「脱原発」を断言したドイツの現メルケル首相ですが、実は彼女は「物理学」の博士号の所持者なのです。政治家としての前に、彼女の「一個人としての人間力の高さ」と「専門的な知識」、そして「女性」であったことが、ドイツがこの英断に至るにあたっての、運命ともいえる偶然、ラッキーだったと、私は思っています。3.11、福島の原発事故以降、早々と脱原発、そして現在のユーロ危機でも独り勝ち状態で、完全にEUの中心・指導国としての地位を確固としたドイツへの世界からの評価は、現在うなぎのぼり状態で、ここ何年もずっと減少し続けていた世界の「ドイツ語学習人口」が、今また上昇しているのだそうです。ドイツ人の多くはもともと英語が堪能で、ドイツ語は複雑で習得が難しい言語であるという背景から、特にビジネスパーソンにとっては、今までドイツ語を学ぶということは、あまり魅力的でなかった。誰もが、まず英語、そして中国語、スペイン語・・・と疑わなかった世界の風潮(私もそう信じてたし、ドイツ人自身もそう思っていた!)の中での、このドイツ語学習欲への復活の兆し。いやあ、本当に、人生、世の中、何が起こるか、分かりませんね。原発事故と同様、信じられないようなことが、しばし、起こるものです・・・。そして、如何に個人としての一人の人間が、世の中の「風潮」とか「雰囲気」とか、実は実体のないものに、いとも簡単にマインドコントロールを受けているか、という事実。そういった似たようなことって、日常生活の中で、ごまんとあるのではないかと思います。

また、ドイツという国は、脱原発にしても、30年間をかけて地道に忍耐強く、諦めずに闘ってきたという背景があることも確かですが、同時に、色々な偶然が重なって、今があることも確かなのです。同じ戦敗国でも、ナチスの犯罪は世界中から凶弾され、日本と異なり、島でなく四方を敵に囲まれる大陸に位置し、常に闘い、領土争い、戦争を重ねてきた。東西で国は分断され、チェルノブイリの被害も受けた・・・一見、不遇と思われる歴史と経験から、ドイツ、ドイツ人が学んだことが、今、それらがあったからこそ良い方向に向かっている、とも言える。正に、「災い転じて福となす」という言葉が、今のドイツにピッタリ重なると感じています。

そう考えていくと、原発事故が起きたときに、たまたま「民主党」政権であった日本の不遇・惨禍。・・・近い将来、必要でなかった犠牲が出てしまう結果を通過することによって、私たちが経験から謙虚に学び、行動を起こすのならば、大きな福に、変えることが出来るかもしれない。今はキラキラのドイツだって、また何が起こって、福が災いに転化するかもしれません。世の中は、諸行無常、幸せの中に不幸があり、不幸の中に幸せがある・・・ユニバーサルな定理だと考えます。

長くなりますが、脱原発に向けて、これからもしつこく、色々と続けていくつもりです。

最後に、こちら、お勧めのリンクです。ぜひご覧になり、また何か感じ、心が動くようであれば、ご家族やご友人にリンクを更に転送して頂けたら、うれしいです。

みえないばくだん:YouTube動画 約10分】・・・英語版、ドイツ語版を始め、外国語バージョンも出ているようですので、海外のご友人にもぜひ。

英BBCドキュメンタリー「メルトダウンの内側」日本語字幕版日本語・英語】・・・普通の感性を持った方であれば、原発を持つことの無意味さが理解できます。

BBCドキュメンタリー「津波の子供たち」"Japan's children of the tsunami " 3.11日本語・英語 】

Fukushima child's playtime starts with a fallout check英語のみ】
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by mikiogatawestberg | 2012-03-07 23:11 | 脱原発・No Nukes

ブランコ

娘たちと、公園へ行きました。

昔、2人がまだ幼稚園で、もっと小さかった頃は、よくブランコをこいでいるところの写真を撮ったものですが、最近はずっと撮っていなかったなあと、久々に「ブランコ場面」のシャッターを切りました。
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レンズを通して2人を見ると、すっかり“小学校低学年の女の子”になったなあ~と、改めて成長を実感しました。
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by mikiogatawestberg | 2012-03-06 00:34 | 子育て・Erziehung

春到来までもう少し?!サッカー外練習、開始。

3月に入り、やっと極寒の日々からは抜け、毎日少しずつ日が長くなり、気温も上がってきています。そろそろ春の到来が、待ち遠しくなってきましたが、サッカーは、日本のサッカーチームも、今月から外練習が再開になりました!

久々の外練習に張り切った息子は、今日は短パンで登場。見ている方が寒いですが、若い男の子とは代謝が良いのか、何度「寒くないの~?!」と聞いても「全然、大丈夫だよ~」と、軽やかに動き回っていました。
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長女も、元気にグラウンドを走り回りました!
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私も、そろそろジョギングを再開しようと思います。
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by mikiogatawestberg | 2012-03-06 00:01 | 子育て・Erziehung