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サッカー練習観戦
最近の私の趣味・・・すっかり親ばか・・・「息子のサッカー練習の観戦+写真撮影」になってしまいました。

週に2回ドイツのチームで練習、週末は日本のチームで、日独両方のチームで頑張る姿は、母の誇りです♪3月に入り、大分暖かくなって来たので、ユニフォームも、長袖スポーツウエアで大丈夫になってきました。

夕方6時に、お散歩を兼ねて、公園を抜け、屋外サッカー練習場に息子をピックアップしにいくのも、楽しみ。沈むオレンジ色の夕日を背景にした夕方の空気と雰囲気は、郷愁の想いを駆り立てる・・・。少し前まで夕方6時はもう真っ暗でしたが、大分日が延びてきました!





週末は、練習試合。

日本のチームでも頑張っています♪


息子なりに、ドイツのチームと日本のチームの練習方法や種類の違い、プレイヤーの性格やチームプレーの在り方の比較分析などをしているようで、これを「トピック」に、夜、就寝前、息子と話すひと時が、私の最近の至福の時間。比較文化の視点と議論、分析力をつけて、コミュニケーション能力を学ぶ方が、単に日本語が出来るとか、バイリンガルであるとかであることより大事だと思います。

物事における、子供の上達の速度って、本当にスゴイ目を見張るものがある。「好きこそものの上手なれ」は、いとも簡単に使われる表現ですが、やっぱり的を得ているなあと思います。大人でも、何かに興味を持ち、情熱を注ぎ、短期間のうちに、沢山習得したりは可能ではある。・・・でも、やはり日々の生活の中で、「やらなければならないこと」に、常に忙殺されたり、必要なインフォメーションや不必要なインフォメーションの洪水で集中力が鈍ったりして、やっぱりそういう意味では、まだ「義務」の範囲や種類、量の少ない、つまりカルマの提供する人生の不可避な課題が少ない子供時代は、大好きなことに、狭く深く熱中し、そこで、大人になってからの人生で不可欠な、自己信頼力、持久力、チームワークの基礎となるレンガ石を、しっかりと積んでいくチャンスがあると思います。極論を言えば、このレンガ石を、子供自身が自分の力でしっかりと積み立てていくことの出来る“環境”を整えてあげることさえ出来れば、もう十分あっぱれな子育てをしている、ということが出来るのではないでしょうか?与えすぎても、与えなさ過ぎても駄目。子育てのさじ加減は難しいですが、ベストな答えは、体のバランスを支える中心の1点(丹田)を親子で探し、探させるチームプレイを続けながら、子供の肉体精神的な成長と、常に変化する外部環境の中で、そのバランスをキープして、更に強化していくこと・・・とても“シンプル”なこと、と感じます。
# by mikiogatawestberg | 2012-03-13 21:42 | 子育て・Erziehung | Trackback | Comments(1)
3月11日のドイツのTV番組
3月11日の日曜日のドイツのTV番組は、地震、津波を超えて(こちらについても、無視はされてはいませんでしたが)、「フクシマから1年」という特集で一杯でした。ドイツ人は自ら、「福島の原発事故という事実を駆使(instrumentalisieren)して、ドイツの脱原発を達成した」と自覚していて、公けの認識にもなっています。実際原発事故が引き続き被害を拡げている日本では、原発よりも、地震・津波のことに焦点が向いていることを見ると、日独でこの部分は逆になっているように思えます。



私は去年、3月の福島の原子力発電所で1号機と3号機の爆発があり、まだ固唾を呑む状況の続いていた時、あるドイツ国内の仕事関連のセミナーに参加したのですが、そこの参加者の中でたまたま、ドイツの脱原発へ向けての政治的活動にとてもアクティブなドイツ人女性がいて、私が日本人ということを知りながら、目の前で、他の参加者の多くに向かって、

「このまま福島の状況がもっと悪化するようなことがあれば、ドイツは脱原発を達成するかもしれない・・・」

と、まるで半分、それを望んでいるみたいにも聞こえる発言をし、私は、どうして日本のことをそんな風に、自分たちの脱原発を達成したいがために、まるで道具として使うような感じで、日本人を目の前に飄々(ひょうひょう)と言うことが出来るのかと、その冷たさとずうずうしさ、また、遠い国で、自分たちには直接関係ないからという、非常に利己的な態度を、激しく罵倒したくなる気持ちに駆られ、いきり立ったことを覚えています。

その後、結局ドイツは、脱原発宣言を達成します。

セミナーの女性は、配慮や思いやりに欠けていたことは確かですが、でも世界に先立って今、脱原発、代替エネルギーを引っ張っているドイツの底力は、それくらいの、目ざとい考え方、そこはかとない忍耐・持久力、どんなことがあっても、目標にしがみついて絶対諦めないような、この女性のタイプのようなドイツ市民の力(全部ではありません。30年間、脱原発に向けて地道に活動してきた、あくまで一部のドイツ人です)が支えていることも事実なのです。そして、この層があったからこそ、今のドイツがあります。この前も書いたように、ドイツも、基本は日本と同じで、戦後のメジャー路線は、原発推進だったのです。今でも強い原発ロビーが存在し、もちろん大企業とも繋がりがあり、常に逆転を狙っているので、安住は出来ません(脱原発を達した今も、脱原発派は、一瞬も気を抜かず、目を光らせています)。過去には、サッカー好きのドイツ人の性向につけこんで、多数を味方につけようと、サッカー場のナイトゲームでライトを全部消したりする行為をして、「如何にドイツで、原子力が必要か?」と、アピールしたこともあるなど、基本構造は日本政府と東電と、実はそう変わらないんです。マスコミの操作や、多数派市民への情報、感情操作も、似たようなもの。では、今の日独間に生まれてしまった大きな違いは何なのか?と追及すると、「市民の違い」となるわけです。脱原発の活動に心血を注いでいる上記のような極端な女性みたいなタイプは一部ですが、そういう人たちも、世界の原子力ネットワークから抜け出るというような、大きな革命を起こすためには、やっぱり必要な人たち、ということになります。あと他の大部分の人たちは、そこまで極端な考えや行動はしなくとも、如何に「原子力が、人類が、自らコントロールすることの出来る範囲を超えている危険な技術であることを認識している」という点で、やはり市民一人ひとりの部分で、日本と比べた時、ドイツ人の平均点が高いというのが、悲しいかな・・・事実です。

論理の徹底と議論力を生育過程で叩き込まれるドイツ人と、協調と和の中での非論理、空気を読むことを生育過程で学ぶ日本人の間では、特に原発問題に関しては、日本人の私たちの乗り越えなくてはならない壁は、果てしないです。根本の教育から、間違っていた・・・とは言いませんが、これからの時代に対応していくのには「とても厳しい教育」であることは変わりなく、ちょうど今、日本は、教育や社会の根本を考える時に来ていると感じます。

テレビ番組では、震災から1年後の3月11日にドイツ国内で行われた脱原発のデモと同様に、日本での日本人による脱原発デモの様子の映像も沢山放映されました。

「70%の日本人が、原子力に反対している」とドイツのキャスターは言及していましたが、どのチャンネルの特集も、番組を観たドイツ人は、日本の今の風潮は「脱原発」という印象を受ける全体的な番組構成でした。かわって、地球の裏側の当事国日本では、「脱原発」は、メディアでは殆ど取り上げられなかったり、取り上げられるとしてもとても小さかったり、堂々、少数派ですよね。実際はそこまで“少数派”でないと思いますが、“少数派”であると、ラベル付け、印象付けが意図的にされている・・・ということです。また一方で、ドイツメディアが取り上げたように、そこまで多くの日本人が、今デモに参加し、70%が大きな声で”脱原発”を叫んでいるというのも、そのまま事実、というわけではないと思います。

確実に言えることは、メディアや番組は、送り手、又は送り手の背後にある圧力などによって、どの国のどのものでも印象操作がされているということ。それを承知で、複数のメディアから情報収集し、精査し、自分の頭で考えて、事実をつなぎ合わせ、編集し、全体像を見ていくようにしなければいけないということだと思います。
努力と継続が必要ですが、これをしないと、日本はもちろん、これからの世界で生きていくのは、本当に厳しくなっていくと思います。
# by mikiogatawestberg | 2012-03-12 22:24 | 脱原発・No Nukes | Trackback | Comments(1)
もうすぐ1年
この1年、東日本大震災と原発事故のことが頭を離れた日は1日もありませんでしたが、3月に入り、また今週に入ってから、今週末に1年を迎えるということで、色々な想いが甦ってきたり、考えが膨らんだりしています。

地震・津波に関しては、直接の被災地にお住まいの方、家族やご友人がいらっしゃる方と、そうでない方との間では、実生活に与えられたインパクト、影響の差はとても大きいと思います。原発事故に関しては、民主主義国家とは思えない甘い基準値や、きちんとした政府からの注意深い対策がされないまま、残念ながら皮肉にも日本の“世界一優秀で最速の流通網”に乗ってしまっている放射能に汚染されてしまった食品からの内部被爆の危険性、また、利権だけのための全国への瓦礫ばらまきによって、未だ信じられないし、信じたくもないことですが、段々と日本全土が汚染されていくこと、そして何の罪もない子供たちが犠牲者になっていく可能性が出てくる未来に対しての憂い、現実に対しての深い哀しみと怒りを感じています。

政府・東電・大手メディアとの癒着、世界中にネットワーク化する原子力マフィア、そして、残念なことに、未だに多くの日本の方の無関心。蓋を開け、本当は目を逸らしていたい過酷な事実を結びつけていくと、色々なことが見えてきます。原発や被爆の考え方などは、繊細なトピックで、個人個人で意見が違う・・・とは、もちろん尤もなのですが、現実を見ていると、地震は活動期に入っていますし、そういうのんびりした議論が出来る“平和”な時も、既に過去のものになってしまったのだなあと、脱力することも多いです。

なんだか、暗くなってきてしまいました・・・。現実はかなり厳しい状態だとは思いますが、でも私は諦めてません。大きな危機は、大きなチャンスでもあり、絶対に、何か私たちへのメッセージなのだと思います。そしてこれは、日本人の私たちへはもちろんですが、世界全体へのメッセージだとも思います。この時代に、日本人として生まれたというのは、絶対に何か意味があるはず、だと思います。変化や産みの苦しみから逃げず、自分の出来る範囲で、自分で情報収集し、考え、行動することが出来る人が増えていけば、必ず先が見えてくると信じています。

今日は、「物理化学」を専門とされる方から以下メッセージを頂きましたので、以下、ご紹介させていただきたいと思います。

~日本では、震災の影響や福島第一原発の報道は、日に日に少なくなってしまいました。自分の専門が物理化学なので、複雑な気分です。メルケルさんはかっこいいですね。ヨーロッパは(特に北欧、ドイツ、フランス)自分の専門分野で歴史があり、また主となっている地域です。残念ながら日本(政府)は、基礎研究に対する考え方がイマイチです。

私は個人的には、原子力発電所を人類が持ち続けるのは無理だと思っています。それは、放射性物質を簡単に人類にとって無害なものにする方法がひとつもないからです。ただ、放射性物質の保管、処理や廃炉を十分安全に正しく行うために、処理を研究する分野をしっかり残していく必要があります。これらの処理は非常にとてもとても!時間がかかるものなので、今生きている私たちが、十分に配慮する必要があります。本当は、日本が初めて原発事故をおこした東海村の事故のときに、原発事故を処理するための組織を政府がつくるべきだったと思います。福島第一原発の事故処理は、いまだ東京電力が主になっているようですが、一企業が、今生きている人たちの寿命内に到底処理できない内容を処理できる、またはそういった超長期的ビジョンを持てるとは思えません。利潤ではなく、たくさんのお金と人材、英知をつかって対処しなければ、安全に処理することがとてもとても難しい(ほとんど無理!?)問題なのです。今もなるべく早くそういった方向に進んでほしいと思っています。

今回の出来事は、本当に常識的に考えることができない、普通ではないことだと思っています。(でも、パニックを起こしたり、やたらいつも通りにしようとしたりするのはちょっと違うと思っています。)化学や物理が「こうすれば大丈夫」という確定した答えをだすことはできません。結局は、みんな一人一人が判断するしかないのだと思います。私の意見は「原発反対」のために書いたものではないのです。至極意識的に、公平に、確かな事実だけから考えたつもりです。(内心、海をもう二度と泳いだり、魚とったりできなくされて、どこにもやりばのない、理不尽な思いでいっぱいですが。)こんな普通じゃない時に、一生懸命に考えて、落ち込んで疲れてしまっている方たちの、考える材料というか(材料にもならないですが...ごめんなさい!)息抜きにしてもらえればという思いなのです~


ちなみに、所属の保守党は本来原発推進派なのにも関わらず、勇気をもって世界に早々と「脱原発」を断言したドイツの現メルケル首相ですが、実は彼女は「物理学」の博士号の所持者なのです。政治家としての前に、彼女の「一個人としての人間力の高さ」と「専門的な知識」、そして「女性」であったことが、ドイツがこの英断に至るにあたっての、運命ともいえる偶然、ラッキーだったと、私は思っています。3.11、福島の原発事故以降、早々と脱原発、そして現在のユーロ危機でも独り勝ち状態で、完全にEUの中心・指導国としての地位を確固としたドイツへの世界からの評価は、現在うなぎのぼり状態で、ここ何年もずっと減少し続けていた世界の「ドイツ語学習人口」が、今また上昇しているのだそうです。ドイツ人の多くはもともと英語が堪能で、ドイツ語は複雑で習得が難しい言語であるという背景から、特にビジネスパーソンにとっては、今までドイツ語を学ぶということは、あまり魅力的でなかった。誰もが、まず英語、そして中国語、スペイン語・・・と疑わなかった世界の風潮(私もそう信じてたし、ドイツ人自身もそう思っていた!)の中での、このドイツ語学習欲への復活の兆し。いやあ、本当に、人生、世の中、何が起こるか、分かりませんね。原発事故と同様、信じられないようなことが、しばし、起こるものです・・・。そして、如何に個人としての一人の人間が、世の中の「風潮」とか「雰囲気」とか、実は実体のないものに、いとも簡単にマインドコントロールを受けているか、という事実。そういった似たようなことって、日常生活の中で、ごまんとあるのではないかと思います。

また、ドイツという国は、脱原発にしても、30年間をかけて地道に忍耐強く、諦めずに闘ってきたという背景があることも確かですが、同時に、色々な偶然が重なって、今があることも確かなのです。同じ戦敗国でも、ナチスの犯罪は世界中から凶弾され、日本と異なり、島でなく四方を敵に囲まれる大陸に位置し、常に闘い、領土争い、戦争を重ねてきた。東西で国は分断され、チェルノブイリの被害も受けた・・・一見、不遇と思われる歴史と経験から、ドイツ、ドイツ人が学んだことが、今、それらがあったからこそ良い方向に向かっている、とも言える。正に、「災い転じて福となす」という言葉が、今のドイツにピッタリ重なると感じています。

そう考えていくと、原発事故が起きたときに、たまたま「民主党」政権であった日本の不遇・惨禍。・・・近い将来、必要でなかった犠牲が出てしまう結果を通過することによって、私たちが経験から謙虚に学び、行動を起こすのならば、大きな福に、変えることが出来るかもしれない。今はキラキラのドイツだって、また何が起こって、福が災いに転化するかもしれません。世の中は、諸行無常、幸せの中に不幸があり、不幸の中に幸せがある・・・ユニバーサルな定理だと考えます。

長くなりますが、脱原発に向けて、これからもしつこく、色々と続けていくつもりです。

最後に、こちら、お勧めのリンクです。ぜひご覧になり、また何か感じ、心が動くようであれば、ご家族やご友人にリンクを更に転送して頂けたら、うれしいです。

みえないばくだん:YouTube動画 約10分】・・・英語版、ドイツ語版を始め、外国語バージョンも出ているようですので、海外のご友人にもぜひ。

英BBCドキュメンタリー「メルトダウンの内側」日本語字幕版日本語・英語】・・・普通の感性を持った方であれば、原発を持つことの無意味さが理解できます。

BBCドキュメンタリー「津波の子供たち」"Japan's children of the tsunami " 3.11日本語・英語 】

Fukushima child's playtime starts with a fallout check英語のみ】
# by mikiogatawestberg | 2012-03-07 23:11 | 脱原発・No Nukes | Trackback | Comments(3)
ブランコ
娘たちと、公園へ行きました。

昔、2人がまだ幼稚園で、もっと小さかった頃は、よくブランコをこいでいるところの写真を撮ったものですが、最近はずっと撮っていなかったなあと、久々に「ブランコ場面」のシャッターを切りました。



レンズを通して2人を見ると、すっかり“小学校低学年の女の子”になったなあ~と、改めて成長を実感しました。
# by mikiogatawestberg | 2012-03-06 00:34 | 子育て・Erziehung | Trackback | Comments(0)
春到来までもう少し?!サッカー外練習、開始。
3月に入り、やっと極寒の日々からは抜け、毎日少しずつ日が長くなり、気温も上がってきています。そろそろ春の到来が、待ち遠しくなってきましたが、サッカーは、日本のサッカーチームも、今月から外練習が再開になりました!

久々の外練習に張り切った息子は、今日は短パンで登場。見ている方が寒いですが、若い男の子とは代謝が良いのか、何度「寒くないの~?!」と聞いても「全然、大丈夫だよ~」と、軽やかに動き回っていました。







長女も、元気にグラウンドを走り回りました!



私も、そろそろジョギングを再開しようと思います。
# by mikiogatawestberg | 2012-03-06 00:01 | 子育て・Erziehung | Trackback | Comments(0)
Netwerken(ネットワーキング)
最近、ドイツのビジネスタームで人気の「netwerken(ネットワーキング)」をテーマにしたワークショップに参加しました。集まったのは、起業後数ヶ月~最大起業18年の、国籍、年齢、業種など全てバラバラの女性起業家。とっても刺激的でした。

日本では、仕事とは基本「人間関係」なので、改めて「ネットワーク」といわずとも、仕事を成功させ、次に繋げ発展させていくためには、人との関係を作り、拡げていくことの大切さは、多くの人が認識していると思います。あえて言えば、大企業社会が終わりを告げ、一生涯の仕事人生の間で、数社を渡り歩くことになったりも普通になりつつあり、独立・起業することも敷居が低くなってきているので、日本のビジネス書では「社内ネットワーク」だけでなく「社外ネットワーク」を広げていくことの大切さは、以前よりももっと言われているようになっていると思います。

ドイツ人にとっては、「ネットワーキング」というビジネスコンセプト、実はとても敷居が高いのです。何せ、プライベートと仕事をきっちり分ける仕事文化が長い間支配的だったのと、元々慎重派で、社交での振舞いが得意でない人(ウィットの効いた楽しい会話が出来る人が、男女ともに少ない。新しい出会いや人に懐疑的。)が多いので、彼らは意を決して、この「ネットワーキング」について、学ばなければならない。元々好奇心が強く、人間、新しい出会いが好きな日本人の私や、イージーゴーイングでフレンドリーなアングロサクソン系のビジネスパーソンには、分からない悩みがあるんです。

でも今回の集まりは、同じドイツ人といっても、女性起業家のみの参加だったので、平均的なドイツ人と比べると、このネットワーキングというコンセプトに断然オープンな人が多かったです。

午前、午後と一日を通し、3種のメソッドを使って「ネットワーキング」について学びました。

中でも面白かったのは、「Open Space(オープンスペース)」というメソッド。アメリカのIT業界のネットワーキングトレーニングから発祥したメソッドということでしたが(やっぱり「ネットワーキング」というコンセプト自体、アメリカ由来のものなのですね)、これは、「ネットワーキング」について、更に細かいテーマ別にグループを5つくらいに分け、それぞれのテーブルをまとめる議長はそこにずっととどまりますが、他の参加者は、例えば30分という時間内で、自分の興味やテーマ、そこにいる人たち、雰囲気、行われている議論の内容などによって、5つのテーブルを好きに廻って過ごしてよい(これもネットワーキング活動の一部)というものです。

タイプ別に、ひとつのテーマや人に、じっくり時間をかけたいタイプは「アリ」タイプ。全体を見渡しながら、美味しそうな蜜があるところを求めて、行ったり来たり、色々テーブルを変える「ハチ」タイプ。ひらひらと、軽く全体を見渡したい、たまにはセミナールームの外へ出たところの休憩室のカフェでお休み、休憩中も、何気に人々とネットワーキングをする「チョウチョ」タイプに分け、メソッドの構造と機能を全体的に掴みます。

ネットワーキングが終わると、レビューや感想をそれぞれ発表しますが、

「私は本来の性格は、どちらかというと“ハチ”なのだけど、今日はこのテーブルのテーマが面白すぎて、つい珍しくも“アリ”で過ごしてしまいました」

とか、そんな風に自分自身の行動分析をしたりします。

パーティーなどでのネットワーキングもそうですが、自分、他人、空間を全体的に意識した行動把握、自分を他者視点で眺めるような客観的視点が、とても大事なように思えます。そういう意味でも、このメソッドは、フレッシュな空間視点を広く形作る上で効果的だと感じました。
# by mikiogatawestberg | 2012-02-27 20:37 | ビジネス・Business | Trackback | Comments(0)
ウマが合うか、合わないか
子供も私も大好きなスムージーのパックの裏のイラスト。

ナチュラルなバナナ君が、ラボで合成されたケミカルな人工ストロベリーエキスに背を向け、次に出会う、同じくナチュラルなストロベリーちゃんとはすぐに意気投合し、1つのプロダクト(スムージー=子供)までもうける、というシンプルなストーリー。

日本語では「ウマが合う」とか「ウマが合わない」とか言いますが、ドイツでは、プライベートでもビジネスでも、相性の良い、悪いを表現する時、

「ob Chemie stimmt(ケミカル反応が良いか、良くないか。)」

とよく言います。

友人や恋人になる人とは、初めて会った時から「何か」、つまり良い予感を感じ、直感のような「化学反応」が起こる。心地よい新しさとウキウキの中に、なぜか懐かしいような落ち着く感覚。この「化学反応」の定義づけは、友情や恋愛の気持ちの描写と一緒で、人によって千差万別かもしれません。

英語表現でも、上手くいっている人間関係やプロジェクトを、chemistryという言葉を使ってよく表現するようです。

最近、ドイツで仕事していて気付いたことですが、数年前に比べて、仕事やプロジェクトや仕事上の連携パートナーを選ぶ上で、この「化学反応」、又は「Bauchgefuehl(おなかの感覚)」を頼りにするドイツ人がとても増えてきていること。

万国共通、直感が強いのは女性なので、女性の方が割合が多いですが、男性でも「直感」を信じる人が増えてきている。数年前まで、論理一徹、ハートでなく頭で考える人が圧倒的だったのですが・・・。他国に比べて経済は絶好調などイツですが、それでも成熟した労働市場では、ソフトなスキルの大事さ、柔軟に、感情を理解したニッチなマーケットを開拓するのが生き残りという方向性になってきているので、本当にできる人は、働き方、アプローチの変化に敏感に気付き、自己を積極的に改造している、ということだと思います。そして、実践している人は、変化が辛いというよりも、解放され、前よりずっと幸せになっている人が多い気が。ドイツ人も解放されたいんだなあと、見ていると思います。
# by mikiogatawestberg | 2012-02-23 23:59 | ドイツ語・German・Deutsch | Trackback | Comments(0)
サービスもあと片付けも、自己責任
先日、小学校のスキー合宿に参加した長男と長女が、旅先のお土産やさんで、2人で相談して、それぞれのお小遣いを出し合って、私に買ってきてくれたお土産。冷蔵庫に貼る、マグネット↓。

意味は、

「このキッチンは“セルフクリーニング”です。“セルフクリーニング”とは、汚した人が、後片付け(清掃・クリーニング)をするということ」

何度も読めば読むほど、含みのあるメッセージではありませんか~?!

ちゃんと2人でお土産やさんで、このメッセージが気に入って「ママにはこれだよねっ」と、“私へ”のお土産(メッセージ+要望)として買った・・・ということでした(苦笑)。

うーん。しっかり者のドイツ人精神は、キッチンから養われる?!あながち当たっているのかもしれない。

自分で始めたものは、自分で最後まで責任を持つ。知らん振りしない、責任転嫁しない、忘れない。

キッチン~原発まで、色々なことに当てはめて考えると、あらためて、今世界で、ドイツの伝統的な価値観が、光を発し、輝き始めているなあと思うのでした。
# by mikiogatawestberg | 2012-02-22 22:51 | ドイツ的価値観・German Value | Trackback | Comments(0)
ファッシング(カーニバル)
マイナス10度を行き来する気温からはやっと脱したドイツですが、まだまだ寒い冬日が続いています。

寂しく、長く、暗い2月の大きなイベントと言えば、ファッシング!今日、街に出ると、コスチュームなどで変装下子供たち(+大人)を沢山見掛けました。

うちの子供たちも、変装して、学校へ登校しました。

一番左は、「おばけになりたい」と、日常用にいつも履いている白いタイツと、古くなったシーツだけでシンプルで経済的なお化けスタイルをつくった長女、真ん中は今ドイツの学校でブームのスターウォーズのキャラクターに扮した長男(このスターウォズブーム、レゴでもスターウォーズバージョンなど、今とても派生商品などもとても流行っているのですが、ブームを先導してるのが、子供たちというより、親だったりします。ちょうどスターウォーズで育った世代が親世代なんですね・・・。特に父親がはまってるケース多し、です。おもちゃメーカーも、お金を出す親にターゲットを持っていったのは、とても賢いなあと思いました。・・・ちなみに私は一度もスターウォーズにはまったことがなく、息子のコスチュームのキャラクターの名前も、何度聞いても忘れてしまうような始末です)、右はお姉ちゃんの数年前のおさがりのコスチューム(ディズニー系のキャラクター。こちらも、名前を忘れてしまった!、やる気なし+ミーハーさの足りない母親。)の次女。彼女は「シンガポール人だよ」といっていましたが、本当にそうなのかな??

学校でも一応、記念写真。


孤独に席に着く、シンプルお化け。

実は長女は、周りの友だちと比べると、あまりに素朴に変装しすぎてしまい、他の子からそれをからかわれたようで、この後、泣いてしまいました。

・・・私からすると、買ったコスチュームセットをそのまま着ただけの彼女の兄妹や他の子供たちよりずっと、クリエイティブだなあと、彼女のマイペースな姿勢に関心したのですけどね。モンテッソーリ小学校ですが、まるでワルドルフ(シュタイナーの学校)の生徒のように、素朴+クリエイティブな長女に、私は誇り♪

長男の変装したスターウォーズキャラクターなんて、まったく同じ変装の男の子が、もう2人いました。つまんないですよね。
# by mikiogatawestberg | 2012-02-21 23:41 | 子育て・Erziehung | Trackback | Comments(2)
Sumi-e(japanische Tuschemalerei)
前からとても興味のあった、水墨画に、挑戦しました!!

講師は、日本に在住16年、水墨画の故・佐々木鉄心氏から、許状を得て、20年間、ドイツで墨絵を教えている、ドイツ人女性アーティストのシビル・シュナーべル女史。70歳を超えているとは信じがたい若さと才気に溢れています(特に肌艶が素晴らしい!)。日本での経験や、芸術のこと、日独(欧)の芸術、文化、社会、人間、日独女性比較etc...。話は尽きず、時間が経つのを忘れてしまいます。(↓写真中央、紫のバンダナ(後姿)の方が、シュナーベル女史)

でも、ちゃあんと、筆も動かしましたよ~♪

まずは、竹からスタート。下から、筆を寝かせて上に押して行きながら描くのですが、とっても難しかった!最初は筆の墨と水分量の把握も難しく、何度練習しても中々上手く行きませんでした。

こちらは先生のお手本。

何度もまずは、苦手パーツを練習。

忍耐強く繰り返していくうちに、なんとなく、筆を動かす感覚(昔、書道をしていました・・・)が戻ってきて、そして、筆の水分量や墨の割合、描いた時にどうシャドーが出るかなどの予測も、スタートに比べて出来るようになって来ました。

本日一番の、My・作品↓。

墨絵、とっても楽しかったです!

何が一番良かったかといえば、“パッシブ(受身)”でなく、“アクティブ(能動)”&“ポジティブ”なセラピーのような効果があること。他人やプロなどの手を借りることも時には大事ですが、

「他に頼らず、自分は自分で癒す、浄化する。自己セラピーをして、心身の健康を維持・管理する」

こんな姿勢が、今、「世界中の誰にとっても求められているアプローチ」ではないかと感じました。

日々のストレスや疲れ、怒りやフラストレーションで、ほこりで詰まってしまったような精神が洗われ、浄化されていくような、ホリスティックなすがすがしさ、久しぶりに味わいました♪

これから、ずっと続けていこうかなあとも、今考え中です。
# by mikiogatawestberg | 2012-02-20 20:13 | 文化・Culture・Kultur | Trackback | Comments(0)
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