サッカー&ボルティ トーナメント

先週から、心地よい秋晴れが続いているドイツ。朝晩の冷えは大分厳しくなり、また日に日に確実に日も短くなってきてはいますが、秋特有の太陽のあたたかな光と、時々冷たさの混じる風は、心身にとても気持ちよいものです。

ドイツでも日本と同様、秋になると、ゆっくりと本が読みたくなり、美味しい食べ物が食べたくなり、そして身体を動かしたくなる・・・。読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、同じですね!四季がある国に住んでいるということは、とても幸せなことです。四季がある国は、やはり文化に多層性と繊細さが宿るなあと感じます。

暗く寒い冬到来まで、カウントダウン。貴重な良いお天気の日々を最大限活用!とばかりに、週末は、子供関連の行事が続いています。

午前中、日本のサッカーチームでは、親子サッカー大会!
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午後は、ボールティング(馬の上でする曲芸競技)のトーナメント。ヘアドレッシングをして、ユニフォームを着てから、屋外で、トラックを数週走ってウォーミングアップ+最後の練習とリハーサル。実際の競技開始まで、チームで最終確認をしたり、出店でコーヒー&ケーキを頂いたりして、ひたすら2時間ほど待ちます。←この時間が、親や兄弟など、応援に来ている人には、結構辛い待ち時間!!
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いよいよ屋内で競技開始。真夏ほどの蒸し蒸しはないですが、それでも少しむんとしているのと外で既に2時間ほど太陽の下で待っていたせいか、親兄弟はすでにお疲れ気味ですが、Volitigierer(ボルティジーラー、競技参加者の女の子達)はゼッケンをつけて、いよいよ本番です。
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入場し、審査員の前で整列、そして音楽と共に、競技開始。緊張が走ります。アナウンスで、調教師(指導者)の名前と競技参加者全員の名前、そして馬の名前(この日は、娘たちのホームグラウンドである場所から、みんなの人気者「Konrad(コンラート)」という名の馬と一緒に、車で競技会場まで来ました)が発表されるのが、面白いです。指導者、ボルティジーラー、馬の3者のハーモニーによって、競技の善し悪し、勝ち負けが決まる、チーム総合競技なのです。面白い。
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長女も次女も、ほとんどミスなく、冷静に日頃の成果を出すことが出来ました♪本番に強い!のが、彼女達の強み。見習いたいなあ。
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途中一回だけ、調教師の持つ鞭の先が、上に向かって振り上げた時、天井のワイヤーに絡まってしまう・・・というハプニングが発生!
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ボルティジーラーの子供たちも全員それに気がつきましたが、さすが場を踏んでいる調教師と指導者は冷静に、するするっと鞭を解きなおし、馬のコンラートもパニックに陥らずに、歩みを進めることが出来ました。見ている親たちのほうは、ひやひや。

チームスピリット、マネジメント、モチベーション、リスク管理諸々・・・スポーツ、競技から学べることって多いです。

無事終了して、努力と成果を喜び合う時の気持ちは最高♪
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# by mikiogatawestberg | 2012-09-10 23:11 | 子育て・Erziehung

"Integration(統合)"でなく“Inclusion(包括)”

金融問題、原発問題、移民問題、障害者問題、女性・子供問題、いじめ問題・・・世界が抱える問題は、グローバル化がスピードアップするにつれ、同じスピードで類似・共通化が進行しています。ゆえに、オキュパイデモ、脱原発デモなどが、世界規模で同時に起こり、共感を呼び、ますます大きな力になってきているという動きがあります。

これらの1人の人間から、地域・社会、国を越え、世界規模で共通する問題のソルーションを考え、新しい仕組みをつくっていく上でのキーワードとして、従来型のIntegration(統合)という考えではなく、Inclusion(包括:ドイツ語綴りではExclusion)という考え方が、今ドイツで注目されてきています。

言葉だけでは違いが良く分からない場合は、この図を見ると、Exclusion(排他)の意味も含めて、シンプルに理解が出来ると思います。
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そして、Inclusion(包括)とは・・・
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~Gemeinsam nicht abwaschen  Alle Menschen sollen gleichberechtigt am Leben teilnehmen-mit oder ohne Behinderung.Damit gemeinsam Wohnen selbstaendlich wird~
~いっしょくた【一緒くた】に混ぜ洗うことでなく、全ての人間が平等に、生活(人生)に参加できること。それは、障害を持つ場合も、持たない場合も同じ。それによって、一緒に生活(人生)をすることが、当然(自然)となる~

・・・直訳で限界のある、深みのある文章です。

サラダボールやメルティングポットを例に出すアメリカ人と違い(アメリカ風との違いを出すために、あえて意識的にドイツ風にしたのかもしれないけれど・・・)、洗濯好き(キレイ好き)なドイツ人らしく、“混ぜ洗い(=洗濯)”を悪者イメージに持っていっているところも、面白いです。*色々な素材や色のものを混ぜて洗濯機にぶちこむことを、多くのドイツ人が嫌います。ドイツ歴の浅い日本人主婦は、やってしまいがちなのですが、もし色移りや、色あせ、縮みや伸びなどが生じてしまった(のがばれた)時の、ドイツ人パートナーからの怒りは、途方も無いです、苦笑*

このポスター、今街中に出ていますが、ドイツ・ボンが本拠地のAktion Mensch団体からのものです。
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# by mikiogatawestberg | 2012-09-03 21:28 | ドイツ的価値観・German Value

ラインガウ ワインマルクト~フランクフルト・フレスガス~

600種類以上のワインやシャンペンが楽しめる「Rheingauer Weinmarkt」が、フランクフルト・旧オペラ座の近くのフレスガスで、9月7日(時間は毎日11:00~23:00)まで開催中です!

約30のラインガウのワイン醸造所が、自慢の品をお披露目。

ドイツは初秋の気持ちよい天気で、秋の、強すぎず暖かな太陽の下、お昼に美味しく楽しむのも、少し短くなった夕べの時を楽しむのも、どちらでもきっと楽しいのではないかと思います♪

先日用があり、朝の8時台にフレスガスを通った際に収めた写真。小さなワインのスタンドが所狭しとフレスガス通りに並んでいます。11時スタートまで静かです。
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なぜか、甘いお菓子を売る季節はずれのクリスマスマーケット?!のスタンドも一緒に混じってたりして、ちょっと、う~ん???。
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ワインを飲みにやって来た家族で、まだアルコールが飲めない子供をターゲット?という狙いでしょうか?クリスマス一番乗りには、早すぎて完全フライング。折角の統一感のあるワイン祭りのコンセプトにも合わず、少し興ざめです。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-30 06:26 | イベント・Event

美しい“シュート”を表す形容詞は?

今までは「子育て」カテゴリー等に整理していましたが、サッカー話題、多いので、思い切って、新カテゴリー「サッカー」を設置しました。

昨日は、息子の第2回目のアイントラハト・タレントとレーニングの練習を観戦してきました。2部ボーフムからフランクフルト・アイントラハトに移籍して来た乾選手も、レバークーゼンに2-1で勝利というニュースもちょうど入り・・・、フランクフルト・サッカーコミュニティー、これから盛り上がっていきそうです。

ということで、避暑も兼ねて、まずはファンショップに立ち寄り・・・(→完全消費者、汗)。
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100%アイントラハトLOVE、という感じのロゴ製品ばかりで、特に必要なものや、探しているもの、お土産用・・・などの用がなかったので、観察だけに留まりました。
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少しすると、サッカー場の観光客と思われる?団体が、ファンショップにご到着。フランクフルト観光の名所のひとつ?になっているのかしら?という雰囲気でした。

注意を息子の練習の方に戻し・・・じっくり内容を観察。いやあ、色々な練習方法があるものなんですね・・。
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息子も後で言っていましたが、コーチ達の言動は、普通のドイツの地域サッカーチームでの練習や、夏季合宿に比べてやはりもっと厳しめで、ちょっと恐いときもある、ということでした。私は自分があまり、体育会系のメンタリティーを持っていないので(どちらかというと、苦手)、全面賛成ではないのですが、まあ、のんびりドイツの学校・生活に浸かっている子供たちにとっては、たまの緊張感は、良いのではないかなあと思っています。何事も、色々なメソッドで、色々な人たちから、多様な教授法があってよいと思うし、そうやって子供たちは、コチコチの頭と身体にならずに、世界の物事の多様性を、ごく自然に身につけていくことが出来ると思うので・・・。

特に面白い練習は、これ↓でした。こうやってヘディングを練習する方法もあるんですね~。息子の寄り目がちな真剣な表情がキュートでした。ちょっと、ボクサー風です。
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娘たちのパワーは、今日も爆裂。
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言う事は聞いてくれない、走っても追いつかない・・・。母は、精神力+体力、要増進あるのみです、はあっ~。

あ、タイトルについて書くのをすっかり忘れていました。
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子供たちが、ゴールに向かってPKのシュートをキーパーと1対1で対決する練習があったのですが、子供が、ゴールにシュートを見事決める度に、コーチが

「ザルベー!」

と言っているのが気になって、何を言っているんだろう・・・・・と、コスメエキスパートの私は、「ザルベ=Salbe?【ザルベ:ドイツ語で“軟膏”の意味】」だから、「まるで“軟膏”のように、ケア力(?)のある良いシュートだ!」・・・という意味なのかしら???などと、勝手に憶測を膨らましていたのですが、どうやらこのトレーナーは“ザルベー”でなく、

「ザオバー!(sauber:ドイツ語で“清潔な”という意味)」と言っていたようなのでした。“ザルベー”と聞こえていたのは、ドイツ語のヘッセン?訛りのせいだったのかもしれません。

それにしても、良いゴールを「清潔」と表現する、ドイツ人の感性。やっぱり、きっちりしていることが好きで、きっちり決まったりと、物事があるべきところにピッタリとフィットしたりすると、気持ちが良いと感じる民族なんですね、ドイツ人って。香川選手が、ゴールを決めても「うおーっ、今のゴールは実に清潔だ~!」なんて言って、日本人は興奮しません。

そう言われれば、確かに仕事をしていても、上手く話がまとまったりすると、「実に、ザオバーだ」と嬉しそうに言う人たちが多い気がします。

理路整然、潔癖、合理性・・・。「sauber」と、「(in) Ordnung」は、やっぱりドイツ+ドイツ人を理解する上でキーワードだなあと思った次第でした。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-29 18:21 | サッカー・Soccer・Fussball

インドネシア発オーガニック米~SRI農法~

最近ずっとご無沙汰になっていました、オーガニック話題です。長く時間は空いてしまいましたが、オーガニックへの情熱は、もちろん、冷めるどころか、ますます熱くなるばかりです(本当に暑いのに、すみません・・・苦笑)。そして、今日は暑いインドネシアオーガニックがトピックです。

「Temple Rice(寺院の米)」と、ネーミングもパッケージもキュートで目を引き、思わず即買いしてしまった、インドネシア発のプロダクト。ホームページはこちら→「Bloom Agro」
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オーガニック+フェアトレード(EU、USAなどの国際オーガニック機関、フェアトレード機関などから認証)の、アロマで、栄養たっぷりのお米です。
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そして、何が特別かというと、このお米が生産されているメソッドです。
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SRI(System of Rice Intensificationの略称)製法といって、インドネシアで生み出された、サステイナブルなオーガニック農法。ヨーロッパで開発されたオーガニック農法などを単純に当て嵌めただけでなく、きちんとインドネシアの地形や気候に合わせた“ローカライぜーション”をしているところが、素晴らしい点です。これが可能なのは、このオーガニック+フェアトレードプロジェクトを担っているのが、インドネシアの2300件以上の小規模農家の集まりであるSUNRIAという協同体であることです。きちんとしたノウハウ、バックグラウンド、土地や植物、動物、人間に対する正しい理解と経験がある人間が、知恵を絞って開発しているところに、ブレークスルーの秘密があります。SRI農法の一例を挙げると、まず、苗と、隣の苗との距離を大きく開けています。これによって、根が力強く広くのばしていくことを促進します。また、水田には余分な水を入れないことで、地表・地中の微生物を生き延びさせ、それらが生産するオーガニック肥料によって、植物はますます栄養分に富むことになります。結果として、温暖化現象に影響があるというメタン排出量を抑え、水消費量も節約、肝心のお米、植物は、豊富な栄養素を含有・・・・ウィンウィンに持っていけるというわけです。この共同体のSUNRIAについては、スイスのオーガニック認証機関のIMOが認証しています。

プロジェクトのビジョン・目的は、フェアトレード&オーガニックによって、インドネシアの小規模農家、人々の生活を守り、レベルを上げていくこと。もちろん、安全で、フェア&オーガニックで、栄養分豊かな美味しいお米を手にし、味わうことの出来る、私たち世界中の消費者たちもハッピー、生活を守り、レベルを上げていくことができます。

こういうプロジェクトが世界各地でしっかり根付き、成長していくと、世界が潤っていくのだと思います。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-28 19:48 | オーガニック・Organic・Bio

金融の反乱、自然の反乱、追いつかない人々の意識

気がつけば、8月も終わりに近づいてきました。ドイツの突発的な猛暑もここ数日大分落ち着いてきて、今度こそ、少しずつ秋に向けて天気が徐々に夏から遠ざかって行きそうです。

毎日、個人が目にしたり、読んだり、聴いたり、聞いたりするメディアは、今の時代、本当に多種多様だと思います。マスメディア以外は読まないし信用しないという人もいれば、専ら頼りにするのはネットだけだという人、外国語が出来る人は、日本語のメディアだけでなく、英語やフランス語や中国語や、他にももっと色々な言語での情報に触れている人もいることでしょう。また、どれもこれももう信用ならない!自分で見たことだけ、聞いたことだけ、あるいは百歩譲っても、信頼している家族、知人や友人から「聞いた」ことしか信用しない、又は反対に、あらゆる意味で身近かな人には逆に思惑が入るので、そういう人の言うことだけは信じない、というパターンもあるかもしれません。

一人を盲目に信じて、その人の考えること、言うこと、やることを全て鵜呑みにするというのは、危険、且つ怠惰であると思いますが、これだけ情報氾濫している世の中で、自分が必要としている正しく、また自分の思考や行動、未来をポジティブに率いてくれるような生産的で有益な情報に出会うには、情報の発信者や表現者自体の人間性、人柄からスタートして見ていくというのは、悪くない方法だと思っています。逆に言えば、人間性の根幹部分にブレがないと、分野は違っていても、今世界中で起こっている様々な現象・出来事を、それぞれが密に関連し、裏では繋がっているものとして見ていく事が出来るような、ホリスティックな視点を与えてくれるからです。イメージでいうと、壊されていない美しい蜘蛛の巣ののような感じです。

先日もご紹介しましたが、私にとってのそんなお1人は、あんぱんまんのやなせたかし氏の8月のごあいさつ
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宮崎駿監督ももちろん敬愛していますが、90歳を超えて、この頭の冴え方と行動力。世界で大成功したジブリ作品と同様、これからもっとどんどん海外に拡がり、愛されるべき、日本のコンテンツだと思います!
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-27 21:15 | 文化・Culture・Kultur

漢字の濁音

漢字が少しずつ書けるようになってきている次女は、「とっても難しいことが出来る」と得意気で、大分日本語にも自信がつき、モチベーションが安定してきたように思います。ひらがな、カタカナ、そして漢字をスタート・・・ということで、長男や長女とも、やっと同じ土俵に立ったという感じも少しあるようです。

先日一緒に宿題をやりながら、思わずカワイイ!と思い、シャッターを切ってしまったのはこれ・・・
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新しく習った漢字の日曜日の「日」に、ひらがなの「び」を書くのと同じ要領で、点々をつけていたのです。継承語を学ぶ子供たちにとって、ひらがな~漢字デビュー期に生じやすいミスかもしれません。うー?!でも「ミス」とは言えないかもしれませんよね。ロジカルと言えばロジカルな考え方をしたと言えます。ひらがなと漢字を関連するものとして本人が考えた結果出てきたというか・・・。この「ミス?」から、ひらがなは日本で生まれたもの、漢字は中国由来で直接関係がないという事実に加え、・・・・・ゆえにそれぞれを、ひらがな、漢字にならしめているルール基盤が根本的に異なる、ということも見えてきます。いやあ、深いです。写真を撮った上に、そんな発想に至った次女をベタ褒めしてしまったら、私が少し席を外した間に・・・
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また同じことを、やっていました。・・・これは、私的に判断すると、「ブーッ」です。同じポイント、ツボは、一回しかないから意味があり、言語を学ぶという学習では、間違いをしながらも、決められたルールの範囲内で、やはり「正しさ」を少しずつ身につけていくということが、核になっていなくてはならないと思っています。(とはいっても、弁護するようではないですが、次女はちょっといたずら気分という感じだったようです)

欧米系言語を母国語とする子供たちが、継承語学習で陥りやすいパターン。慣れていない縦書きは、なんとか忘れないものの、次の行を右へ右へと書いていってしまう・・・。(本の左開きが習慣化しているため)
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雨空を一文字漢字にすると・・・?!?!
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中々間違い方に、アートっぽいクリエイティビティーがあります。

次女に負けずに私も、この日は日本語再発見!
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「“歩”く」という漢字。よく見ると、「“止”まるのが“少”ない」と書いて「=歩く」なのですね。英語にすると、stop not often。オリジナルな漢字の意味としての「歩く」は「walk」とイコールではないということ?!定義づけの背後にある東洋文化と西洋文化の対照的な違いも見えてきますね。

東洋的には、ストップが少なければ、歩いていることになる。西洋的には、歩くとはあくまで前をみて、休みなしに歩き続けている・・・という意味合いが強いと思います。漢字のオリジナルな意味を知ると「そうか、無理して、あんまり歩き続けなくても良いのね」と、セルフヒーリングすることさえ出来ます。漢字ヒーリングセラピー、笑。

続けてこちらも↓発見!
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単純比較解釈すると、「少年は、年が少ない、少女は、女が少ない」という、「男=人間、女=女」という父権制を裏付けるようです・・・・。

冴えてる(?)私はこの日の晩、ひらめき的に、ドイツ語の不思議にも1つ気付きが。ちょうど家でバーベキューパーティーをして、ドイツ人に加え、フランス人女性、アメリカ人女性などがゲストで来たのですが、Japanerin(日本人女性)、Franzoesin(フランス人女性)、 Amerikanarin(アメリカ人女性)、 Englaenderin(イギリス人女性)、 Afrikanerin(アフリカ人女性)、Chinesin(中国人女性)、 Spanierin(スペイン人女性) など等、世界の国の女性を示すのに、ドイツ語では単語末が「rin」や「sin」で終わるのですが、同じパターンで、Deutschrin 又は、Deutschesinといったようにドイツ人女性を示す単語はないのです。ドイツ人女性については「Deutsche Frau」といいます。ドイツ人男性に関しては、女性の場合と同様に「Deutscher Mann」とも言うことが可能だし、また、Japaner(日本人男性)に相当する「Deutscher」という言い方の両方が可能です。大発見!と興奮し、早速ネイティブドイツ人に、私の発見について話すと、「そうだね、ナルほど。今まで、その事実に気付かなかった(注意を払ったことがなかった)」と言っていました。

子供の視点、外国人の視点は、大切ですね!灯台下暗しというのは、自国の言語(母国語)に関しても、当てはまるのかもしれません。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-26 07:04 | 継承語・HeritageLanguage

未来は、プランできるか?~Fit fuer die Zukunft~

個人の人生、会社の未来をプランすることは可能か?

起業家は、「常に最低数年先の“未来”を予測して、“過去”を分析・統合しながら、“現在”に決断&行動」ということを絶え間なく繰り返している人種の人たちです。私たちを取り巻く世界、環境は、一瞬一瞬で変化しているので(卑近な例ですが、単純化すると為替レートのイメージ)、本来は同じように一瞬一瞬でアップデートしないと、すぐに古臭く、時には間違ったデータを元に間違った決断をしてしまう、というリスクがあります。一方で、もちろん神様でない限り、今世界中で起こっていることを全て知り、完全フォロー+アップデートして、その上で判断していくということは、誰も出来ません。出来たとして、結論した決断は、次の一秒後にはもう時代遅れの決断になっているのです。つまり、元々完全に把握できない分からないものをベースにするというリスクを自ら取り、自分が把握できる限りで、大胆かつ慎重な決断を、毎秒とは言わずとも、毎日、いくつも積重ねていかなければなりません。良い・悪い、というより、起業家として生きるには、向き・不向きがあるかなあとも感じます。なにせ、本当に休みと言える休み時間は実質ほぼゼロ。家にいて、キッチンで食事を用意している時も、子供と遊んでいる時も、街を歩いている時も、友人と会っている時も、趣味の時間も、もちろん仕事中も・・・何をしている時も、脳はフル回転(あまりにも疲れていたり、ストレスがたまっている時などは、中々フルとは行きませんが・・・)してますからね。一種の長期的中毒症状かも、と思う時もあります。

前置きが長くなりましたが、先日女性起業家向けの「未来セミナー」へ行ってきました。参加者全員で瞑想して、過去の自分(会社)、現在、未来までの時間旅行をするなどのちょっとスピリチュアルな内容から、起業家同士での徹底集中インタビュー、プレゼンテーション、チャートを使った分析など、多彩なプログラムで中々、過去・現在・未来を包み込むようなホリスティックな収穫があったように思います。

折角なので、実践したプログラムの内容について、少し紹介したいと思います。まずはこのメソッド↓。
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セミナー室の椅子を全部脇に片づけ、広くした会場中央に、Vision(ビジョン)→Energie(エネルギー)→ Kompetenz(専門性・スキル)→ Kommunikation(コミュニケーション)→ Prozesse(プロセス)→ Kontinuitaet(連続性)→Leistung(生産性)→ Erfolg(成功)と書かれた大きなカードが円に並べられ、各自、スタートや廻る方向は自由に、気になったり、ピンと来たりする言葉のカード前に立ち、頭の中で、自分や自分の会社の具体状況などと照らし合わせ、満足度をチャートにして、不足、今後努力が必要な部分を見つけ出したり、その後、小さなグループに集まって、どのカードの前に立った時、どんな気持ちがしたか?それぞれの定義に関する理解などをディスカッションしました。特に、ディスカッションは興味深かったです。「成功」や「生産性」を測る基準が、前近代的というか伝統的に、どれだけお金を稼いだかとか、生産したかとか、高級車に乗って大きな家に住んで良い生活をするとか、そういうのがもはや基準ではなく、自分自身の幸福基準に合っているか?ということが「成功」のものさしであること。プロセス、成功、という言葉の考え方も、同様に連動してきます。・・・・・端的に言えば、殆どの女性起業家は、それぞれの言葉や定義が連想するいわゆる伝統的なイメージと、むしろ逆のベクトルで動いています。

敢えていえば、誰にも邪魔されない自分らしさを追求、外へ向かい発信しつづけること。そしてそれが、プロダクトやサービスとして世の中に提供され、受け入れられ、ダイレクトなフィードバックを得る。良いフィードバックの時は、至福の境地。悪いフィードバックの時は、一瞬落ち込みますが、次の瞬間には、それを活かして、次にどうベターに出来るか?(KAIZENですね)を考えます。悩み続けて、うだうだ引きずったり、後回しにしている時間・精神的な余裕は、殆どの起業家にはありません。

未読の最新女性誌を1冊持ってきて、ペラペラページをめくりながら、未来のハッピーな自分や会社をイメージし、直感で記事や写真、ロゴ、文章などをカット+コラージュ。
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セミナートレーナーによると、できればプライベートライフ、キャリアライフで2つに分けて2枚つくるのが理想ということですが、この日は時間が限られているため、プライベートとキャリアがミックスのイメージを一枚にまとめました。私の作品、頭の隅のイメージの一部をお見せしましょう↓。
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つくっているうちに、どんどんイメージや考えが膨らんでいくのも面白いし、貼っていく段階で思ってもいないような配置やコンビネーションで気付きを得たり、とても面白かったです。小学生、中学生に戻ったみたいで、そういう若返り効果も、ソフト系のビジネスセミナーの効果のひとつかも知れません。

過去(Gestern)のレッスンから、
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エッセンスを、、、現在(Heute)に活かし、
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実り、躍動感ある未来(Uebermorgen)へ続ける。
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皆さんも、ぜひ瞑想時間旅、やってみてくださいね!
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-25 06:05 | ビジネス・Business

女子パワー

女の子たちのボールティング(vaulting/voltigieren)の教室を、久々に全部見学しました。

外は今日も炎天下。6歳からハイティーンまで、沢山の女の子たちが、それぞれ学校が終わった後の放課後、山々に囲まれたタウヌス(フランクフルト郊外)の馬小屋に集まり、練習がスタートします。むんむんな女子たちの匂い・・・。(男の子もたまにいるのですが、ボールティングは9割方女子に人気の、フランス発祥の競技です)
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人間の子供たちが準備体操をしている間に、今日練習を一緒にする馬も、調教師が準備、ウォームアップします。
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大分、ポーズや動きが安定してきました。
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同じ時間帯に、お兄ちゃん(9から10歳のチーム)は、今日はフランクフルトFFC女子チーム(13~16歳)と練習試合。
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後半に2点を先行され、終了数分前ギリギリに2点を取り戻し、同点。息子のチームメートは、試合前は、

「あ、オンナ(Maedchen)でしょ、ラクショーよ。」

と高をくくっていたらしいのですが、既に男勝りなパワフルな妹を2人持つうちの息子だけは、

「油断したら、まずいよ・・・」

とチームの子たちに釘をさしていたそうです。

案の定、ぎりぎりで追いつくことは出来ても、息子のチームのトレーナーは、結果とボーイズたちのプレーに不満足。「女の子だからって、なめちゃーいけない・・・」

女子、強いですね・・・。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-23 17:33 | 子育て・Erziehung

アイントラハト・タレントトレーニング

炎天下の日々が続いているドイツです。連日30度後半台が続き、暑さに慣れていないドイツ人、日本人も含め、長くドイツ在住の人は、夏ばてでへろへろになっている人が増えています。なんでも、サハラ砂漠からの熱風が影響・・・という噂で、砂まで飛んでくるとか、40度までいくとかも言われているのですが・・・・・世界は自然界も、金融界も、経済界も、かなり境界線に来ていますね。

サッカー少年の息子は、ほぼ毎日元気にサッカー。昨日から、フランクフルトアイントラハトのタレントトレーニングと呼ばれる、集中トレーニングも始まりました。夏休み中は、ドイツのブンデスリーガの様々なチームが、サッカー少年・少女向けの夏季コース(約1週間、誰でも参加可能)を提供するのですが、息子は去年に続き、今年もアイントラハトと、FSCの両方のコースに参加。そしてなんと、夏休みが終わった後に、アイントラハトの方からメールが届き、夏季集中コースで将来性や可能性を示した子供たち向けの、タレント(選抜)トレーニングへの招待状を手にしたのでした♪

蒸し蒸しの天気の中、娘たちも一緒に、第一回のトレーニングを私も見学してきました。
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練習の内容や構成は、基本的には普通のトレーニングや夏季コース内容とそこまで変らない感じがしますが・・・。まあ、何事も基本は基本。たまに、横のフィールドで本当のアイントラハトのチーム(大人たち)のトレーニング風景を見ることも出来るのですが、やっぱり基本をおさえている感じがします。フランクフルトに移籍した乾選手も見つけてしまいました!息子は、日本語で話しかけ(!)、日本語バージョンのサインをユニフォームに貰ったと、上機嫌でした♪
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娘たちは、かたつむりの殻でお花のアートを作ったり・・・
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猫じゃらし(?)をみつけて、遊んだり・・・
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ジュニアチームが腕立てに励んでいる横、スタジアムの下を、猛スピードでローラーブレードで走ったり・・・
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試合中の兄のコート前の芝で寝転んだり・・・
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依然と、ワイルドな自然派です・・・。

暑いなあ・・・・・そろそろ帰りたい、と思って時計を見ると、あっという間に終了時刻。前から歩いてくるのは、泣きべそ顔の息子。
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なにか、チームメイトやコーチに言われてしまったのかなあと思い、聞くと、

「上手くプレーできなかった」

と、悔し涙。

誰に指摘されたわけでもない、自分で自分のパフォーマンス、結果に満足できないという自発的な涙を流すまで、もう成長したかあ・・・と、母親として感動(親ばかだけど)。自分のライバルは、自分だけ、という克己心を身につけたオトコに成長して欲しいなあと思っていたけど、もうそういう年に差し掛かってきたか・・・。

時間の流れの速さと子供の成長ぶりに、喜びと一縷の寂しさを覚えたのでした。

こちら↓、山々に囲まれたオーストリアでこの夏行われた合宿の風景。
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湖や山々に囲まれたオーストリアの風景は、同じドイツ語圏ですが、ドイツでなく、どちらかというと日本の風景に近いような、落ち着く環境と風景でした。子供たちも、牛に囲まれ、美味しい空気を吸いながら、楽しい合宿でした。
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# by mikiogatawestberg | 2012-08-22 21:25 | 子育て・Erziehung