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“お菓子”と“朝食”の境界線 ~シリアル~

最近、子供向けのオーガニックシリアルの種類がぐんと増えてきています。

以前は子供向けといっても、パッケージも特に大人用と変わらなかったり、可愛くないキャラクターの絵がちょこんと描かれているだけという感じだったのですが、ここ一年くらいに、ぐんと進化しました。

先日もグミキャンディーの話をしましたが、やはりドイツの多くの子供たちが朝食に頂く“シリアル”についても、ネスレ、ケロッグなどを始めとした、いわゆる従来的なメーカーのものは、異常に砂糖の量が多かったり、遺伝子組み換え(?!)のコーンが使われている可能性が高い?などが、メディアで特集されたり、段々と明るみになってきていたのです。

・・・ですが、このようなグローバル企業は、マーケティングが非常に上手。パッケージも子供の興味を惹き付けるし、いつもタイムリーで魅力的なおまけが付いていたりと、流通ネットワークも強いので、どこのスーパーでも見かけるし、ついついやはり買ってしまうんですね~・・・。

うちの子たちも、これらの製品のおまけの持つ、抗いがたい魅力には惹き付けられ続けていますが、味については、オーガニックシリアルの本当の美味しさを確実に知ってきているので、息子なんかは、従来シリアルを、

「ママー。これ、甘すぎる!」

とか、パッケージの材料記載欄の数字を読み上げて、

「ママー。〇〇グラムもお砂糖入ってるよ、これやばい。」

と、大人の真似をしたりもします。・・・食べ物の安全性、健康、オーガニックに関しては、口うるさく神経質な、母親の影響ですね・・・。う~ん、いいのか、悪いのか・・・。

とにかく、彼らが今一番お気に入りのシリアルは、これ↓です。
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「denree」ブランドの、Schokokissen(ドイツ語でショコキッセン。日本語で、チョコ・クッションという意味)です。そう、中にたっぷりと、スイス産オーガニックチョコレートが入っているのです。シリアルに入っているチョコレートというのは、往々にして、乾燥していてパリパリで薄いというのが特徴ですが、このチョコクッションの中のチョコレートは、たっぷり入っていて、柔らかくとろけやすく、本当に美味。・・・私もよく朝食に頂きます。ただ、一言言えば、チョコレートの含有量と、全体に占める割合が多く、何だか、シリアルなのか、お菓子なのかが不明・・・なのです。お菓子みたいだから、お菓子大好きな子供たちが、虜になるのも当然かなあと・・・。

ところで一体、シリアルとお菓子の境界線っていうのは、どこにあるのでしょうか・・・ね。まあ、ハイクオリティーオーガニックのものだし、楽しく食べているので、良しとしましょう。

昨日は、毎朝のバリエーション&気分転換のため、新発売の、「クランチーキッズ With イチゴワニ」というシリアルを買ってみました。
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パッケージのピンクのワニさんは、実際には、こんな感じ↓でした。・・・が、子供たちは喜んでいました。
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私の最近のお気に入りは、「ヨーグルトレモンクランチー」です。
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by mikiogatawestberg | 2009-10-27 20:47 | オーガニック・Organic・Bio
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