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次女の小学校入学式~ヘッセン州は新学期がスタート~

ドイツは、フランス→パリ、イギリス→ロンドン、日本→東京・・・のような一極集中でなく、州文化の強い国という事実は(・・・そう考えてみると、文化や社会、人間性は全然違いますが、”州文化”に於いては、意外にもアメリカに近いのかも?!)、特に、教育(学校)面や夏休みでとても顕著にみることが出来ます。

フランクフルトのあるヘッセン州は、先日8日月曜日から、新学期(新学年)がスタートしました。今日、私の仕事の取引先の担当者と、たまたまその話になったのですが、彼女の住むドイツの州は、新学期は9月からスタート(日本の小学校と似ていますね。ちなみにドイツにある日本国際学校の夏休みは、日本の夏休み暦で動いています。なので、例えば、フランクフルトの日本人学校は、8月一杯夏休みです)ということで、「あとまだ、一ヶ月あるの~!」と、通常の仕事リズムと小学生の娘との夏休みリズムの両立が、とても大変そうでした。ただでさえ長いドイツの夏休み6週間。州毎に時期がずれる現実を考慮すると、6月終わりから9月まで、ゆるやか夏休みモードがずっと続いている状態で、、、、これは、仕事をする人、特に国際的な仕事をする人にとっては、毎年頭を悩ませる問題なのです。

我が家の子供たちも、皆一学年ずつ学年が上がり、なんと、一番末っ子の娘が、小学校お入学となってしまいました!・・・もちろん嬉しいのですが、これで全員小学生になってしまい、もう幼稚園児がいなくなってしまったかと思うと、やっぱり少し寂しくて、月日の流れの早さを、今回はかなり身に染みて感じています。

ドイツの小学校入学といえば、恒例のコレ↓。
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「Schultuete」・・・(入学おめでとう、という意味の、小さな玩具や文房具、お菓子の入った三角コーンのお楽しみ袋のようなもの)を抱えて、待ちに待った入学で、満足そうな次女。モンテッソーリ学校は、建物が一つで下の階に幼稚園、上の階が小学校になっているので、「今日からいつも、階段上って上に行くんだよね!」と、嬉しそうでした。「お勉強」がはじまる初めての雰囲気に、緊張したり、不安がる子もいましたが、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいる末っ子の彼女は、「やっと私の番ね」・・・と、余裕な感じでした。私は長女なので、こういう場面をみると、何番目に生まれるか・・・というのは、キャラクターを大きく形作る要素だよなあ・・・と思います。

一つ上のクラス、2つ上のクラス(長女)からの、出し物。
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この後、これらのクラスのaelteres Kind(大きい子供)から、kleines Kind(小さな子供、ピカピカの一年生)に、折り紙や画用紙でつくった簡単なプレゼントが渡されます。渡してくれたaelteres Kindが、いわゆる先輩+メンター+ピア(これからの小学生生活で、クラスなどで、モンテッソーリの教材の使い方が分からない時や、学校のことを聞いたりする)になります。

Schultueteは、またまた懲りずに、ぎりぎりになっての調達でしたが(上の二人の時と同様)、なんとか間に合って、娘が大好きなアリエルのものをゲットすることが出来ました!家庭によっては、時間をかけて、最初から手作りするところもあるのです。そこまで思い入れのあるもの。手作りで、丹精込めて丁寧につくられたオンリーワンのSchultueteは、やっぱり目立って、スターです。今年も、ビーズをたくさん使って少しエキゾチックに、民族衣装風に仕上げたSchultueteがとっても目立っていました。お母様は、ドイツ生まれのトルコ人です。

・・・次は、ジャパネスクで、、、とインスピレーションを得たものの、もう下に子供がいないことに、今気付きました・・・。

日本はまだまだ猛暑+子供たちは、夏休み真っ最中ですね。

皆さん、夏ばてにお気をつけて、引き続き良い夏をお過ごし下さい♪
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by mikiogatawestberg | 2011-08-09 22:24 | モンテッソーリ・Montessori
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