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サッカーボールの秘密

夜寝かしつける時に、息子が、

「ママー、サッカーって、いくつ面があるか知ってる?」

と聞くので、息子より早く寝入りそうな眠気眼な私は、

「えっ?サッカーフィールドは、一面で、4つ角があるでしょう、簡単でしょうが!」

と、疲れているのと、息子の算数レベルを見くびって(?!)いるのとで、答えたのですが・・・

「違うよ、サッカーボールのこと!」

と言って、また折角消した電気をつけて、今日、学校の課外授業として参加したキンダーウニ(Kinderuni:フランクフルトのゲーテ大学開催の子供向け講義)の参加証書と、サッカーボールの見取り図を得意げに見せてくれました。
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へーっ!なるほど、こんな風になってるのね~。もともと算数好きで、今もちろんサッカーにはまりまくっている息子にとっては(息子だけでなく、多くのドイツ人の男の子達もそうだと思いますが)、身近なテーマで、算数を学ぶというのは、とてもよいなあと思いました。講師は、小学校教諭でなくて、大学の数学者・教授・・・というところももちろんポイントです。

これだけ知識社会になって、誰でもやる気になれば、どんな情報でも自分だけの力で手に入れることが可能になった今、教育やビジネスでは、

「難しいこと、専門的なことを、どれだけ、簡単に、興味深く教えることが出来るか?伝えることが出来るか?」

ということが、更に大事になってきていると思います。・・・・・というか、その部分でしか、もう競争力を磨けない・・・というレベルにきているのかなと感じます。

子供たちも一流の先生、教授から講義を受けることが出来、向上心のある教授であれば、子供たちの視点や姿勢から学ぶことが多いことでしょう。こういう生産的なWinWinイベントや教育、交流方法が、もっと社会に増えて欲しいなあと思います。
by mikiogatawestberg | 2011-09-15 20:34 | 教育・Edu・Erziehung
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