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パンにつけるゼリー

ドイツでは、苺、ラズベリー、ブルーベリーなど、ベリー系が多く森に生息していて、また、旬のものとして、マーケットなどにも、品質もよくリーズナブルで新鮮なものが並ぶことから、まとめ買いをして、家でジャムなどを手作りして、それぞれ家庭の保存食としてキープしたり、それでも余った分は、親しい友人や知人などにプレゼントすることがとても多いです。

また、パンにつける用としては、いわゆる「ジャム」・・・だけでなく、色々なバリエーションがあるのも特徴です。

例えば、これら↓の「フルーツゼリー」も、ジャムの食感?!に少し飽きた時などに活躍する、朝食時のテープルで、パンにつける用のゼリー。
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ジャム向きのフルーツ、ゼリー向きのフルーツがそれぞれありますが、このゼリーは、向かって左がQuitte(クイッテ)、右が、Apfel(アップフェル)。Quitteは、英語でQuince【キンス】と呼ばれる果物ですが、面白いことにこのQuitteは、ドイツでは、果物やジャムとして食されることはまずなく、必ずゼリー系のものに変身するのです。ちなみに、他には、オーガニックコスメのドクターハウシュカでも、普通肌用のキンスクリームという、Quitteを有効成分として使った人気のフェイスクリームがあります。

果肉が使用向きなフルーツがジャム、果肉がどちらかというと使用不向きなフルーツがゼリー、と考えるとなんとなく納得かも・・?!です。

我が家では、キンスやリンゴの味と、ゼリーの食感が好きな私と息子に人気のパン用ゼリーたちです。(左がキンス、右がリンゴ)
パンにつけるゼリー_c0156907_04218.jpg

by mikiogatawestberg | 2011-11-19 23:14 | ドイツ的価値観・German Value
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