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蒸気ミニ機関車~クリスマスマーケット~

週末日曜日は、私の誕生日+第2アドベントでした!

朝から、暗くて、寒くて、じめじめして、おまけにしとしと雨が降っていた、さみし~い日だったのですが(毎年、誕生日近くはこんな天気なので、ああ、今年もね・・・という感じ)、何もしないのも悔しいので、子供たちを連れて、今年最初のクリスマスマーケットに行ってきました!メリーゴーランドなら、断然フランクフルトレーマー広場のクリスマスマーケットですが、今日は人ごみで疲れるのは避けたいなあというモードだったので、少し足を伸ばして、バードホンブルグのクリスマスマーケット(お城内)に行ってきました!

まずは、入り口で、キンダープンチで身体を温めてから、スタート♪
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入り口から、中々雰囲気がある感じです。混んでいないのが、やっぱり、心地いい・・・。
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お城の中も、小さくぐるりと一周回れる感じの小ぶりのクリスマスマーケットで、規模も十分、私も、子供も、満足。

今回の大ヒットはコレ↓!
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子供たち用の、本物の蒸気ミニ機関車です。運転手のおじさんが、じょうろで水を注ぎ、炭を燃やして、本当に機関車が走ります。3~5歳くらいの小さい子供たちが乗客の殆どでしたが、乗り物に目がない、ちょっと大きなうちの娘たち(7歳、6歳)は、もちろんトライ。9歳の息子は流石に今回は「見学にする」と言っていました。・・・乗ればいいのに、と私は思いましたが・・・。

チケットを持って、上機嫌♪
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出発進行。
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シュッポシュッポと、ぐるりと2周します。中々雰囲気出ています。
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蒸気機関車って、冬の天気と相性が良いですよね~。映画の一場面みたい。運転手のおじさんは、もくもくの煙だらけで、燃えちゃってるみたい(?!)でちょっと心配しましたが、無事到着。
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娘たちも、最後はちょっとゲホゲホでした。
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そんなこんなしているうちに、あっという間に陽は沈み・・・

娘たちは、2人とも「今日は何か、クリスマスマーケットで買いたい!」と、貯金箱から自分のお金を持ってきたので(長女が10ユーロ【5ユーロ札2枚】、次女は7ユーロ【5ユーロ札1枚と、数十セント硬貨】を持参していたみたいです)、何にするか、色々なお店を見て迷っていましたが、最後に足を止めたのは、手作りのキャンドルランプ(陶器)のお店。どうやら、お店のお兄さんは、ドイツ人ではなく、東欧のどこかの国の雰囲気がしました。
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どのランプにするか迷った挙句、まず長女が色を塗っていないナチュラルタイプのキャンドルランプ(7ユーロ)を購入することを決断。

「ママー、これ、安いよね~?!」・・・と聞かれましたが、「う~ん・・・」私は、回答にちょっと詰まり気味。・・・確かにキャンドルランプで7ユーロは、安い方だと思うけど、よく見ると、つくりが荒いし、なんだか工作レベルの粋を出ていないような・・・。でも、折角貯金箱からの自分のお金だし、お買い物の勉強にもなるよねっと思い、敢えて、「いいんじゃない!」と、後押し。長女は続けて、「コレ下さい!」と、お兄ちゃんに5ユーロ札2枚を差し出した後、おつりの3ユーロを受け取りました。

長女が買ったなら、次女は自分は買わないなんてことは有り得ず、「私も買う~!」と、本当にそんなに欲しいのかも「?」ですが、どのキャンドルランプにするか早速物色をスタート。しばらく眺めた後、彼女の気に入ったのは、長女が買ったものと似たかたち(殆ど同じデザイン)のキャンドルランプで、こちらは赤く塗料で色付けされているためか(?)、長女の買ったバージョンより2ユーロ高い、9ユーロ。

長女がすかさずそれに気付き、

「ねー。それ同じデザインなのに、2ユーロも高いよ。9ユーロもするよ。」

と言いましたが、もちろん、次女は

「絶対、コレがいい」

と、買う気満々。

でも問題が1つ。次女の自分の貯金箱からの持参金は、5ユーロ札1枚+数十セント分の硬貨。9ユーロに、足りません!どう解決するだろうなあと見ていると、長女が、自分がおつりで貰った3ユーロを提供することを即、提案。気前の良い、妹想いの良い子だなあ~と、私は黙って隣にイノセントに感心していると、

「但し、9ユーロで買った赤い色付きキャンドルランプと、私の買った7ユーロのキャンドルランプを、家でプレゼントし合おう!」

というのが、ディールの条件・・・ということ。うわあ、すごいビジネスセンスだわっと、長女の咄嗟の判断の賢さに思わず脱帽。

とにかく、その場で、赤い色付きキャンドルランプを手に入れたい単純な次女は、あとでの交換条件はそれほど気にならない様子で、長女のその申し出を快諾!次女は3ユーロ受け取りましたが、あと、数セント足りません!・・・そこは、「私が協力するわよ♪」と、私が1ユーロ硬貨を募金(返さなくていいよ!)。

無事、9ユーロが集まり、赤い色つきキャンドルランプが買えたのでした!
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家に帰ると、次女は、「やっぱり、赤い色付きキャンドルランプは渡したくない。私が買ったんだもん!」・・・なんていいだすかなあ~とも思ったのですが、そんなことはなく、2人とも笑顔で、お互いに買った、キャンドルランプのプレゼント交換を楽しんでいました♪

自分のお金で、プレゼントをお互いに贈り合う・・・この快感と楽しさは、子供にとっても、所有欲を上回るものがあるのかもしれません。

ちなみに日曜以降、この中東風・てづくりキャンドルランプは、毎朝朝食時に、ダイニングテーブルに置かれ、点灯されています。

メリーゴーランドも、ミニミニでしたが、息子は、こちらは「見学」に耐え切れず、小さなバイクに乗車。普通に楽しそうでした♪
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by mikiogatawestberg | 2011-12-05 21:45 | ドイツ的価値観・German Value
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