インドネシア発オーガニック米~SRI農法~

最近ずっとご無沙汰になっていました、オーガニック話題です。長く時間は空いてしまいましたが、オーガニックへの情熱は、もちろん、冷めるどころか、ますます熱くなるばかりです(本当に暑いのに、すみません・・・苦笑)。そして、今日は暑いインドネシアオーガニックがトピックです。

「Temple Rice(寺院の米)」と、ネーミングもパッケージもキュートで目を引き、思わず即買いしてしまった、インドネシア発のプロダクト。ホームページはこちら→「Bloom Agro」
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オーガニック+フェアトレード(EU、USAなどの国際オーガニック機関、フェアトレード機関などから認証)の、アロマで、栄養たっぷりのお米です。
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そして、何が特別かというと、このお米が生産されているメソッドです。
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SRI(System of Rice Intensificationの略称)製法といって、インドネシアで生み出された、サステイナブルなオーガニック農法。ヨーロッパで開発されたオーガニック農法などを単純に当て嵌めただけでなく、きちんとインドネシアの地形や気候に合わせた“ローカライぜーション”をしているところが、素晴らしい点です。これが可能なのは、このオーガニック+フェアトレードプロジェクトを担っているのが、インドネシアの2300件以上の小規模農家の集まりであるSUNRIAという協同体であることです。きちんとしたノウハウ、バックグラウンド、土地や植物、動物、人間に対する正しい理解と経験がある人間が、知恵を絞って開発しているところに、ブレークスルーの秘密があります。SRI農法の一例を挙げると、まず、苗と、隣の苗との距離を大きく開けています。これによって、根が力強く広くのばしていくことを促進します。また、水田には余分な水を入れないことで、地表・地中の微生物を生き延びさせ、それらが生産するオーガニック肥料によって、植物はますます栄養分に富むことになります。結果として、温暖化現象に影響があるというメタン排出量を抑え、水消費量も節約、肝心のお米、植物は、豊富な栄養素を含有・・・・ウィンウィンに持っていけるというわけです。この共同体のSUNRIAについては、スイスのオーガニック認証機関のIMOが認証しています。

プロジェクトのビジョン・目的は、フェアトレード&オーガニックによって、インドネシアの小規模農家、人々の生活を守り、レベルを上げていくこと。もちろん、安全で、フェア&オーガニックで、栄養分豊かな美味しいお米を手にし、味わうことの出来る、私たち世界中の消費者たちもハッピー、生活を守り、レベルを上げていくことができます。

こういうプロジェクトが世界各地でしっかり根付き、成長していくと、世界が潤っていくのだと思います。
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by mikiogatawestberg | 2012-08-28 19:48 | オーガニック・Organic・Bio
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