発表会“日本人の食事”

息子が通っている継承語教室の学習発表会に行ってきました。

発表会のテーマは「日本人の食事」。
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各自生徒が一人ひとり、その中で割り当てられた小テーマを担当、皆の前で発表します。発表会の準備については「授業中が主、家で練習する際は、親が見たり、手伝ったりしない」という、自主性を重んじる継承語学習コンセプトらしいルールの下、当日発表会を鑑賞する親としても、とても新鮮で、ドキドキでした♪
息子は、3番目の「簡単メニューの紹介」を担当。
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どの子の発表も素晴らしかったです。自分でグーグルなどで情報を取り、調査・要約し、日本語でまとめ上げて小道具をつくり、日本語でプレゼンテーション。日本語の読み書き聴き能力はもちろん、編集スキルやプレゼンテーションスキルなど、ものすごい総合能力が求められます。生徒達は、あどけなさが残る少年たちですが、まるでビジネスパーソン?!のようなオーラが出ていました(笑)♪内容的にも、見学の大人たちから「えーっ、そうなんだー!」とため息や声が漏れるほど、今まで知らなかったような、面白い情報ばかり。灯台下暗しで、あまりににも日常生活と近くて、見逃していたり、知らなかったり、当たり前だと信じ込んでいたり、、、そういうことって意外と沢山あるのですね・・・。

例えば、お茶碗+おかずの並べ方。発表はクイズ形式で、見学者の女の子が前に出て、正しい並べ方を考えます。
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お母さんが日本人ではない(いえ、だからこそ?!かもしれません)、ミックスの彼女ですが、ほぼ100%正しい配置に置くことができました!素晴らしい~!!!
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お箸の使い方のタブーについて。
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私は「なみだばし」のことを知らず、また「わたしばし」は、日常生活でいつもやっておりました・・・恥・・・。「“わたしばし”は、箸置きを使わないと、ついやっちゃうわよね~」と、開き直る日本人(!)女性たち。いやいや、一生をかけて学びの必要ありです、本気で反省。
サンプル模型を使って、「やってはいけないお箸の使い方」を見せてもくれました。
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自然な笑いが沸き起こる、楽しい雰囲気の発表会。暗記教育のような、味気なく、すぐ忘却の彼方に行ってしまうような学び方とは正に対照的。楽しく、あははーっと、先生、生徒、仲間、家族と一緒に、笑いながら楽しく良い雰囲気で学んでいくのが、確実に忘れずに思い出に残り、血になり、肉となる学習方法だと、継承語教育の持つ素晴らしさと可能性を再確信した発表会でもありました。これからもクラスの発展、子供たちの総合的な成長がとても楽しみです。
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by mikiogatawestberg | 2012-12-18 23:54 | 継承語・HeritageLanguage
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