子供の心を摑む、ヨーロッパのエコ教育

幼稚園のお迎え後、子供たちを連れてオーガニックスーパーに行くと、インフォメーションボード近くのパンフレットコーナーに、5歳の息子がすかさず、ブックレット状の無料ぬりえを発見!早速家に持ち帰り、ページを開いてみると・・・

ドイツの田園風景には欠かせない、風力発電用の風車。
c0156907_56587.jpg

葉がひらひら舞う秋、木の根元で眠りにつく、ハリネズミ(写真左)。草木も再び緑に茂る春、スッキリ目覚めて地を這う同ハリネズミと、元気に木をつつくキツツキ。
c0156907_5162919.jpg

・・・とにかく、驚くほどエコな内容のぬりえでビックリ。発行元は、オーガニックの最高峰デメター認証の食品を製造、エコツーリズムや、Sozialtherapie(ソーシャルセラピー/青少年更正・リハビリプログラム)などを幅広く手がける、ドイツのBauckhofという会社でした。
この日は夕食までの時間、静かに集中してぬりえをしてくれて、母親の私も大助かりでした。・・・それにしても、ドイツの子供は、こうやって小さな頃から自然に、身の回りの環境を身近に感じていくのね~と、息子が色鉛筆で丁寧に塗った風車を見て、つくづく思いました。

・・・そういえば、先週日曜日に行ったフランクフルトの動物園でも、入場の門のところで、子供たちがやはり無料のプレゼントを貰ったのを思い出しました。

「Die Blaue Insel(青い島)」という名の「海と子供(つまり環境)」をテーマにしたお話で、全カラーで20ページにわたる、しっかりとしたつくりのブックレットです。
c0156907_542761.jpg

発行元は、なんとベルギー・ブリュッセルのEU(欧州委員会・環境部門)で、EU加盟諸国全部の言葉に訳され、それぞれの国の子供たちに配られているとのこと。私たちが訪ねた市の動物園などが、典型的なブックレットの置き場になっているわけです。
c0156907_5424326.jpg

内容は結構難しくて、幼稚園の息子には(私にとっても、ドイツ語のボキャブラリーが結構難しい!!)まだちょっと早いかな~という感じですが、息子は、文字はまだしっかり読めないものの、部屋で1ページずつめくりながら、じっくり絵を見ていました。

子供向けに書かれた環境についてのお話を、無料で子供たちに配る・・・というだけでも、もちろんすごいな~と思いますが、こうやってEU加盟の国々で、それぞれの国の言葉で、同じ内容のお話を読んで子供たちが育っていっているということに、EU全体の将来に明るいものを感じます。EUは、リターンまで時間がかかっても、流石!1番大事で確実な「教育」に、きちんと投資してますね~。
[PR]
by mikiogatawestberg | 2008-03-13 05:47 | エコ・Eco・Oeko
<< パフォーマンスデー! イギリス・行方不明の子供調査に... >>